まずは、以下の画像をご覧ください。
これは、Spotifyの「最近再生した曲」の一部です。
ぼくは最近、ブログで文章を書く時に音楽を聴くのをやめました。
理由は、BGMが科学的に作業効率に悪影響を及ぼしていることを知ったからです。
少し前までは、作業中のBGMは何となく効率が良くなる気がしていましたし、気分が乗らない時は好きな音楽を聴きながら作業をこなしていました。
しかし…、
これらは、完全に逆効果ということが科学的に証明されているらしく、作業中のBGMは、あらゆる面でネガティブということが分かっています。
ということで、この記事では「文章を書くとき」「仕事をするとき」「勉強をするとき」どんな音楽を聴けばよいのか?、を紹介していきます。
結論を先に書いてしまうと、無音がベストです。
何か音楽を流す場合は、自然音であれば作業に悪い影響を及ぼしません。(波の音や雨の音)
文章を書くとき、作業用BGMはかえって逆効果
冒頭でも書きましたが、勉強中や作業中に音楽を聴くことはあらゆる面でネガティブな効果があるようです。
要は、勉強中や作業中に音楽を流すと、脳の一部がそちらを意識してしまい効率が下がってしまうということです。
「いや、音楽をかけた方が自分は作業がはかどる」という人の反論も聞こえてきそうですが、それは間違いです。
音楽を聴きながらだと勉強や仕事が捗るように感じる理由は、好きな音楽を聴くことで気分が高揚し、「気分の高揚=作業がはかどっている」と脳が錯覚してしまっていることが原因です。
実際は、好きな音楽を聴いていようが、嫌いな音楽を聴いていようが、勉強や仕事と関係のない音楽を流すことで、作業効率は約50%も低下してしまいます。
恐ろしいですね。
詳しくは、メンタリストDaigoさんの『仕事勉強がはかどる【音楽の聞き方】』で紹介されていますので、気になる人はそちらもチェックしてみてください。
参照:Can preference for background music mediate the irrelevant sound effect?
【結論】無音がベスト、なにか聴くなら自然音
では、勉強や仕事、文章を書くときは、どんなBGMを流せばよいのでしょうか??
結論としては無音がベストで、周りが騒がしくて集中できないときや、どうしても何か音楽を流したいときは、自然音であれば作業に影響を与えないことが分かっています。
また、好きな音楽の効果的な使い方としては、勉強や仕事をする10〜15分前くらいに少しだけ音楽を聴くこと。
音楽が、気分を高めてくれることは確かです(ドーパミンが出て気分が高揚する)。そのため、作業にとりかかる前に少しだけ聴き、やる気の出た状態で無音または自然音の中で作業を続けるが、音楽の有効な使い方だと言えます。
- 勉強や作業の10〜15分前くらいから、好きな音楽・モチベーションが上がる音楽を聴く(この時は作業はしない)
- ヘッドホンを外す、または音楽を止めて静かな環境をつくる
- 作業をスタート、作業中は音楽を聴かず仕事や勉強に集中する
作業用BGMにおすすめの自然音(Spotifyより)
ということで、ぼくのSpotifyの「最近再生した音楽」は自然音ばかりになっています。
無音がベストと書きましたが、ぼくの場合カフェなど外で作業をすることが多く、周りが騒がしいことが多々あります。
そんなときは、少し大きめボリュームで自然音を流すことで、文章を書くことに集中できるようになります。
最近のお気に入りは、以下の3つ。
試しに自然音で作業してみると、目の前の課題に集中できいつも以上にはかどると思います。
ぜひ一度、自然音をBGMに勉強・仕事・文章を書くなどを行ってみてください。
SourceNote
- Can preference for background music mediate the irrelevant sound effect?
- メンタリストDaigo:仕事と勉強がはかどる【音楽の聞き方】
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