【iPhone】ホーム画面にスクリーンタイムを表示する方法

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スマホの使用時間を減らしたい.

こんな悩みを抱える,iPhoneユーザーにおすすめ.スクリーンタイムを,常時ホーム画面に表示するテクニックを紹介します.

スマホを所有する人の利用時間は,2時間以上〜3時間未満という人が最も多く,19.2%.その次が3時間以上〜4時間未満で16.6%.およそ4割近くのユーザーは,毎日多くの時間,スマホの画面を見て過ごしていることが分かります.

スマートフォンを所有する15歳から59歳の男女2,578人を対象に、スマートフォン利用時間を聞いたところ、「2時間以上3時間未満」が19.2%と最も多く、次いで「3時間以上4時間未満」が16.6%となった。

引用: 2020年版:スマートフォン利用者実態調査

毎日平均3時間だと,年間で1,000時間を超えます.(1,095時間になる)頭痛がしたり,親指が痛くなったり,腕が上がらなくなったり目が疲れたり.様々な不調を身体が訴え始めます.

グーグルで「スマホ 使いすぎ」と入力すると,↑これらの症状が検索候補として表示されます.スマホを長時間利用していて,心当たりのある人も多いと思います.

「スマホ 使いすぎ」でグーグル検索したときの候補.
「頭痛い」「指が痛い」など不調を連想するキーワードが多く表示される.

iPhoneにはスクリーンタイムと呼ばれる,利用時間を表示したり,制限したりする機能があり,年々できることが増えています

最新のiOS(iPhoneにインストールされているソフトウェアのこと),ではウィジェットと呼ばれるメニューから,iPhoneの使用時間をホーム画面に表示することができるようになりました.

こうしておくことで,毎日どれくらいiPhoneを使っているのか?,どのアプリを利用してるのか?,←をiPhoneを起動するたびに意識するようになります.可視化しておくと,「スマホの使用時間を減らしたい」と考えている人は,自ずと利用を控えるようになります.

スマホの使用時間を減らし,別の新しい習慣を身に着けたいという人は,スクリーンタイムの機能を有効活用することをおすすめします.

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【iPhone】ホーム画面にスクリーンタイムを表示する方法

iPhoneのホーム画面にスクリーンタイムを表示する方法,以下のとおりです.

  1. ホーム画面の空いているスペースを長押し
  2. アイコンが揺れはじめ,画面左上に「+」のアイコンが表示
  3. 「+」のアイコンをタップ
  4. 画面を下にスワイプして,メニューから「スクリーンタイム」を選択
  5. ホーム画面に表示したいウィジェットサイズを選ぶ
  6. 「ウィジェットを追加」をタップ

これでホーム画面にスクリーンタイムのウィジェットが表示されます.

ウィジェットサイズは大(4×4マス)/中(2×4マス)/小(2×2マス)の3つのサイズがあります.サイズによって表示できる情報量が異なるので,好みや用途に合わせてサイズを選択してください.

ホーム画面の空いたスペースを長押し.
その後,左上の「+」をタップ.
メニューの中から「Screen Time」を選択する.

iPhoneのスクリーンタイムは3サイズ

小サイズ(2×2マス)

小サイズは,利用時間だけが表示される.

中サイズ(2×4マス)

中サイズは,利用時間とアプリごとの内訳が分かる.

大サイズ(4×4マス)

大サイズは画面を半分使うので,注意喚起として最適.

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スクリーンタイムは複数表示することができる.

前項で紹介した手順で,スクリーンタイムウィジェットをiPhoneのホーム画面に表示できます.ここで,ちょとした裏技を紹介します.

iPhoneのウィジェットは,同じ項目を複数表示できるという特徴があります.そのため,1ページ目にも2ページ目にもスクリーンタイムウィジェットを表示するということが可能です.

ホーム画面のトップにスクリーンタイムを表示しておき,自分が利用を制限したいアプリアイコン付近にもスクリーンタイムウィジェットを配置しておく.こうすることで,よりスマホの使いすぎを抑止することができます.

SNSを使いすぎる人は,TwitterやFacebookアイコンの近くに.ついついゲームを起動してしまう人は,ゲームアプリの画面に大きなサイズでスクリーンタイムを表示する.このような工夫をしておくと,効果的です.

事例: 現在のホーム画面
事例;ゲームのページ
注意喚起で大きいサイズを配置.

スクリーンタイムアプリで分かること

ホーム画面のスクリーンタイムをタップすると,設定へジェンプします.ここから,様々なデータを確認することが可能です.

スクリーンタイムアプリで分かること
  • 週の利用状況
  • その日の利用状況(24時リセット)
  • 制限をかけているアプリの状況
  • 長く利用しているアプリ
  • iPhoneを起動した回数
  • iPhone起動後に最初に起動したアプリ
  • 通知の表示された回数
  • 通知を表示したアプリとその回数

スクリーンタイムを詳しく見たことがなければ,これらのデータを確認することで自身の利用傾向が分かります.

スクリーンタイムからは,様々なデータを確認できる.

例えば,通知の頻度が極端に多い場合は,優先度の低い通知をオフにすることで利用時間を減らすことができます.また,iPhoneを開いてすぐ,TwitterなどのSNSをダラダラと眺めているなら,そのアプリの利用時間を制限すると効果的です.

スクリーンタイムのデータを活用して,iPhoneを使いすぎない対策を考えるのも楽しいものです.スクリーンタイムでは週毎の利用時間を確認できます.なので,対策前と対策後で,使っている時間を比較して効果測定もできます.

まとめ

スマホの使用時間を減らしたい.←こんな悩みを抱える人のための,スクリーンタイムの活用方法を紹介しました.

スマートフォンは便利な道具ですが,使いすぎると,頭痛がしたり,腕や指が痛くなったり,視力が低下するなど身体が不調を訴えるようになります.何事もやりすぎはよくありません.

まずは,自分の平均利用時間を知り,それを30分でも1時間でも減らすように意識してみるとよいでしょう.空いた時間で読書したり,ペットと過ごしたり,趣味に没頭したりすることで,人生が豊かになるかもしれません.

〈了〉

SourceNotes

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