『遺伝子 親密なる人類史』は2018年に発売された,遺伝子の歴史について書かれた本.「遺伝子全史」と言ってもよい.
2018年2月6日発売で上下巻に分かれており,上巻の定価は2,750円.2冊とも揃えると5,000円以上するので,ちょっと購入を躊躇してしまう書籍です.発売当時は,HONZの書評などでも絶賛されていたので,「読みたいなぁ」と思っていた人も多かったのではないでしょうか.
僕も,価格と当時の積ん読冊数を理由に,読むタイミングを無くしていました.そんな『遺伝子 親密なる人類史』が,上下巻同時発売でハヤカワNF文庫(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)から出版されています.
これは買うしか無い.ということで,上下巻ともに購入させていただきました.ハヤカワNF文庫さん,ありがとう.そして,Apple Storeで商品受け取りまでの待ち時間,たまたまジュンク堂に立ち寄った自分を褒めてあげたい.
現在,上巻の150ページくらいまで読みました.「とても面白い,買ってよかった」,本書に過去興味を抱いた記憶がある人は,きっと購入しても後悔はしないでしょう.
文庫版の定価は,上下巻どちらも1,080円.2冊買っても単行本1冊の値段にもなりません.ビル・ゲイツも絶賛,原注と参考文献含めると1,000ページを超える大作で,読み応えも十分.GWや春休みの読書用としても,最適な読み物だと思います.
SourceNotes
[quads id=3]