MacBookの手汗対策に『パーマセルテープ』を使っています.検証歴は1年以上で,目立ったトラブル(アルミニウムの腐食)には遭遇していない.

ぼくは,2010年からMacBook Airを利用しており,現在はM1チップのMacBook Airを使っています.今のMacが4代目,これまでも4台ともAirを愛用してきました.

長年MacBook Airを使っていて,唯一の不満というか悩みが,パームレストの手汗問題.特にMacの筐体が冷たくな冬場になると,この症状が顕著に現れるので,毎年11月くらいから手元が不快になりはじめます.「Mac パームレスト 手汗」でググると,同じような悩みを抱えている人が多いらしく,結構な数の記事が存在しています.(この記事を書いた時点で,140万件も検索にヒットしました)

「MacBook 手汗」で検索すると沢山の記事がヒットする.

ちなみに『パームレスト』とは,トラックパッド両側にある手のひらを置く部分のことで,英語表記は「palmrest」.コンピューターのキーボードを使う際に,手のひら/手首を乗せておく部分のことを指すのでApple独自の名称ではありません.パームレストは,疲労軽減と操作性向上を図ることを目的としてデザインされています.

MacBook Airに手汗対策としてパーマセルテープを貼り付けて使っている.

MacBook,パームレスト手汗問題の事例(筆者自身の体験談,サンプル数1)

MacBookのパームレストに付着する手汗は,アルミニウムのボディを腐食させる恐れがあり,そのまま放置はおすすめしません.基本的には,こまめに手汗を拭き取るか,保護シールでパームレスト部分を保護してあげるかのどちらかの対策をとるのが一般的です.

MacBook パームレストの手汗対策
  • ペーパータオルなどでこまめに拭き取り
  • 専用の保護シールで守る

個人の経験ですが,2台目のMacBook Air(5年間使用),3台目のMacBook Air(3年間使用),iPhone 6s(2年間使用),←の合計3台は,手汗による腐食でMacBookのパームレストに跡が残ってしまいました.

僕は,iPhoneもMacBookも,基本的にカバーを付けずに使います.特にiPhone 6sは腐食がひどく目立つようになりました.アルミニウムが腐食している様子は,当時のブログにも写真を掲載しています.

背面部分は、iPhone6sのアルミボディ特有の腐食が顕著にでている.

過去に使っていたMacBook Airは,iPhoneほど深刻ではないものの,手のひらを置く箇所や親指を使って操作する⌘キーの周辺が,薄っすらと変色しているような状態でした.MacBookが腐食したときの画像はどこかにいってしましました.あしからず.

僕は手汗がひどい体質なので,誰でもこのような状況になるとは断言できません.しかし,MacBookユーザーで手汗が気になっているのであれば,何かしらの対策でパームレストを保護することをおすすめします.

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MacBook Air 手汗対策にパーマセルテープを使っています.

これまで書いてきたとおり,MacBookユーザーで手汗問題に悩んでいる人は一定数存在し,多くの人はパームレストを腐食させたくない,汚したくないという理由から対策を講じているようです.

ただ,僕の場合ちょっと悩みが特殊で…,以下のような悩み方をしています.

  • パームレストが腐食するのは別に気にしない
  • 手汗がひどいので,パームレストに手汗が付くのが不快
  • 一般的に利用されている保護シールは貼りたくない

「道具は使い込んでこそ」という価値観を持っているので,長年使っていてパームレストが腐食していくのは,全く気にしていません.

しかし,手汗がひどい体質なので,パームレストに付着する汗は不快に感じます.一時期は,拭き取りペーパーやハンドタオルを手元に置いていましたが,毎回拭き取るのは結構面倒で長続きしませんでした.

天の邪鬼気質なので,Amazonで販売されているパームレスト専用の保護シールは貼りたくありません.このような,ワガママかつ偏屈な性格なので,長年パームレストの手汗問題には悩まされ続けてきました.

パーマセルテープに出逢う.

Photo : SMATU.net

長い間,MacBookのパームレスト手汗問題に悩み続けてきましたが,最近やっと解決策を見つけました.その解決策が,写真や撮影用途で使われている『パーマセルテープ』をパームレストに貼るという対策.

パーマセルテープは,撮影関係の機材などに使われる粘着テープで,パット見は黒いガムテームみたいな印象です.色は,黒以外にも白やグレーがありますが,個人的には黒がおすすめです.ガムテープやビニールテープとの違いは「素材」と「糊(のり)」で,以下のような違いから手汗対策としてパーマセルテープを貼り付けて使うようになりました.

これが思った以上にいい感じ.

パーマセルテープの特徴
  • 通常のテープとは違い和紙のような紙が素材に使われている
  • 高級な糊(のり)が使用されているため何度か貼り直しできる
  • 特殊な糊なので,剥がしても跡が残らない

パーマセルテープをMacBook Airに貼る,という発想の元になったのが,落合陽一さん.NewsPicksの番組で,ご自身のMacBookにパーマセルテープを貼り付けて使っているのを見かけました.愛用のLeicaもパーマセルテープでぐるぐる巻されています.(落合さんの場合は,MacBook Proのアップルマークの部分にパーマセルテープを何枚も貼っています)

最初は「何を貼り付けているのだろう??」とよく分からなかったのですが,よくよく観察していると写真用品や撮影現場で使われている『パーマセルテープ』であることが判明.

これに感化され,パームレストの手汗対策として『パーマセルテープ』をMacBook Airに貼ることになりました.人によっては「ダサい」と感じるかもしれませんが,無骨でざっとした雰囲気が出るので,機能性と見た目ともに気に入っています.コスパも高く,ちょくちょく張り替えることができるのもおすすめポイントです.

MacBook Airに貼りはじめて1年以上が経ち,これまでに何度か貼り直しましたが,全く問題なく快適に運用できています(Amazonなどで販売されている専用の保護シールとは違い,手汗の出にくい夏場には剥がして使えるのも良い).

MacBook Airにパーマセルテープを貼って良かったこと
  • 特殊な高級のりを使っているので,はがし跡(のり跡)が残らない
  • 数回張り替えても,のりの粘度が衰えにくい
  • 適度に手汗を吸収し,すぐに乾く
  • コストが安い
  • 無骨な雰囲気で何となくかっこいい

パーマセルテープの特徴でも書いたとおり,特殊な高級のりを使っているので大切なMacBookにはがし跡は残りません.素材も完全に水分を弾くものでは無いため,タイピング中にパームレストに置いた手のひらが不快になることもありません.

すぐに剥がれたりもせず,費用は10円もかかってないのでコストパフォーマンス抜群(パーマセルテープ自体は1,000円ちょっとします).賛否両論でしょうが,無骨な感じの見た目が,道具としてのMacBookの存在感をを引き立てています.

パーマセルテープには保護の役割もあるので,MacBook Airの底面にも貼っている.

余談ですが,パーマセルテープには保護の役割もあるので,僕の場合,仕事デスクと鑑賞する底面の一部にも,テープを貼り付けています.

以上が,パーマセルテープを手汗対策として使っている理由とメリットの全て.もしお持ちのMacBookの手汗対策に悩んでいて,普通とは違う方法で対策を講じたい人は,パーマセルテープを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか.

〈了〉

筆者が利用しているパーマセルテープの品番は,『堀内カラー HCL 35963 パーマセルテープ(黒)』です.
似た製品のリンク(Amazon)を貼っておきますので,ご確認のうえで購入してください.

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