BUSINESS INSIDER(ビジネスインサイダー)に,最近注目しているApple Arcade関連のニュースが投稿されていました.
BUSINESS INSIDER
アップル、MSがまだ「ゲームのネトフリ」になれない理由。ゲームのサブスクは本当に成立するか?
ざっくりとまとめると,以下のようなことが書かれています.
- AppleやMicrosoft,SONYやEAといった企業がサブスクリプションでゲーム提供を始めている
- しかし,ゲーム界のNetflixと呼べるようなサービスは誕生していない
- ゲームの種類(課金のシステム)を「運営型」と「非運営型」に分けて考える
- 運営型は課金で収益を生み,非運営型は購入で収益をあげる
- Apple Arcadeで,非運営型ゲームを提供し定額収入を得るという新しいゲームの収益モデルが生まれてきている
- ストーリーを重視するゲームクリエイターにとって,この収益モデルは新たなビジネスチャンスになるのだろうか
Apple Arcadeでゲームをプレイした感想.「iCloud同期が創り出すゲームの未来」
この記事が,NewsPicksにも取り上げられていたので,以下のようなコメントを書きました.(※NewsPicksは,経済ニュース専門のキュレーションサイト.オリジナル記事も面白いものが多い)
Apple One加入者です.
NewsPicksのコメントより
「FANTASIAN」キッカケで,AppleArcadeで最近遊ぶようになりました.
記事で書かれているとおり,キラーコンテンツと呼ばれるタイトルが増えたおかげで,AppleArcadeの魅力は上がってきています.
「FANTASIAN」「太鼓の達人」(個人的には「Don’t Starve」も遊んでほしい)あたりを目的で加入を検討する人も増えているようです.(Twitterなどで感じる)
600円と価格も抑えめなので,目的のタイトルがあればサクッと加入して遊び終わったら休眠する←のような使い方が現状はベターです.
ただ,Apple Oneというバンドルがお得な構造なので,iCloudやApple Music利用者であれば,アップグレードしてAppleArcadeを体験してみるのもアリです.
僕の場合は,Apple Oneにすることで,かえって月々の支払いを抑えることに成功しました.最後に触れておきたいのが「iCloud同期するゲームの魅力について」です.
iCloudで同期するタイトルは,遊ぶ環境を選ばないので,一度体験するとめちゃくちゃ快適です.
AppleArcadeはコントローラー対応コンテンツも増えているので尚更.
例えば,外ではiPhoneでスキマ時間にプレイし,自宅に帰ってからはMacやAppleTVで腰を据えて遊ぶ(ここでコントローラーが登場),そして寝る前はベットでゴロゴロしつつiPadでゲームする.こんな遊び方ができます.
一度この体験を味わうと,Switchさえも不便に感じるようになります.この体験こそが,AppleArcade成功の鍵だと考えています.
〈了〉
BUSINESS INSIDERでは「ゲームのサブスクが当たり前の時代はまだ先」という結論に至っていましたが,個人的にはApple Arcadeでゲームをするメリットが明確になりつつあります.
- 場所を問わず好きなゲームができる
- 環境に応じてプレイスタイルを変更できる(モバイル or 据え置き)
- iCloud同期により,続きを別のデバイスでプレイできる
NewsPicksのコメントに書いているように,iCloud同期によるシームレスなゲーム体験を経験すると,この快適さから抜け出せなくなります.上手くApple Arcadeにキラーコンテンツが増えれば,このサービスに加入する人も世界中で増えると考えています.
〈了〉