『ドラえもん 0巻』が超人気ということで購入 / #日々読書備忘録 #本買う馬鹿

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『ドラえもん 0巻」が11月27日に小学館より発売されました.

普段,ドラえもんにはあまり興味が無かったのですが,なにやらこの『ドラえもん 0巻』書店員さんが「バカ売れオブバカ売れ」とつぶやくほど売れているそうです.

念の為,Amazon・メルカリで調べてみましたが,確かに売れているようで早速紙の本は相場より価格が上がっていました.定価は770円(税込み)ですが900〜1,000円前後で取引されているようです.

ネットニュースでも話題になっていて,都内では売り切れている書店が増えているようです.ぼくは地方住まいなので,難なく近所の蔦屋で商品を買うことができました.

個人的には,この手の漫画の品薄状態は1ヶ月くらいで改善するので「そこまで急いで手に入れる必要は無いかなぁ」といったスタンスです.どうしても今読みたい場合を除いては,定価に落ち着くのを待つことを推奨します.

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地方の書店にはまだ在庫がある場合も.
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Amazonやメルカリでは,品薄状態で価格が高騰しています.

さて,『ドラえもん 0巻』には,ドラえもんの連載スタートした時に描かれた,異なる6つの第1話が収録されています.それをまとめたのが『ドラえもん 0巻』です.

各誌第1話のドラえもんタイトル
  • ドラえもんあげる(『よいこ』第1話)
  • ドラえもんがやってきた(『幼稚園』第1話)
  • ドラえもん登場!(『小学1年生』第1話)
  • 未来から来たドラえもん(『小学2年生』第1話)
  • 机からとび出したドラえもん(『小学3年生』第1話)
  • 未来の国からかるばると(『小学4年生』第1話)

他にも特別収録の話が数話収録されていて,当時の時代背景をうかがい知ることができる解説なども豊富です.

「ドラえもんは,最初はしっぽを引っ張ると消えることができる設定だった」「しずかちゃんの名前が,一時期しず子だった」「ドラミちゃんの顔が予告と本編で違う」など,当時は設定がコロコロ変わっていたのも,個人的には面白く感じました.

読者(主に小学生)に合わせて沢山のストーリーが用意されていたので,それらが理由で設定なども色々と変化していったのだと思います.いつの時代も柔軟に変化できることが成功の秘訣ということは,今も昔も変わらない真実ですね.

久しぶりにドラえもんを読みたくなったので,Kindleで「のび太の日本誕生」でも購入して読んでみようと思います.

気になった人は,ぜひ『ドラえもん 0巻』手にとってみてください.

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『ドラえもん 0巻』を読むと,他のドラえもん作品にも触れたくなります.

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