オリジナルが持つ価値は普遍的で,それに大金をつぎ込んでも良いと考える人は,少なくとも紀元前4世紀くらいから存在していた./『美術の物語』エルンスト H ゴンブリッジ著 #読書備忘録
オリジナルが持つ価値は普遍的で,それに大金をつぎ込んでも良いと考える人は,少なくとも紀元前4世紀くらいから存在していた./『美術の物語』エルンスト H ゴンブリッジ著
オリジナルが持つ価値は普遍的で,それに大金をつぎ込んでも良いと考える人は,少なくとも紀元前4世紀くらいから存在していた./『美術の物語』エルンスト H ゴンブリッジ著
約一ヶ月ぶりの投稿.
熊本市現代美術館で開催中の,和田誠展へ行ってきた.期間は2022年4月23日(土)から6月19日(日)まで.ゴールデンウィーク中も休館日(=火曜日)を除き開催されている.
「形見(かたみ)」を聞くと,時計,万年筆,カメラなどを連想するのが一般的だろう.しかし,自分にとっての形見は,実家の書架に遺されている古びた本たちである.
何かしらのアイデアが必要なときは「フォント」「看板」「赤いモノ」のようにそのテーマでしばってから,スナップ写真を撮る.こうして撮った中から気に入った写真をLightroomで現像していくと,新しい考えに行き着くことが時折ある.『ひらめきスイッチ大全』を書いた著者は,こういうことを伝えたかったのだろうと本を読んでいて感じた.
『明るい部屋』の背表紙に書かれている文章で(僕の手元にあるのは,かなり古い版なので,現在の版には入ってないと思う),『チベット道の実践』から引用されている一文.本を手に取るたびに目にする短い文章だけれど,物事をどう捉えるべきか,時々の心境に応じて考えるきっかけを与えてくれる.
マーク ザッカーバーグは,InstagramにNFTを入れようと考えているらしい.個人的に,NFT×デジタル写真には可能性を感じているので「非常に楽しみだなぁ」と,このニュースをポジティブに捉えている.
多忙なせいか,はたまた撮ることを制限されているせいか.22年に入ってブログの更新ペースが落ちている.1月は6投稿,2月は3投稿,そして3月は折り返しという時点で1投稿しかできていない.このままではいけないと考え,撮ることと書くことのリハビリからはじめようと思いこの投稿を書いている.
撮った写真を少し時間をおいて遡りながら,毎月どんなものを撮影したかを客観的に振り返ってみる.以前「自分が撮った写真を客観視すると,見えてくるものがあるよ」と教えてもらったので,撮った写真を定期的に振り返りつつ,嗜好や興味の変化を客観視してみよう.そんなことを月が変わるたびに考えてる.
多木 浩二(たき こうじ 1928-2011年)は,美術,写真,建築といった分野の評論家で,芸術史,美術史の専門家でもある.『眼の隠喩』や『ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読』などの著書も複数出版されている.今回紹介する『写真論集成』は,多木浩二の著書のうちの一冊でタイトルのとおり著者の30年にわたる写真論を集成した本である.
写真は必ずしも「何が写っているか」が大切ではない.むしろ魅力的な被写体は,身近なところに溢れかえっているとすら感じることがある.
写真が好きなので「カメラの歴史」「写真術の成り立ち」などの情報を,適宜加筆しながらまとめている.まずはざっくりした年代で区切って,備忘録的な感じで文字にしておこうと思う.ここでは,ニセフォール ニエプスがカメラオブスクラを使った映像を固定する実験に着手した1816年から,年代区切りの便宜上1849年までの情報を記録している.
『不完全なレンズで 回想と肖像』というロベール ドアノーの本を読んでから,彼の作品をもっと見たくなったので『芸術家たちの肖像 ロベール ドアノー写真集』を購入した.6,600円する写真集だが,収録されている写真は180点以上と多く,プリントも綺麗で解説も充実している.
『不完全なレンズで 回想と肖像』は,ロベール ドアノーのエッセイ集.基本的には彼の書いた文章がメインで,パリを愛した写真家ドアノーのエッセイが31話収められている.ぼくはドアノーの写真集は持っていないが,タイトルと装丁につられて先にこっちを購入した.
『装丁物語』は「紙の本派」の人にぜひ読んでほしい.星 新一から村上 春樹まで,多くの名著の装丁を手がけた和田 誠が書いた本なので,きっと心の琴線に触れるフレーズに出会えると思う.
FIFA22きっかけで,DAZNに入会しプレミアリーグの試合を中心にサッカーを楽しんでいる.現状感じるDAZNアプリの不満点と,FIFA22からプレイした人の所感を紹介.
アンリ・カルティエ=ブレッソンのインタビューや会話を書籍化した『見ることからすべてがはじまる』を購入した.クレマン シュルー/ジェリー ショーンズ編,久保 宏樹訳で,出版社は読書人.大好きな写真家ということもあるが,ブレッソンの語る言葉は心に残るものが多い.良書だと思った.
撮った写真を少し時間をおいて遡りながら,今月どんなものを撮影したかを客観的に振り返ってみる企画.以前「自分が撮った写真を客観視すると,見えてくるものがあるよ」と教えてもらったことがあるので,定期的に撮った写真を振り返りつつ志向や興味の変化を客観視してみようと考えている.
『銀河帝国の興亡2 怒濤編』が12月に発売されたので,アシモフのファウンデーションシリーズを読み返しつつ,登場人物をまとめている.やはり50年以上も世界中で愛されているSF作品の古典は,今読んでも面白い.そんな中,『ファウンデーション/銀河帝国の興亡1』の中からある一文が目にとまった.
映画館で観ようと思っていたが,タイミングが合わずにみれなかった『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』がNetflixで配信されていることを知った.公式Twitterをフォローしていてよかった.教えてくれてありがとう.