iPhoneの通知をすべてオフにすると,毎日の利用時間はどれくらい少なくなるのか!?

Volume Down Icon On A Wooden Block On A Table
Photo : iStock by Getty Images


Netflixの『監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影』というドキュメンタリー作品を見て,いたく感銘を受ける.先日そんな出来事がありました.この映画の影響で,SNSの悪影響を減らそうみたいなマイブームが訪れています.

Social networking service concept. Streaming video.

Netflix 『監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影』の感想.SNSは我々にどのような影響を与えているのか??

そこで,iPhoneを使ってある実験を行うことに.→ iPhoneの通知をすべてオフにすると,毎日の利用時間はどれくらい少なくなるのか!? という実験.

これまで僕は,様々なアプリの通知をオンにしていました.しかし,この実験中はLINEも電話もすべての通知をオフにします.果たして効果はあるのでしょうか.まずは1〜2週間,iPhoneの通知をすべてオフにして過ごし,どれくらい利用時間に変化あるのかを観察します.

iPhoneの通知をすべてオフにしたときの状況と検証方法

Photo : iStock by Getty Images
Photo : iStock by Getty Images

実験を開始した日は「10月9日(金)」,時間はよく覚えてないけど昼過ぎくらい.

この実験では,iPhoneのスクリーンタイム機能を使うことにしました.iPhoneのスクリーンタイムは,日曜開始で〜土曜までが1サイクル.本来なら日曜スタートが正解.しかし,思い立ったらすぐに始めたい性格なので,中途半端な金曜スタートとなってしまいました.悪しからず.

改めてスマホをチェックしてみると,非常に多くのアプリの通知を設定していることに気づきました.以下が,(実験前)通知をオンにしていたアプリ一覧.なんと,50個ものアプリ通知がオンになっていました.恐ろしい…通知沼.

通知ONだったアプリの一覧

Amazon,オーディブル,Disny +,Dラボ,Dropbox,Evernote,Facebook,FOD,Gmail,Google Map,Google Calendar,Hulu,Instagram,LINE,LINE@,Messenger,NERV防災,Netflix,NewsPicks,note,Nozbe,PayPal,SleepCycle,SleepMeister,SnapBridge,Spotify,STARBUCKSm,Steaks,Twitter,Uber,Uber Eats,Wallet,Watch,WhatsApp,WSJ,YouTube,パラビ,ヘルスケア,メッセージ,メルカリ,モンスト,リマインダー,学び放題,写真,探す,天気,電話,日経電子版

実験に使うツールはスクリーンタイム

今回の実験で利用するのは,iPhoneの『スクリーンタイム』と呼ばれる機能.

スクリーンタイムを使えば,毎日どれくらいの時間iPhoneのディスプレイを見ているか知ることができる.iPhoneのスクリーンタイムを詳しく知りたい人Apple公式サイトをどうぞ.(参照サイト: iPhone、iPad、iPod touch でスクリーンタイムを使う

検証はとりあえず1〜2週間実施することに.ちなみに,通知をすべてオフにする直前1週間の利用時間は1日平均『4時間14分』.結構な時間,毎日スマホばかり見てますねぇ….さて,この数値が通知をすべてオフにすると,どのように変化するのか.楽しみ.



iPhoneの通知をすべてオフにした結果,平均利用時間で7〜17%(/日)の減少が確認された.

Photo : iStock by Getty Images
Photo : iStock by Getty Images

iPhoneの通知をすべてオフにしたのが10月9日,「オフにした週」「その翌週」を,「通知オフする前の週」と比較しました.その結果,以下のような影響が確認された.

iPhoneの通知をすべてオフにした結果確認された変化
  • 平均使用時間/日: 7〜17%減少(1日平均で17〜41分減少)
  • 持ち上げ回数/日: 特に変化なし
  • 通知回数/日: 20〜40回減少
期間9月13日〜20日9月20日〜27日9月27日〜10月4日10月4日〜10月11日10月11日〜10月18日
平均時間
(先週との差)
3時間44分
(138%)
4時間15分
(14%)
4時間14分
(-%)
3時間57分
(-7%)
3時間33分
(-10%)
スクリーンタイムの合計26時間12分※記録忘れ29時間44分27時間41分24時間57分
持ち上げ回数45回
(125%
34回
(-24%)
43回
(25%)
40回
(-6%)
37回
(-7%)
通知回数63回
(189%)
57回
(-14%)
50回
(-7%)
30回
(-41%)
9回
(-69%)

2週間しか続けてないので,確実な成果とは言い難い.しかし,一定の効果があることが分かります

持ち上げ回数にあまり変化がないのは,通知のあるなしに関わらず,1日平均40回程度はスマホをチェックしているということ.通知全部を切っていることもあって,通知回数は大きく減少しています.オフにした後の通知9回は,すべて時計(毎朝のアラーム)です.

iPhoneの通知をオフにすると,僕の場合は週で合計して2時間〜4時間半くらいの時間が捻出できたと考えることができます.所感としては,SNSのチェック・ネットニュースの閲覧・動画の視聴時間などが減り,本を読んだりブログを書いたりする時間が増えたと感じています.

個人的にはよい習慣になりそうだと感じているので,今後も通知オフ生活を続けるつもり.

平均利用時間の変化
  • オフにする前: 平均4時間14分
  • オフにした週: 平均3時間57分
  • オフにした後: 平均3時間33分
持ち上げ回数の変化
  • オフにする前: 43回
  • オフにした週: 40回
  • オフにした後: 37回
通知回数の変化
  • オフにする前: 50回
  • オフにした週: 30回
  • オフにした後: 9回

編集後記

この記事を書いてからも,継続してiPhoneの通知オフ生活は続けることができている.しかし,記事を書いた後に通知をオンに戻したアプリが2つあります.

「LINE」と「電話」.

この2つは,連絡手段ということもあり通知がないと相手に迷惑をかけることがある.なので,結果この2つは通知が表示されるよう戻しました.

〈了〉

SourceNotes


シェアありがとうございます!!