iPhoneやiPadにプリインストール(最初からインストールされている)されているアプリに,『ヒントApp』があります.これは,iPhoneやiPadのちょっとした便利な使い方を教えてくれるアプリ.
通知を許可しておくと,定期的にトピックスを配信してくれます.iPhoneやiPadを長年利用していても,知らないことを教えてくれるのでおすすめです.通知は,設定 > 通知 > ヒント > 通知を許可 で変更できます.
アプリに正確な位置情報を知られたくない場合の,iPhone(iPad)のプライバシー設定方法.
2021年の4月下旬に配信されたiOS 14.5では,アプリのトラッキングの透明性(アプリが異なるウェブサイトやアプリをまたいでユーザーを追跡する場合,ユーザーの許可を得なければいけない)仕組みが導入されました.
アプリを起動すると,ユーザーから許可を求める画面が(アプリ毎に)表示されるようになったので,知っている人も多いと思います.このように,近年はプラットフォーム側もユーザー側も,個人の情報がどのように使われるのかに対して敏感になっています.
iPhoneやiPadには,ユーザーがAppに正確な位置情報を知られたくない場合,「おおよその位置情報を共有」するための設定が存在します.使っているアプリに正確な位置情報をトラッキングされたくない人は,これから説明する設定をオフにしておくとよいでしょう.
- 設定Appを起動する
- 「プライバシー」>「位置情報サービス」の順にタップ
- 設定変更したいアプリをタップして
- 「正確な位置情報」の部分をオフにします
以上の操作をすると,設定したアプリが正確な位置情報を取得できなくなります.アプリに正確な位置情報を知られたくない場合は,そもそも正確な位置情報を取得する必要のないアプリは,ここで説明した設定をオフにしておくと安心です.
Appからのトラッキングの設定もついでにチェックしておく
プライバシーの「位置情報サービス」設定のすぐ下には,先程少しだけふれた「トラッキング」の項目があります.
ここをタップすると,Appからのトラッキング要求を許可しているのか,どのアプリがトラッキングを許可されているのかをひと目で確認することができます.知らない間にトラッキングを許可している可能性もあるので,定期的に確認しておくとよいと思います.
〈了〉
SourceNotes
- ヒントApp: おおよその位置情報を共有する
- iOS版FacebookとInstagramアプリ、無料で使い続けたければ追跡を許可するよう呼びかけ
iPhoneやiPadには,ユーザーがAppに正確な位置情報を知られたくない場合,「おおよその位置情報を共有」するための設定が存在します.使っているアプリに正確な位置情報をトラッキングされたくない人は,これから説明する設定をオフにしておくとよいでしょう.