人物相関図
主な登場人物
金田一 耕助
本作『獄門島』では年齢34,5歳くらいの設定
了然
千光寺の和尚
村瀬 幸庵
獄門島の漢方医
年齢は55,6歳
荒木 真喜平
村長
村瀬と同じくらいの年齢
清公
獄門島にある床屋の親方
清水
島に駐在するお巡り(警察)
竹蔵
鬼頭家の「潮つくり」
潮つくりとは,漁をおこなう際に潮の加減をみる重要な役割
潮つくりによって網元の価値が決まるとも言われている
了沢(りょうたく)
千光寺の典座(てんぞ)
典座とは寺の厨房を任された僧のこと
24−5歳
磯川警部
本陣殺人事件で金田一耕助とともに行動した警部,海賊事件の捜査で獄門島を訪れる.
鬼頭家(本家)
鬼頭家は,獄門島の網元.
嘉右衛門(かえもん)
千万太の祖父,昨年78歳で亡くなる
与三松
千万太の父,気が狂っており屋敷の座敷牢に(10年くらい)入れられている
普段はおとなしくしているがたまに手に負えなくなる,しかし早苗が声をかけると収まる
鬼頭千万太(きとう ちまた)
終戦後に復員船の中で(8月ころに)亡くなる
お勝(おかつ)/勝野
嘉右衛門の妾,年齢は50歳くらい
みなからお勝さんと呼ばれているが,本当は勝野という名前
月代
千万太の腹違いの妹
雪枝
月代の妹,千万太とは腹違い
花子
月代と雪枝の妹,千万太とは腹違い
早苗
千万太 の従姉妹,年齢は22-3歳くらい,美人
12,3年前に両親を亡くし,その際に本家に引き取られる
鬼頭家を切り盛りしている
一(ひとし)
早苗の兄,
鬼頭家(分家)
儀兵衛
年齢は60歳くらい
以前は「本鬼頭」「分鬼頭」「巴屋」が獄門島の網元であったが,巴屋は4−5年前につぶれる
お志保(おしお)
島の網元(巴屋)の娘,美人
年齢は27,8〜30歳くらい
鵜飼 章三
戦争中に獄門島にやってきた兵隊のうちの一人,23−4歳くらい
終戦で郷土(但馬)にかえるが,継母との関係が悪いことを理由に獄門島へ戻る
お志保が手紙で呼び戻したとも噂されている
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