カメラをはじめると,『レンズフレア』『ゴースト』という言葉をYouTubeで聞いたり,カメラ雑誌で目にするようになると思います.
どちらも,太陽光のように強い光源がある環境で撮影した際に,写真全体が意図せず白っぽくなってしまったり,光の輪や玉状のものが写ってしまう現状のことです.ただ,意図的にフレアやゴーストを入れることができれば,味のある写真を撮ることもできます.
この記事では,カメラでよく使われる『レンズフレア』『ゴースト』という用語について解説します.
レンズフレア,ゴーストとは?!
レンズフレア(フレア)とは,強い光源にレンズを向けたときに不要な光がレンズ内部で反射して,コントラストが低く(全体的に白っぽく)なってしまう現象のこと.
ゴーストとは,レンズ内部で反射した光が写真に光の輪や玉状になって現れる現象のことを言います.
太陽光を直接画角内に入れて,意図的にフレアやゴーストを発生させることができれ雰囲気のある良い写真を撮ることができます.
フレア,ゴーストが発生する原因と対策
フレアやゴーストの原因は,強い光です.太陽光のような強い光が,フィルター,レンズ,カメラ内で反射することでフレアやゴーストが発生します.
そのため,意図せずフレアやゴーストが発生する場合は,以下の対策で改善する可能性があります.
- フードを装着する
- コーティングされているフィルターを装着する
- フィルターを外して撮影する
- ハイスペックなレンズに交換する
- レンズ,フィルターを清掃する
- F値を小さくして(絞り開放)で撮影する
- 順光のアングルで撮影する