iPhoneには、タッチ操作や音声入力といった様々な入力方法や操作が用意されています。
その中のひとつに、シェイクで取り消しがあります。
シェイクで取り消しの機能は「意外と便利」や「あると邪魔」など賛否評論です。
今回は「シェイクで取り消しはオンオフどちらが良いか??」について考えてみます。
シェイクで取り消しはオンorオフどちらが良いか!?
冒頭ご紹介したようにシェイクで取り消しは、便利・邪魔などと賛否評論です。
Twitterで調査してみましたが、
- 「シェイクで取り消しって要らないでしょ」
- 「いちいち打ち直さなくていいので便利」
- 「歩きながら入力していると意図せずでてきてイライラする」
- 「個人的にはとても便利な機能」
と意見や感想は様々です。
シェイクで取り消しを1ヶ月ほど意図的に使ってみた結果…
結論は、「シェイクで取り消しは、便利なのでオンが良い」です。
それでは、シェイクで取り消しの便利な点やメリットデメリットについてご紹介します。
シェイクで取り消しの便利な使い方
まずは、シェイクで取り消しでどんなことが出来るか?をまとめます。
シェイクで取り消しで出来ることについて詳しい場合は、飛ばしてください。
入力した文字の取り消し
シェイクで取り消しを使うと、直前に入力した文字を一気に削除することができます。
LINEやメールなどで入力した、比較的長めの文章消したい場合は便利です。
削除した文字の復活
上記とは逆に、誤って削除した文章(文字)の復活も可能です。
誤って消した文字を復活したい時は、iPhoneをシェイク→やり直すを選択しましょう。
メール削除のキャンセル
シェイクで取り消しは、メールの削除のキャンセルにも対応しています。
必要なメールを誤って削除した時も、シェイクで取り消しすることでメールが復活します。
以上のことから、
- 文字入力を頻繁に行う
- 比較的長めの文章をよく入力する
人にとっては、シェイクで取り消しは便利な機能だといえます。
シェイクで取り消しのデメリット
シェイクで取り消しのデメリットは、3つあります。
デメリット【1】ちょっとだけコツが必要
1つめのデメリットが、シェイクに少しコツが必要なことです。
シェイクで取り消しを使い始めたとき、なかなか反応せず困ってしまいました。
色々試してみましたが、1〜3回程度“キビキビ”振るとよく反応しました。
振る回数はあまり関係なく、慣れれば1回振っても3回振っても反応しました。
ゆっくり振るとなかなか反応しないので、反応が鈍い場合はサッと振るように意識すると良いでしょう。
デメリット【2】iPhoneを落とす可能性が増える
2つめのデメリットは、iPhoneを落としてしまう可能性があることです。
シェイクで取り消しを使いこなすためには、“キビキビ”振って操作する必要があります。
勢いあまって手が滑りiPhoneが落下→画面割れ…などの事故にあわないように注意しましょう!!
デメリット【3】ポケットやカバンの中で誤作動する
3つめのデメリットは、誤作動する可能性が増えるです。
歩きながら操作していたり、ポケットの中に入れているとシェイクで取り消しが発動する時があります。
誤作動が多いようであればシェイクで取り消しは使わない方が良いでしょう。
『シェイクで取り消し』の設定をONまたはOFFにする方法
設定アプリを起動します、「一般」>>「アクセシビリティ」>>「シェイクで取り消し」の順番で進み、スイッチをON(またはOFF)にします。
デメリットを回避する方法
最後にデメリットを回避するための、ちょっとした裏ワザをご紹介します。
iPhoneには、AssistiveTouch(アシスティブタッチ)と呼ばれる機能があります。
AssistiveTouch(アシスティブタッチ)の設定をカスタマイズすることで、iPhoneを振らないでシェイクで取り消しを行なうことができます。
「一般」>>「アクセシビリティ」>>「AssistiveTouch」の順で進み、AssistiveTouchの設定をONにします。
「最上位メニューをカスタマイズ…」から、項目に「シェイク」を追加しましょう。
(メニューの追加は、「+」をタップしてアイコンを増やし、さらにアイコンをタップして選択することができます)
ここまでで設定は終了です。
画面にAssistiveTouch用のボタンが表示されるので、そのボタンからシェイクで取り消しの操作を行えるようになります。
AssistiveTouchにシェイクで取り消しを設定すると、iPhoneを振る必要が無くなるので落下の危険性などが少なくなります。
まとめ
シェイクで取り消しは、iPhoneで文字入力を頻繁に行う人にとっては便利な機能です。
また、メールアプリの取り消しも地味にありがたいのでメリットを感じる人は一度使ってみると良いでしょう。
デメリットについても、AssistiveTouchを有効に利用することで回避することができます。
すでにAssistiveTouchを利用していて、機能の振り分けスペースに空きがあるようであれば設定して使ってみてください。
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