愛機のMacBook Air。
今年の7月で購入から5年が経つので、バッテリーがそろそろ限界です。
以前ジーニアスバーの予約の方法を書いたのですが、その時は結局仕事の都合で行けなくなってしまい、本日修理を終えてきました。
ということで今回は、MacBookのバッテリー交換について書いていきたいと思います。
MacBookのバッテリーが寿命をむかえており、交換するべきか?を悩んでいる人の参考になれば幸いです。
行こう、行こう…と思っていたMacのバッテリー交換。
やっと今日、Apple福岡天神で修理することができました😎 pic.twitter.com/hhVIoN0Puz
— 稲林 タク @smatu.netの人(iPhone中毒者) (@takg_jp) 2018年4月17日
5年使っているMacBook…バッテリー寿命がそろそろ限界に
まずはMacBookの状態から、おさらいしておきます。
長年愛用しているMacは、MacBook AirのMid 2013です。
2013年の7月に発売されたモデルなので、今年の7月で利用歴5年になります。
カスタマイズしたMac(通称「全部載せ」)なので、今でも現役で活躍してくれています。
ハード的にもソフト的にもほとんど問題ないのですが、昨年の12月くらいから突然シャットダウンしたり、バッテリーの消耗が以上に早くなったりと、バッテリー関連のトラブルが急に増えてきました。
バッテリーの充電回数は776回。
500回程度充電するとバッテリー容量は80%以下になり、1000回で寿命をむかえると言われています。
バッテリー状態を確認したら、やはりステータスが「バッテリーの交換修理」になっていました。
ちなみにSMCリセットを実行しましたが、突然シャットダウンする不具合は直りませんでした。
この様に愛用中のMacは、素人ではこれ以上手が出せない状態です。
今年の6月くらいには新型Macbookが発表されそうなので、それまで待とうかとも考えました。
しかし、突然シャットダウンすると電源アダプタが無ければ起動すら出来ないので、バッテリーを交換することに決めました。
MacBookのバッテリー交換:Appleへの持ち込み〜修理受付まで
MacBookの修理を持ち込んだのは、Apple福岡天神。
福岡市にある九州では唯一のAppleです。
(現在は「Apple Store〇〇」から「Apple〇〇」に変更されたので、表記もそれに合わせています)
雨の平日でしたが多くのお客さんが来店しており、店内は非常に活気のある雰囲気でした。
Appleは平日でも賑わっていますね。
Macなどの持ち込み修理は、Genius Bar(ジーニアスバー)と呼ばれる修理専門の受付カウンターで対応してくれます。
近くのスタッフさんに予約していことを伝えると、すぐに案内してくれました。
Appleで修理をする場合、予約をしておかないと当日対応してもらえないことがほとんどです。
持ち込みで修理をする時は、かならず事前に予約を済ませておきましょう。
カウンターでは、Apple製品のエキスパートの方が色々と相談にのってくれます。
まずは症状を伝え、Macの簡易診断を実施してもらいました。
診断の結果、予想通りバッテリーの異常が検出されました。
それ以外のハードの状態は正常だったので、ほっと一安心。
担当の方に伺ったところ、突然のシャットダウンはバッテリー劣化が原因だそうです。
MacBookは起動する際に一定の電圧が必要ですが、バッテリーが劣化してくると起動時に必要な電圧が確保できません。
そのため、「電源オン」→「すぐにシャットダウン」という症状が出ることを教えてもらいました。
電源アダプタが無いと起動すらできなかったのも、この理由を聞くと納得できます。
「アダプタから電気を供給していれば、電圧が安定するのでMacを正常に起動できる。」と、いうことだったんですね。
簡易検査が終わりひと通りの説明を受けた後は、修理のための見積もりを出してもらいます。
MacBook Airのバッテリー交換は、12,800円です。
もちろんサポート期間は終了しているため、この金額が全額負担となります。
バッテリー交換の料金は、Apple Care加入しているなど状況によって異なります。
修理を検討中の人は、Apple Careに加入しているか?、購入後の保証対象期間内か?など事前に確認しておくとよいでしょう。
MacBookのバッテリー修理の料金一覧(保証対象外)
製品 | バッテリーサービス料金 |
---|---|
11インチ/13インチ MacBook Air | 12,800 円 |
13インチ/15インチ MacBook Pro | 12,800 円 |
17インチ MacBook Pro | 17,800 円 |
12インチ MacBook | 19,800 円 |
13インチ/15インチ MacBook Pro Retinaモデル | 19,800 円 |
見積もりを確認した後は、修理を行うか、そのまま持ち帰るかを決めます。
事前に確認した料金で間違いなかったので、もちろんそのまま修理を依頼しました。
実際の修理に入る前に
- 簡易検査のまま修理するか?
