「iPhoneのホーム画面をスッキリさせたい」.そんな人のために,アプリ断捨離のコツを紹介します.アプリを個別に『ホーム画面から取り除く』方法や,ホーム画面ごと隠す手順を画像つきで解説します.
iPhone依存(スマホの使いすぎ)を減らすために,アプリの断捨離を実行.ホーム画面5ページに分けて管理していたアプリを,1画面にまで減らしました.
断捨離の方法は以下のとおり.
- 使用頻度が低いアプリはホーム画面から削除
- 毎日使わないアプリ = 使用頻度が低いと判断
- 大半のアプリは「Appを削除」ではなく,「ホーム画面から取り除く」を使う
- 利用頻度が低いアプリは,App Libraryから起動する
- ゲームやYouTubeなど時間を奪うアプリは,毎日使っていても削除対象と考える
ざっくり上記の5つのルールを設けました.決めた後は,悩むこと無くルールにしたがって,アプリを整理していきました.ここからは,実際の様子を詳しく紹介します.
iPhone ホーム画面を断捨離する方法
今回の断捨離では,毎日使わない(または使いたくない)アプリは,『使用頻度の低いアプリ』と定義づけることにしました.
また,毎日使っていても意図せず時間を奪われてしまうアプリも対象としました.例えば,YouTubeを目的なく観たり,モンストをオーブをもらうためだけに起動したり.←のように,ついついiPhoneを触ってしまう癖があるため,このような意図せず時間を浪費してしまうアプリは,使用頻度は高いものの削除することにしました.
アプリ断捨離の最大の目的
– iPhoneのホーム画面を極限までスッキリさせる
– 無駄な時間を奪うアプリを遠ざける
アプリ断捨離の目的は,iPhoneのホーム画面を極限までスッキリさせること,そして無駄な時間を奪われないようにすることです.毎日使わないアプリ以外は,原則「ホーム画面から取り除く」ことにします.
この後紹介する「ホーム画面ごと隠す」の機能で,ホーム画面ごと非表示にすることも考えましたが,簡単に元に戻せるために誘惑に負ける可能性が高く,断捨離が達成できません.なので,アプリは「ホーム画面から取り除く」ことにしました.
- 定期的に利用するアプリ
- 息抜きで楽しみたいゲームアプリ
- 週に数回チェックするニュースアプリ
- Wallet系,ショッピング系アプリ
↑のように,毎日利用しないアプリは,,毎回App Libraryから検索して起動するように,あえて一手間かかるようにしました.アプリ起動を面倒にする(あえて障壁を設定する)ことで,意図せず時間を奪うアプリを使わない習慣を作ることができます.
iPhoneのアプリを「ホーム画面から取り除く」でスッキリさせる
- ホーム画面の何もない場所を長押しする
- アプリがゆらゆら揺れはじめる
- ホーム画面から消したいアプリの左上にある「-」をタップする
- 「ホーム画面から取り除く」をタップ
- もう一度,ホーム画面の何もない場所をタップして完了
上記の手順でiPhoneのアプリを「ホーム画面から取り除く」ことができます.アプリごと削除したいときは,「4.」の手順で「Appを削除」を選択してください.アプリのデータごと削除できます.(iPhoneの容量もスッキリさせたい人は,適宜アプリを削除しましょう)
やや余談です.残念ながら「ホーム画面から取り除く」は,iPad OSには搭載されていません.今回の方法でiPadアプリの断捨離も行いたかったので,ちょっと残念でした.
ホーム画面ごと隠す(非表示にする)方法
iPhoneを整理するときのもう一つの方法が,「ホーム画面ごと隠す」です.
アプリを1個1個,ホーム画面から取り除くが面倒な場合や,「元に戻したいとき大変そう」と躊躇している人におすすめです.
- ホーム画面の何もない場所を長押しする
- 画面下部に並んでいる丸印をタップ
- 隠したいページの下にある円をタップ
- 画面右上の「完了」をタップ
隠したホーム画面を再び表示したいときは,同じ手順で隠したページごと戻すことができます.
ホーム画面から取り除いたアプリの探し方
ホーム画面から取り除いたアプリは,『Appライブラリ』と呼ばれる場所から,簡単に検索して使うことができます.『Appライブラリ』は,ホーム画面を右にスワイプしていくと最後のページに表示されます.
