Zレンズの描写が素晴らしいせいか,最近雲の写真を撮るのが楽しい.
「曇は様々表情があるので,被写体として面白い」と興味が湧いたので,移転して一度も立ち寄っていなかった,ジュンク堂書店(福岡店)で『The Clouds Catalog 雲のカタログ 空が分かる全種分類図鑑』を購入.
世界気象機関による雲の大分類.←というものがあるらしいのだが,本書ではこれらすべての雲を写真で紹介している.うん,面白そう,何やら良書の予感.
購入してみた結果,予想どおりの良書でした.雲そのものが好きな人や,雲の撮影に興味がある人はきっとお気に入りの一冊になると思う.気になる人は,書店やAmazonのレビューでチェックしてみましょう.
『The Clouds Catalog 雲のカタログ 空が分かる全種分類図鑑』に学ぶ,雲の写真を撮るために最適な画角と撮影のコツ
『The Clouds Catalog 雲のカタログ 空が分かる全種分類図鑑』では,100種類近くの雲がすべて写真付きで紹介されています.
雲に興味がある人は,眺めているだけでも幸せになれると思う.基本的な雲の知識と分類方法なども紹介されているため,雲初心者の人に対しても問題なくおすすめできる書籍.
さて,冒頭でも触れたようにNikonのZマウントレンズの描写が素晴らしいので,最近雲を撮る楽しさを覚えつつあります.本書の終盤では,雲の写真をうまく撮る方法が紹介されており,個人的にはここの内容が一番勉強になったので,引用しつつ紹介します.
結論,雲の撮影には24mm以上の広角レンズが理想.
その他6つのテクニックも紹介されていてます.Zレンズの50mmしか持っていない僕としては,広角単焦点レンズまたは広角ズームレンズが無性に欲しくなってしまいました….まさにレンズ沼.
雲の写真を撮るための7つのテクニック
以下は『The Clouds Catalog 雲のカタログ 空が分かる全種分類図鑑』の140-141ページで紹介されている,雲の写真をうまく撮るための7ヶ条.
これらを意識して撮影すると,素敵な雲の写真が撮れると解説されています.「雲の写真を撮るにはどれくらいの画角が最適なんだろう??」と抱いていた疑問も,本書がサクッと解決してくれました.
- 広角レンズを使う(24mmより広いレンズがおすすめ)
- 景色の一部も入れて撮影する
- 露出は+0.3EVくらいが理想
- 太陽近くの雲は太陽を隠して撮る
- 沢山撮影する
- いい感じの雲を見つけたら即撮影
- なれてきたらPLフィルターを使ってみる
今までは,なんとなく広角レンズが適していると感じつつも,50mmレンズで雲を撮影していました.しかしこれからは,24mmのNIKKORレンズ(オールドレンズ)を1本持っているので,早速それを使って雲の撮影に再チャレンジしようと思います.
今回紹介した『The Clouds Catalog 雲のカタログ 空が分かる全種分類図鑑』は,雲の基礎知識から撮影テクニックまで学べるとても満足できる内容.美しい雲の写真も多数掲載されているため,写真集感覚で眺めていても楽しめる一冊です.
〈了〉
SourceNotes
- The Clouds Catalog 雲のカタログ 空が分かる全種分類図鑑