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今回は「Tweetの保管庫として,NotionとEvernoteのどちらが優秀なのか??」という問題の考察です.
- Twitter(Tweet)をNotionに保存する方法
- Twitter(Tweet)をEvernoteに保存する方法
- Twitterの保存先としてNotionとEvernoteどちらが良いか
- 保存したTweetをデータベース化して活用する方法
本考察は,以下の環境で検証しました.
- Notionは有料プラン(Personal Pro)
- Evernoteも有料プラン(プレミアム)
- デバイス,M1 Mac,iPhone 11 Pro ,iPad Pro
- ネットワーク環境 自宅のWi-Fiネットワーク(au光)
- ノート数(Notion>50くらい,Evernote>5万ちょっと)
- 検証時期,2021年2月中旬
Twitterは,自分のTweetを管理したり,さかのぼって検索するのには不向き.
「あのTweetどこだったかな」と探しても,見つかることはほとんどありません.
プロフィールをひたすら遡る作業,←もちろんやりたくありませんw
僕は,ブログにTweetを埋め込むことがあります.
なので「自分のTwitterを,上手くデータベース化できないか」ということをよく考えます.
最近クラウドメモアプリとして,Notionを使うようになったので,EvernoteとどちらがTweetを保管するのに適切かを検証します.
Tweet 保存の場所,NotionとEvernoteどちらが優秀なのか.
現在クラウドメモには,NotionとEvernoteの2つのサービスを併用しています.
長年使っているEvernoteの強みを考えつつ,Notionと上手く共存させようと日々思考中です.
そこで最近,Tweetをデータベース化できないかと頭を捻らせていたので,これをNotionとEvernoteで比較することにしました.
結論から,先に書きます.
使い勝手を比較した結果,Tweetの保管場所としてNotionを使うことに決めました.
理由は以下のとおり.
- Tweetをアプリに送る手間が,Notionのほうが少ない
- アプリ内での検索精度は,Notionのほうが高かった
- Tweet用のデータベースを,Notionで作るのが楽しい
では,各項目を詳しく説明します.
TweetをNotionやEvernoteに保存する方法
TwitterのTweetは,NotionやEvernoteに保存することができます.
基本的な流れは,共有アイコンから各アプリの保管場所を指定して,テキスト書いて送るだけ.とても簡単です.
しかし,NotionとEvernoteでは,微妙に操作が異なります.この微妙な違いが,作業全体でみたときに,結構な時間の差につながります.
Tweetをアプリに送る手間は,Notionのほうが圧倒的に少ないうえ,操作も簡単です.
iPhoneを例に説明します.
NotionにTweetを保存する
- 保存したいTweetをひらく
- 共有アイコンをタップ
- Notionのアイコンをタップ
- テキストを入力する(任意)
- 保存先を指定する
- 「Save」をタップ
以上の操作で,NotionにTweetを保存することができます.
Notionに送ったTweetは,ページを開くとTwitterの画面がほぼそのまま表示されます.とても便利です.
EvernoteにTweetを保存する
- 保存したいTweetをひらく
- 共有アイコンをタップ
- Evernoteのアイコンをタップ
- 「共有済みのコンテンツ」のところにテキストを入力
- 保存先のノートを選択
- タグを追加する(任意)
- 保存をタップ
Evernoteの場合,送信した後にアプリを起動します.
アプリを起動すると,クリップしたデータがEvernoteのサーバーに送信されます.
以上でTweetがEvernoteに保管されます.
EvernoteよりNotionのほうが,Tweetの保存が楽な理由.
Evernoteの場合,アプリをひらいてサーバーに送るひと手間が煩わしく,保存する作業に時間がかかります.
例えば,5つのTweetをサーバーに送信するのに,30〜40秒くらいの時間を要します.
また,途中で表示される「共有済みのコンテンツ」というテキストが,とても邪魔です.これを削除するのも手間がかかります.
↑2つの理由から,Tweetを保存する手間はNotionに軍配があがります.
5つのTweetを保存するだけでも,NotionとEvernoteでは倍くらい時間がかかります.
毎日作業すると仮定すれば,大きな時間のロスになります.
保存したTweetを,NotionやEvernoteで検索する方法
Tweetの保存データが溜まってくると,目的のTweetを探す必要がでてきます.
検索はEvernoteの方が優秀だろう.こう予想していました.
しかし,この期待もEvernoteに裏切られてしまいました.
今回の記事を書く際に,「本」「猫」「インフルエンザ」「clubhouse」「カメラ」と5つのキーワード(テキスト)をつけてTweetを保存.そのTweetを検索することで,テストを実施しました.
結果,Evernoteの惨敗.
Evernoteは,上記5つのキーワードどれで検索しても,保存したTweetが検索結果に表示されませんでした.
原因は不明.ノートのタイトルには,ちゃんと5つのキーワードが入力されています.
それでも検索にヒットしません.
アプリ内での検索精度がNotionのほうが高かった
逆にNotionは,これら5つのキーワードすべて検索でヒットし,なんなく目的のTweetにたどり着くことができました.Notionは検索機能も優秀です.
1つ補足しておくと,僕はEvernoteを長年使っていてノート数が5万を超えています.これが,検索にヒットしない原因かもしれません.
Notionのノート数は,まだ500にも満たないのでこれが増えたとき,レスポンス速度がどうなるかは楽しみです.
沢山のデータを,Notionで管理してみようと考えています.
Tweetをデータベース化して,情報やアイデアとして活用する
最後は,Tweetをデータベース化して,今後どう活用したいのかをまとめます.
僕はブログ記事の中に,参照となるTweetを埋め込んだりして,Twitterを使っています.
そのため,自分の過去Tweetを探したり,著名な人の有益なTweetをよく引用します.
しかし,TwitterアプリやTweetbotでどれだけ工夫しても,目当てのTweetを素早く検索したり管理することできません.
Tweetを参照したいとき,これでは不便です.時間もかかります.
そこで,今後参照にする可能性のあるTweetを,クラウドに保管しておきたいと考えるようになりました.
そこで候補にしたアプリが,NotionとEvernoteということです.
Tweet用のデータベースを作るのが楽しい
先に書いた2つの理由から,Tweetを整理するツールはNotionに決めました.
Evernoteは,大好きなサービスのひとつ.しかし,最近どうも利用頻度が減っています.
これとは逆に,Notionは保存している情報をデータベース化するのが楽しく,利用する機会が増えています.
具体的には,サブスクリプションデータベースを作ったり,読書データベースを作るのにNotionを使っています.
そして,アプリもサクサク動いてくれるので,作業していてストレスがありません.
日本語対応していないなどの,デメリットもいくつかあります.しかし,それを気にさせないくらい,Notionは良いサービスに仕上がっています.
これから保管するTweetも増えていくので,Twitterのデータベースとして整えていく計画です.
そしてそれを,記事のアイデアや主張の裏付けととして活用していこうと考えています.
Notionは,データベースづくりを快適にするサービスです.
コツコツと楽しみながら,Tweetデータを溜め込んで,上手くブログや発信に活用していく予定です.
〈了〉