ニコン オールドレンズ『Ai-S NIKKOR 85mm f2』作例とレビュー #第2回 #身近なものを試し撮り #最短撮影距離が0.85mなので接写向きではない

Photo : SMATU.net


ニコンが1981〜1995年にかけて販売していたオールドレンズ『Ai-S NIKKOR 85mm f2』の作例を何枚か投稿します.作例といっても,室内で身近なものを撮影した写真がほとんど.「Ai-S NIKKOR 85mm f2 をこれから購入しよう」と考えている人の参考になれば幸いです.

(作例以外で)この記事で分かること
  • Ai-S NIKKOR 85mm f2 の重量,価格
  • Ai-S NIKKOR 85mm f2 の略歴
  • Ai-S NIKKOR 85mm f2 を Z6 で使う方法


ニコン オールドレンズ『Ai-S NIKKOR 85mm f2』作例とレビュー

窓際のサボテン.ピント面は結構精細な描写.
窓際のサボテン.ピント面は結構精細な描写.
室内からの冬空.無限遠.
室内からの冬空.無限遠.
別アングルのサボテンくん.
別アングルのサボテンくん.
読みかけの写真論の本が溜まってきている.
読みかけの写真論の本が溜まってきている.
最短撮影距離が 0.85m と接写向きのレンズではない.
f2 のレンズなので,暗めの環境も少々苦手.
室内の電気ストーブの光はこんな感じで表現してくれる.
室内の電気ストーブの光はこんな感じで表現してくれる.
昼間でも曇り空だと,ISO100 と 開放で撮影したらこれくらいの露出となる.
昼間でも曇り空だと,ISO100 と 開放で撮影したらこれくらいの露出となる.

ここからは時間変わって,夜の屋内.

暖色の光:普通のLEDライト(リビングの電気)環境で撮影中.
室内で家族を撮影したりするには,特に問題なし.
室内で家族を撮影したりするには,特に問題なし.
手前はこのような感じでボケます.
手前はこのような感じでボケます.
変わった味のお菓子も,少しレトロな雰囲気で切り取ってくれる.
変わった味のお菓子も,少しレトロな雰囲気で切り取ってくれる.

と作例(というか試し撮り)はここまで.現像はせず,すべて JPEG 撮って出しです.時間がないため悪しからず.

『Ai-S NIKKOR 85mm f2』のかんたんな解説

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『Ai-S NIKKOR 85mm f2』』は,1981〜1995年にかけてニコンが製造していたレンズ.

『Ai-S NIKKOR 85mm f2』』は,1981〜1995年にかけてニコンが製造していたレンズ.ロットからは比較的新しい方のレンズということが分かります.恐らく1990年代になってから製造された個体です.

参照: http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/lenses.html#85

当時の税別価格は42,000円前後,マップカメラさんからの購入価格は19,800円(税込み)でした.使用感はあるものの,レンズの状態は比較的よく,お得に入手できました.

同じ年代のレンズで『Ai-S NIKKOR 85mm f/1.4』がありますが,本レンズのほうがコンパクトかつ軽量なので,こちらを先に購入してよかった感じています.『Ai-S NIKKOR 85mm f/1.4』の重量は620グラム,『Ai-S NIKKOR 85mm f2』は310グラムなので半分の重さ.

2020年後半は,ほぼすべてのカメラとレンズを Map Camera さんから購入.
2020年後半は,ほぼすべてのカメラとレンズを Map Camera さんから購入.

Fマウント最初の85mmは,1964年発売のニッコールHオート85mm F1.8.その後次々と改良が加えられF値によって85mm F2と,大口径85mm F1.4の2系統に分かれた.現在ではF1.8とF1.4の2系統に進化している.どのレンズも基本的に素直なボケ味だが,それぞれ独特の味を持っている.

引用: ニッコールレンズのすべてより

f2の特徴は,コンパクトで軽量なレンズなので日常スナップに向いてます.対してF1.4は,至近距離から無限遠まで良好な描写を実現しているらしく,色表現にも定評のあるレンズとのこと.85mm は今後お気に入りの画角になりそうなので,Z 85mm > Ai-S NIKKOR 85mm f/1.4 の順番で揃えていこうと考えています.



Ai-S NIKKOR 85mm f2 を Z6(Fマウント以外のカメラ) で使う方法

本記事で紹介している『Ai-S NIKKOR 85mm f2』は,ニコン F マウントのレンズです.なので,ニコンの F マウントカメラ以外で使うにはマウントアダプターが必要.

Nikon Z シリーズのカメラで使いたい場合は,純正『FTZ マウントアダプター』や,その他メーカーの F マウント変換アダプターが必須です.ちなみに『Ai-S NIKKOR 85mm f2』はマニュアルフォーカスのレンズなので,オートフォーカス機能を持つマウントアダプターにする必要はありません.

 オールドレンズを使う場合は,純正の FTZ マウントアダプターを選ぶ理由は特にない.
オールドレンズを使う場合は,純正の FTZ マウントアダプターを選ぶ理由は特にない.

僕は,見た目が好きな「レイクォール」という国内メーカーのマウントアダプターを使っています.FTZ マウントアダプター は,形もいびつで見た目が嫌いな人も多いです.なので,オートフォーカスが無いレンズを使う際は,純正以外のマウントアダプターを購入することをおすすめします.

編集後記

このレンズは今年8月,Z6 本体を購入した数日後に入手しました.記事中に記載しているとおり,お値段は約2万円.

同じタイミングで買った『NIKKOR Z 50mm f/1.8』が描写の綺麗なレンズで,かつ慣れている 50mm という画角.そのため,この4ヶ月はほとんど Z 50mm ばかりで撮影していました.

↑がよくできたレンズなので,最近『NIKKOR Z 85mm f/1.8』に食指が動いています.そこで 85mm のオールドレンズを使って画角に慣れておこうと考え,今『Ai-S NIKKOR 85mm f2』で写真を撮るようになりました.

85mm はポートレートレンズとも言われます.しかし,「風景撮影や街スナップにも適した画角」というのが個人的な感想.『Ai-S NIKKOR 85mm f2』も良いレンズなので,しばらく 85mm の画角を楽しみながら,最新の Z レンズの購入を検討しよう.

〈了〉

SourceNotes

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