Touch IDが追加された『MacBook Air 2018』やTouch Bar付き『MacBook Pro』では、指紋を使ってロック解除することができます。
Macの初期設定で1つ指紋を登録しますが、多くの人はこの時『人差し指』を設定したのではないでしょうか??
そのまま人差し指で認証を続けてもいいのです、キーボード右上というTouch IDの配置上、あまり効率が良くありません。
Touch IDのロック解除には、薬指や小指の指紋を登録しておくと意外と便利です。(個人的には薬指を推奨します)
Touch IDには、最大5つの指紋を登録することができるので、右手の薬指と小指も追加で登録しておきましょう。
『MacBook Air 2018』や『MacBook Pro』のTouch IDに指紋を追加する方法
新しく発売されたMacBook Air 2018やTouch Barが搭載されているMacBook Proを使っている場合、画面のロック解除やApple Payを使った支払いの認証に、Touch ID(指紋認証)を使うことができます。
Touch IDの設定は、Macのシステム環境設定からできるようになっていて、指紋の追加登録もここから行います。
1つのアカウントに対して、指紋は最大で5つまで登録できるので、ロック解除や決済をスムーズにするために、追加の指紋を登録しておくとよいでしょう。
指紋の追加は『システム環境設定』から
- システム環境設定のアプリを起動します
- メニューの中から「Touch ID」をクリックします
- 「指紋を追加」をクリックします
- Touch IDに数回触れて指紋を登録します(指紋と指紋の境界部分を登録します)
- 「Touch IDの準備ができました」が表示されたら、最後に「完了」をクリックします
以上の操作で、Touch IDの追加が完了します。
冒頭でも書いているように、何となく人差し指で登録しがちなTouch IDですが、キーボードの配置上、薬指と小指を登録しておく解除や認証がスムーズになります。
一つしか指紋を登録していない人は、薬指と小指の指紋も追加で登録しておくとよいでしょう。
登録した指紋の名称を変更する方法
登録した指紋は、「指紋1」「指紋2」といった名称が自動で割り振られます。
このままでも特に問題ありませんが、指紋の名前はあとから変更することも可能です。
「指紋1」「指紋2」…の部分をクリックすると編集モードになるので、分かりやすい名称に変更しておくとよいでしょう。
「Touch IDを使用:」のチェックマークは何に影響するのか?
Touch IDの設定メニューには、「Touch IDを使用:」と書かれた項目と3つのチェックボックスが良いされています。
- Macのロックを解除
- Apple Pay
- iTunesとApple Store
チェックを入れた場合の影響は、以下のとおりです。
基本的にはすべてにチェックを入れても問題ありませんが、パスワードのみで管理したい項目があれば、チェックを外しておくとよいでしょう。
【Macのロックを解除】選択すると、現在のユーザアカウントに追加されている任意の指紋で Mac をロック解除できるようになります。
【Apple Pay】選択すると、現在のユーザは Touch ID を使って Apple Pay での購入を承認できるようになります。
【iTunesとApple Store】選択すると、Touch ID を使って iTunes Store、App Store、および Apple Books で購入ができるようになります。
MacOSユーザーガイド:Mac の「Touch ID」環境設定を変更するより
SourceNote
- MacOSユーザーガイド:Mac の「Touch ID」環境設定を変更するより
- Photo: iStock by Getty Images