僕の場合,ホーム画面を1ページにまとめることができたので,2ページ目にはすぐにAppライブラリが出てきます.ここでは,iPhoneが自動でアプリをカテゴリ分けしてくれていて,使用頻度が高いものは優先して表示されます.
ホーム画面から取り除いたアプリを使いたい場合,カテゴリのフォルダから探すか,画面上部の検索窓にアプリ名を入力します.すると,簡単に目的のアプリにたどり着くことができます.
「ホーム画面から取り除く」を選んだアプリはこのようにして使うことが可能です.
また,「ホーム画面から取り除く」で非表示にしたアプリは,Appライブラリのアプリアイコンを長押しすると,ホーム画面に戻すことができます.アプリを元に戻したい場合は,Appライブラリで探す > アイコンを長押し >「ホーム画面に追加」の順で操作してください.
ウィジェットの使用例,『Lightroom』『日経電子版』はウィジェット表示することに.
アプリを整理する際に,ウィジェットをどう使うか?は少し悩みました.結論,『Lightroom』『日経電子版』の2つのアプリは,アイコンだけでなくウィジェット表示もすることに決めました.
カメラと写真が趣味なので,Lightroomアプリは毎日起動して撮りためた写真を編集します.Lightroomのウィジェットを表示しておくと,Discoverが表示され,おすすめ写真が定期的に切り替わる仕様になっています.素敵な写真と出会える機会が増えるため,Lightroomは小サイズのウィジェットを右上に配置しています.
情報収集のため,ニュースは毎日2〜3回まとめてチェックします.ニュースアプリの中でも,日経電子版は朝と夕方に読む使用頻度の高いアプリです.日経電子版ウィジェット(同じく小サイズ)は,速報記事の見出しを1つだけ表示してくれるので,ホーム画面の中断に置いています.速報の見出しが気になった時は,ウィジェットから日経電子版を起動し,速報のみサクッと読むようにしています.
このように,断捨離しつつも,お気に入りのウィジェットにスペースを割くことで,個性を活かしたホーム画面を作ることができます.
使わないアプリを思い切って減らすのと並行して,自分のアイデンティティに関わるようなアプリは,ウィジェットでも配置しておくとよいでしょう.
ホーム画面にウィジェットを追加する方法
iPhoneでは,以下の手順でウィジェットを追加できます.ウィジェットには,小/中/大の3サイズがあります.サイズによって表示される情報が異なるので,空きスペースと相談しながら,最適なサイズで配置しましょう.
- 画面の何もない場所をロングタップ
- ホーム画面のアイコンが揺れ始める
- 画面左上の「+」のアイコンをタップ
- 配置したいウィジェットを選ぶ
- サイズを決める
- 配置する場所に移動する(ウィジェットをホールドすると移動できます)
- 最後に,画面の何もない場所をタップ
ウィジェット選びの注意点
アプリそのものがウィジェット対応していなかったり,ウィジェット対応していてもサイズが選べない場合もあります.
まとめ: 断捨離後のホーム画面,1画面のiPhoneは使っていて楽しい.
このようにしてアプリを断捨離した結果,5画面に分けて管理していた120個以上のアプリを,半分以下の60個まで減らすことに成功.ホーム画面のページ数は,5→1画面にまとめることができました.
変更後,ホーム画面に残したアプリの内訳は以下のとおり.我ながら,かなりスッキリしたなぁと感じています.
- SNS: 6個
- Wallet: 9個
- Study: 8個
- News: 6個
- Google: 8個
- Photo: 5個
- Utility: 8個
- アイコンのまま:6個
- ドック: 4個
iPhoneのアプリを思い切って断捨離すると,本当に使いたいアプリや,本来自分がやりたかったことに使う時間を自然に捻出することができます.
以前紹介した,通知の表示を無くす方法と一緒に使うと,iPhoneの使用時間を半分以下や,1/3以下にできるかもしれません.「スマホを使いすぎている」と悩んでいる人は,ぜひお試しください.
〈了〉
SourceNotes
- iPhone のホーム画面と App ライブラリを整理する
https://support.apple.com/ja-jp/HT211345