Macでカーソル移動するときは,矢印キーではなくショートカットキーを使ったほうが効率よく作業ができる.慣れるまで2週間くらい練習が必要.

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Macでは,ショートカットキーでだけでカーソル移動が可能.慣れてしまえば,ショートカットキーで移動したほうがキーボードのホームポジションを崩さないので効率よく作業ができます.

文字を打つとき「移動するのにカーソルやマウスを使っている」という人は,これから紹介するショートカットキーを覚えてください.

大丈夫,2週間も練習すれば慣れます.

Mac,ショートカットキー操作で移動する方法

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Macでは「Control キー」と以下のアルファベットの組み合わせでカーソル移動ができます.

Mac,ショートカットキー操作で移動する方法
  • 「Control + F」→ 1文字前に進む
  • 「Control + B」→ 1文字後ろに戻る
  • 「Control + P」→ 1行上に移動
  • 「Control + N」→ 1行下に移動
  • 「Control + A」→ 行の先頭へ移動
  • 「Control + E」→ 行の最後に移動

このショートカット操作,最初は慣れないなぁと違和感を感じます.しかし,2週間くらい意地でも矢印キーを使わないで作業していると,自然に使いこなせるようになります.

あくまで個人の経験ですが,「JISキーボード→USキーボードへの変更」「エンターキーは絶対に小指で押す」「ホームポジションを30代で習得する」←これらも,毎日パソコンを使っていれば数日〜2週間程度で習慣として身につけることができました.

今からでも遅くはない,ちょっとでも効率よくタイピングを行いたい人は,カーソル移動もショートカットで操作する習慣を身に着けましょう.

ショートカットキーに割り当てられているアルファベットの意味も覚えておくとスムーズに頭に入る

今回紹介したショートカットキーに割り当てられているアルファベットは「F・B・P・N」と「A・E」の6文字.もちろんこれらのアルファベットにもちゃんと意味があります.

アルファベットの意味
  • F → Forward(前へ)
  • B → Backward(後ろへ)
  • P → Previous line(前の行へ)
  • N →Next line(次の行へ)
  • A → Ahead(前方へ,先頭へ)
  • E →End(最後へ,終わりへ)

Macの修飾キー設定を「Control → CapsLock」へ変更しておくと,更に操作が楽になる

最後にちょっとした小技を紹介.

カーソル移動をショートカットキーで行う場合,修飾キーの設定変更で「Control → CapsLock」へ割り当てを変えておくと更に作業がはかどります.しばらく使ってみると気づくのですが,Controlキーは指の死角に入っているのでやや押しづらい位置に配置されています.Controlキーの位置と比較すると,CapsLockの方が遥かに打ちやすい場所にあります.

Macは,システム環境設定から修飾キーの割り当ても簡単に変更が可能.「システム環境設定」→「キーボード」→「修飾キー」から設定をカスタマイズしておくことをおすすめします.

SourceNotes

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