- 精密検査を行ってから修理するか?
の確認があります。
簡易検査なら即日持ち帰りが可能ですが、精密検査を行うとMacを1日預かってもらう必要があります。
極稀に簡易検査では見つからなかった故障が、精密検査で見つかることがあるようです。
時間的に余裕がありMacを完璧に検査してもらいたい人は、精密検査後に修理を行ったほうが安心だと思います。
ぼくの場合は当日Macを持ち帰りたかったので、簡易検査のまま修理をお願いしました。
修理規約にサインして、Macを預けるところまでで受付は終了です。
バッテリーの交換は、1時間〜1時間半程度。
『Genius Bar修理確認証』を受け取って、近くのスタバでコーヒーを飲みながら時間をつぶすことにしました。
MacBookのバッテリー交換:修理完了〜受け取りまで
修理申し込みのときに、完了連絡は「メール」「電話」のどちらかを選ぶことができます。
修理が完了すると、依頼したアドレスや番号に連絡があります。
「1時間〜1時間半くらいかかります〜」と説明を受けていましたが、30分程度で連絡がありました。
修理の申し込みが少ない場合は、比較的早めに終わることがあるそうです。
Appleに戻ったら、スタッフさんに先程受け取った『Genius Bar修理確認証』を渡しましょう。
しばらくすると、先ほどと同じようGenius Barのカウンターに案内されます。
身分証明書を提示して本人確認を行います。
その後、補修ルームから修理したMacを持ってきてくれます。
修理を終えたMacBook Air、こんな感じ↓のカバーに入って戻ってきました。
修理されたMacを受取ったら確認のサインをして、修理代を支払います。
支払いは方法は、以下の3つから好きな方法を選ぶことができます。
- Apple Pay
- クレジットカード
- 現金
会計が済めば、Macの修理手続きはすべて終了です。
念の為、Macを起動して状態を確認しておくとよいでしょう。
まとめ:MacBookはバックアップしてから修理に出しましょう
購入から5年になるMacBook Air。
まだまだ現役で活躍してくれているので、バッテリーの修理を実施しました。
もちろん保証期間外のため、費用は全額負担で13,824円(税込)かかりました。
これで今年のMacBookの新型が発売されるまで、突然のシャットダウンやバッテリーの急激な消費に悩まされることが無くなります。
修理後の調子はとても良いので、Appleで修理して本当に良かったと満足しています。
バッテリーの交換はMacBook Airで12,800円、MacBook Proだと19,800円かかります。
正直やや高いと感じるかもしれませんが、バッテリートラブルに悩まされている人は、交換して損はないと思います。
バックアップせずに、MacBookを修理に持っていった結果…
最後に修理前のバックアップのことを少し書いて、この記事を終わりにしたいと思います。
今回の修理、実は時間が無かったのでバックアップをとらずに修理を強行しました。
結果、Macのデータは消えること無く修理から戻ってきました。
スタッフさんに質問したところ、バッテリーの交換だけであれば、データが消えることはあまり無いようです。
バッテリー交換だけで修理が済まない場合や、修理時に何らかのトラブルが発生することもあるので、Appleとしてもバックアップを推奨しているということでした。
本来であれば、万が一に備えて修理前にMacのバックアップを取っておくべきです。
時間に余裕があるなら、必ずバックアップを済ませて修理に出すようにしましょう。
「免許証」または「保険証」を準備しておくと、修理と受取がスムーズに進みます。