【Apple TV+(アップルティビープラス)】加入して半月使った感想「今後のコンテンツ拡充が楽しみ」

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『Apple TV+(アップル ティービー プラス)』は,日本でも11月1日からサービスがスタート.月額600円の有料サービスですが,2019年9月以降に対象のApple製品を購入していると,1年間無料でサービスを利用することが可能です.

僕の場合,先日購入したiPhone 11 Proが対象の製品だったので1年間の無料期間が適用されました.サービス提供の当日から半月程度利用してみたので,簡単に所感をまとめておきたいと思います.

2019年9月10日以降にiPhone、iPad、Apple TV、Mac、iPod touchをお買い上げいただいたお客様は、Apple TV+を1年間体験いただけます。また、Apple Music 学生プランに登録している学生の皆さまは、Apple TVアプリケーションまたは tv.apple.com を通じてApple TV+を無料でお楽しみいただけます。

引用 : Appleの公式HPより

【Apple TV+(アップルティビー プラス)】加入して半月使ってみた感想

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ちなみに,先に結論を書いておくと

  • 1年の無料期間が利用できる人は加入をおすすめ
  • どうしても見てみたい作品があれば,トライアル利用して月額利用もアリ
  • 目的の作品がなければ,無理に加入の必要は無し(個人的にはNetflixとかの方がおすすめ)

といった感じです.

しかし,現在提供されている作品は面白いと感じるモノも多いので,興味がある人はとりあえず公式サイトで,Apple TV+のコンテンツをチェックしてみるとよいでしょう.

1年の無料期間が利用できる人は加入をおすすめ

まずは非常に魅力的な,Apple TV+の無料期間について紹介します.

Apple TV+は,2019年9月以降に対象のApple製品を購入していれば,なんと1年間も無料でサービスを利用することができます.

対象となる製品は,iPhone、iPad、Apple TV、Mac、iPod touch.これらの製品を2019年9月以降に購入している場合は,1年間無料でApple TV+のコンテンツを見ることができます.

僕の場合,auで購入したiPhone 11 Proが対象になっていたようで,2020年11月2日まで無料期間が適用されました.購入元については,Apple公式サイトにも特に記載がないため,Apple IDに2019年9月以降に対象製品が紐付いている場合に,無償期間が適用されるような仕組みになっているのだと思います.(※ここの記載に関しては予測です.不安な場合はご自身で確認をお願いします)

なので,最近Apple製品を購入したという人や,これから対象の製品を購入する人は,Apple TV+の1年間無料期間を使ってサービスに加入してみると良いでしょう.(更新期間前にサブスクリプションを解除すれば,無償で利用できるので)

見たい作品があれば,トライアルで試してからの月額利用もアリ

次に,1年間の無料サービスを使えないけど,気になる作品がある人へおすすめの利用方法です.

Apple TV+は,対象の製品を購入していない場合も,7日間の無料トライアルがあります.その後は,月額600円で利用できる課金モデルです.(1年利用の価格は,6,000円)そのため,ちょっとでも気になる作品がApple TV+にある人は,まずは7日の無料トライアルを利用して作品が好みに合っているモノかを確認してみるとよいでしょう.

この記事を書いている時点では,多くの作品は5話〜10話程度が配信されている状況です.気になる作品が少なければ,7日の無料トライアル中にすべて見ることもできると思います.

目的の作品がなければ,無理に加入の必要は無し

最後は,「見たい作品がなければ,他の動画配信サービスの方がおすすめです」ということについて触れておきます.

1年の無料期間が適用されなければ,個人的にはApple TV+は割高だと感じています.それはコンテンツの数が他の動画配信サービスと比較すると,圧倒的に少ないからです.

2019年11月のサービス開始時におけるApple TV+の作品数は『8』です.さらにドラマなどであれば,完結しておらず毎週特定の曜日に続きが追加されるという仕組みになっています.この作品数で,月額利用料金が600円.

僕はNetflixやHuluなども契約していますが,これらの動画配信サービスと比較すると,圧倒的に割高です.

なので,「何かおすすめの動画配信サービスが無いかなぁ…」といった動機であれば,価格は数百円高いですが,NetflixやHuluを契約するほうが絶対にお得です.また価格だけで選ぶ場合でも,Amazonプライムには勝てません.

ということで,結論『Apple TV+の中に見たい作品がなければ,現時点では無理に契約する必要はなし』となります.

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まとめ : 作品のクオリティも高く,広告も一切なし!!「今後のコンテンツ拡充は楽しみ」

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2019年11月とサービスが提供されて間もないため,ネガティブな側面が目立ってしまう感想となってしまいました.

しかし,最後にひとつだけ言っておきたいのは『コンテンツのクオリティは全体的に高い』ということです.

一部の報道によると,「See~暗闇の世界~」には1話あたりの約16億円もの制作費がかけられているそうです.日本であればNHKの大河ドラマでも1話あたりの制作費は5,000万円〜,一般的なテレビ局のドラマであれば2,000万円〜程度とされているので,めちゃくちゃお金がかかっていることが分かると思います.

また報道によると、アポカリプス後の空想世界を描いた「See~暗闇の世界~」というドラマでは1話あたり1,500万ドル(約16億円)が費やされ、最初の番組ラインナップには計60億ドル(約6,460億円)が投じられたという。

引用 : WIREDより

これだけ膨大な制作費をかけて,有名な監督や優秀なクリエイターの方がコンテンツを作っているので,その映像のクオリティは素晴らしいものがあります.素人目線でみても「映像キレイだなぁ」「制作費かかっているだろうなぁ」と感じます.

2019年時点では8作品しかありませんが,今後膨大な費用をかけた作品がどんどん追加されることを考える,徐々に割高感も改善してくることでしょう.(その辺りの事情もあって,1年間という長い期間無料になっているのかもしれません)

ということで,今後『Apple TV+』のオリジナルコンテンツが増えていくのを暖かく見守りつつ,無料期間の1年間はサービスを利用していきたいと思います.

SourceNote

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