ニコンのオールドレンズ沼に着実にハマっています.
博多阪急で『クラシックカメラ博 in 博多』が開催されていたため,そちらで新しくオールドレンズを入手してきました.数本購入したのですが,その中からニッコールの広角レンズ『NIKKOR-N Auto 24mm F2.8』を紹介します.
出店されているショップの方に「珍しいニコンの古いレンズを探しています」とお伝えしたところ,こちらを勧めていただきました.購入したばかりなので作例はありませんが,レンズや外観や特徴,価格などについて書いていきます.
ニコンのオールドレンズを探している方,またはオールドレンズ好きの方の参考になれば幸いです.
【Nikon オールドレンズ】ニッコール 広角レンズ NIKKOR-N Auto 24mm F2.8を購入
博多阪急で『クラシックカメラ博 in 博多』が開催されています.開催期間は2020年1月23日(木)〜30日(木)まで.(この記事を公開している頃には終了していますので,そちらはご了承ください)九州の百貨店で開催されるのは,なんと13年ぶりらしいです.
最近,オールドレンズ沼にハマっている身としては…行くしかありません.
出店されているカメラショップは以下の通り.(九州だけでなく関西・関東からも出店されているのが印象的でした)
- カメラのゴゴー商会(福岡市博多区)
- 大塚商会(名古屋名東区)
- ハットリカメラ(名古屋中区)
- ステレオカメラ(福岡市東区)
- 藤井商店(大阪市中央区)
- 鈴木特殊カメラ(大阪市中央区)
- カメラのヤマゲン(堺市堺区)
- 元町カメラ(神戸市中央区)
今回購入した『NIKKOR-N Auto 24mm F2.8』をおすすめしてくれたのは,神戸の『クラシックカメラ 元町カメラ』さんです.ニコンのオールドレンズを最近揃え始めたことと,持っているレンズの種類や使っているカメラをお伝えしたところ,このレンズを最初に紹介してくれました.
『NIKKOR-N Auto 24mm F2.8』の価格と特徴
28mmのニッコールレンズはすでに持っているのですが,使っているカメラがNikonのZ50でAPSCなので,24mmの画角だと結構違った絵が撮影できるそうです.更に今回のレンズは,外箱とケース付きで状態もよく,珍しい玉でした.
最近買った書籍『ニッコールレンズのすべて』にも,『NIKKOR Auto 24mm F2.8』は1967年8月に発売された24mm Fマウントの初期レンズと記載されていたので,即購入を決めました.価格は,税込みでちょうど14,000円でした.
ニッコール N 24ミリ F2.8は,世界で始めて近距離補正方式を採用.それまでの全体繰り出し式の一眼レフ用広角レンズは,非点収差の影響で近距離撮影時に画面周辺部の像がボケる欠点があった,これを克服するため,近距離撮影時に後群レンズ間の距離を変える方式を採用.近距離から無限遠までシャープな像を実現した.
出所:ニッコールレンズのすべて(76ページより)
『NIKKOR-N Auto 24mm F2.8』の外観
レンズの外観は,今回一緒に購入したオールドレンズ,『NIKKOR-S Auto 50mm F1.4』で撮影しました.最後の2枚(レンズを装着した様子)は,iPhone11 Proで撮ったのですが,同じ明るさの室内でも,かなり写り方が違います.(どちらも加工せず,撮って出し)
パット見た印象は,圧倒的にiPhoneの方が綺麗に見えるのですが,個人的には全体的に暗めでボヤッとした写りのオールドレンズの方が好きです.