Airdrop(エアードロップ)は、MacやiPhone・iPadなどApple製品で利用できる便利な機能です。
エアードロップを使うと、
- 写真
- ビデオ
- Webサイト
- 位置情報
などの情報を近くAppleデバイス間で共有することができます。
もちろんワイヤレスで簡単に利用することができます。
しかし、ある設定をONにしておかないとエアードロップを使おうとした時、端末が表示されません。
今回は、Macでエアードロップできない時の対処方法について、詳しく書いていきたいと思います。
Macでエアードロップできない時に確認すること
エアードロップの設定は、以下の3種類です。
- 全員とエアードロップができる
- 連絡先に登録している相手とだけエアードロップができる
- エアードロップをOFF(エアードロップできない)
エアードロップで相手が表示されないほとんどの原因は、(受信側のデバイスが)エアードロップをOFFにしていたり、連絡先に登録していない端末とデータを送受信しようとしている場合です。
【確認1】エアードロップの設定を確認する
データを送りたいMacがエアードロップに表示されない場合は、まずMac側の設定を確認しましょう。
Macでのエアードロップは設定は、
- 「Finder」を開く
- 左のタブを「Airdrop」に切り替える(表示されていない場合は、メニューバーから「移動」>「AirDrop」の順に選択)
- 「このMacを検出可能な相手」をクリック
- 「連絡先のみ」または「全員」にチェックマークを入れる
の操作で行うことができます。
設定を変更すると、エアードロップ可能な相手の端末(アイコン)が画面上に表示されます。
あとは送りたい相手のアイコンをクリックしてください。
受信側のデバイスは「受け入れる」をタップ
エアードロップでデータを送信した場合、相手が「受け入れる」を選択する必要もあります。
受信側のデバイスには、エアードロップでデータが送られたことが通知されるので「受け入れる」をタップしてください。
極稀に、エアードロップを使った悪質なイタズラに遭遇することもあるので、知らない端末からエアードロップされた場合は「辞退」を選ぶようにしてください。
【確認2】BluetoothのONと端末の距離を確認する
エアードロップはBluetooth(近距離無線)を使って行うため、端末間の距離が離れると利用できません。
Appleの推奨する距離としては9m以内です。
- 送信側の端末のBluetoothは「ON」になっているか?
- 受信側の端末のBluetoothは「ON」になっているか?
- 端末間の距離は9m以内か?
の確認を行ってください。
また、受信側のiOSデバイスの「インターネット共有」がONになっているとエアードロップできないことがあります。
「設定」>>「モバイル通信」>>「インターネット共有」で進み、設定がOFFになっているか確認してください。
【確認3】端末のモデルと、OSのバージョンを確認する
送受信側のデバイスとOSが、エアードロップに対応している必要があります。
【確認1】【確認2】を実行してもエアードロップができない場合、以下の内容を確認してみてください。
MacとiPhone、iPad、またはiPod touch との間で共有するには、以下のいずれかのデバイスとオペレーティングシステムが必要です。
- OS X Yosemite 以降を搭載した2012年以降発売のMac(Mid 2012 の Mac Pro を除く)
- iOS 7以降を搭載したiPhone、iPad、またはiPod touch
2台のMacコンピュータ間で共有するには、両方のコンピュータが以下のいずれかのモデルであることが必要です。
- Late 2008 以降の MacBook Pro、MacBook Pro (17-inch, Late 2008) は除く
- Late 2010 以降の MacBook Air
- Late 2008 以降の MacBook、ホワイトの MacBook (Late 2008) は除く
- Early 2009 以降の iMac
- Mid 2010 以降の Mac mini
- Early 2009 (AirMac Extreme カード搭載) または Mid 2010 の Mac Pro
- iMac Pro