『ジョブズ氏亡きApple10年、クック氏の270兆円経営』という記事が日経電子版に掲載されていた.現Apple CEOであるティム・クックが,スティーブ・ジョブズから経営を引き継いで10年が経ったという記事.
ジョブスが亡くなったときはApple信者全盛期だったので,当時はとてもショックを受けた.追悼するため,仕事帰りにApple天神に行ったことを覚えている.当時はたくさんの花が供えられ,皆がジョブスの死を悲しんだ.あれから,もう10年である.
2011年に259億ドルだった純利益は2倍強の574億ドルに増加。時価総額はCEO就任時の7倍強の2兆4747億ドル(約270兆円)に拡大しており世界首位だ。
日経電子版より
記事にもあるが,当初は不安視されていたものの,クック体制になってからのAppleは堅実に時価総額を大きくしていった.クック就任当時と比較すると,Appleの時価総額は7倍の約270兆円にまで成長している.
歴史に「もし」は無いが,ジョブスがあのまま健康を保ち,経営を続けていたら,ここまでAppleは巨大企業になっていなかったかもしれない.アップルウオッチは誕生せず,iPhoneのデザインも今とは別のものになっていだろう.少なくともカメラはここまで巨大化せず,画面サイズも今より小さいままだっただろう.ジョナサン・アイブもAppleを去っていなかったかもしれない.
そんなことを考えながら,この記事を読んでいる.
〈了〉
SourceNotes
- 日経電子版: ジョブズ氏亡きApple10年、クック氏の270兆円経営
[quads id=3]