この記事では,カメラ用語の『フランジバック』の意味を解説しています.
フランジバックとは【カメラ用語】
レンズ交換式のカメラを使っていると,『フランジバック』という言葉をよく耳にします.フランジバックとは,レンズマウントの付け根からフィルムまでの距離のことです.
一眼レフやミラーレスカメラの場合,フィルムではなくイメージセンサー / 撮像素子が使われているため,現代においてはレンズマウントの付け根の部分からイメージセンサーまでの距離をフランジバックと呼ぶことになります.
フランジ(flange)とは,車輪の輪縁や鉄管などをつなぎ合わせる端のつば状の部分のことを指します.レンズ交換式カメラを使う場合,フランジバックの距離は結構大事なので覚えておきましょう.
一般的は,カメラのフランジバックは短いほうが有利とされています.フランジバックが短いとマウントアダプターを使って,フランジバックが長いオールドレンズなどを装着して撮影ができるからです.
レンズ・メーカー別フランジバック一覧
現時点では,完全に自分専用です.使っているレンズと今後購入したいレンズのフランジバックを一覧にまとめておきます.
メーカー名 | マウント名 | フランジバック |
ニコン | Sマウント | 31.95mm |
Fマウント | 46.50mm | |
Zマウント | 16.00mm | |
Leica | Mマウント | 27.80mm |
Lマウント | 20.00mm |
バックフォーカスとの違い
フランジバックとバックフォーカスは,似ているようで異なります.これについては勉強中なので別途まとめます.