iPhoneアプリ断捨離後,スクリーンタイム変化の記録.#スマホの利用時間を減らす方法 #ホーム画面を一つにすることのススメ

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日本人がインストールしている,アプリの平均数は103.4個.その中で,実際ユーザーが使っているアプリは,38.5個というデータがあります.
使うアプリを絞り込むことで,生活はどのように変化していくのでしょうか.
iPhoneアプリ,断捨離の記録.

iPhoneアプリの断舎離を実行.120個のアプリを5画面に分けて管理していましたが,60個に減らして1画面にまとめました.

ついつい時間を奪われてしまうアプリを削除(またはホーム画面から非表示に)し,iPhoneで自分が何をやりたいか?を考え,ホーム画面をシンプルにしました.1画面のiPhoneは大変快適.

断捨離の方法や当日詳しい様子は,別記事にまとめてあるので,断捨離の方法が気になる方はそちらもご覧ください.

この記事では,断捨離後5日が経過したので,どのような変化が起こったかをまとめています.また,iPhoneで利用するアプリを削減するメリットや,ホーム画面を1つにまとめるメリットを紹介します.

iPhoneアプリ断捨離後,スクリーンタイム変化の記録

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まずは結果から.

iPhoneアプリの断捨離をしても,スクリーンタイム(iPhoneの利用時間)はそれほど変化がありませんでした.この辺の変化については,もう少し長い視点で振り返ったほうがよさそうです.

iPhoneアプリ断捨離後のスクリーンタイム
  • 20(木)3時間34分
  • 21(金)56分
  • 22(土)4時間22分
  • 23(日)5時間18分
  • 24(月)2時間14分

先週と比較してみます.

iPhoneアプリ断捨離前のスクリーンタイム
  • 13(木)3時間55分
  • 14(金)1時間28分
  • 15(土)4時間00分
  • 16(日)2時間38分
  • 17(月)1時間52分

このように,アプリを断捨離しても,iPhoneを利用している時間はあまり変化していません.むしろ,B’zがストリーミングを解禁したことによって,Spotifyを使っている時間は大幅に増加.その結果,断捨離した後の方がiPhoneの利用時間は長くなっています.

YouTubeの利用時間は,予想どおり減少(というかほぼゼロ)

しかし,アプリの断捨離後,YouTubeの利用時間はあきらかに減少.その分あまった時間を,読書や趣味にあてることができるようになりました.

アプリの断舎離では,以下の2つを大きな目的としていました.

  • ホーム画面を極限までスッキリさせる
  • 無駄な時間を奪うアプリを遠ざける

ここで言う無駄な時間を奪うアプリとは,YouTubeやゲームアプリなどの,ついついダラダラと長い時間使ってしまうアプリのことを指します.アプリを思い切って整理した結果,YouTubeの視聴時間は限りなくゼロに近づき,オーブをもらうためだけにゲームアプリを起動することも無くなりました.

YouTubeアプリの利用時間だけを比較してみます.

アプリの断捨離前のYouTubeの利用時間
  • 13(木)33分
  • 14(金)12分
  • 15(土)13分
  • 16(日)33分
  • 17(月)00分
アプリを断捨離した後のYouTubeの利用時間
  • 20(木)6分
  • 21(金)0分
  • 22(土)0分
  • 23(日)0分
  • 24(月)0分

断舎離する前は,5日間で91分YouTubeを観ていました.平均すると1日20分くらい.これがほぼゼロになったので,1週間単位で考えると2時間〜3時間はYouTubeの視聴時間を減らせたことになります.

以前は,平気でYouTubeを毎日1時間以上観ていたので,その時と比較するとかなりの時間を,別のことに使えるようになりました.断捨離後の5日間では,YouTubeを起動した時間はわずか6分だけです.

意図せず時間を浪費してしまうアプリは,「ホーム画面から取り除く」ことで利用時間を大幅に減らすことができます.アプリの使いすぎ,スマホ依存で困っている人は,使いたくないアプリを画面から削除してみましょう.

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実際のスクリーンタイムの変化

他人のスクリーンタイムには,さほど興味も無いと思いますが,断捨離後の変化がわかるように,断捨離前後の5日間のiPhone利用時間の内訳を添付しておきます.

5月13日(木)のスクリーンタイム

5月14日(金)のスクリーンタイム

5月15日(土)のスクリーンタイム

5月16日(日)のスクリーンタイム

5月17日(月)のスクリーンタイム

5月19日にアプリの断捨離を実施.

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5月20日(木)のスクリーンタイム

5月21日(金)のスクリーンタイム

5月22日(土)のスクリーンタイム

5月23日(日)のスクリーンタイム

5月24日(月)のスクリーンタイム

iPhoneのアプリを断舎離して変わったこと,良かったこと.

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iPhoneアプリを断舎離してみて,気づいたことや良かったこと.主に4つあります.

  • iPhoneを使って何をしたいかがハッキリしてきた
  • 自分が無駄と感じるアプリを(ほぼ)使わなくなった
  • SNSを起動するときも,目的を考えて使うようになった
  • ホーム画面が1つだけというのは,こだわりがあっていい感じ

iPhoneを使って何をしたいかがハッキリし,無駄と感じるアプリを使わなくなった

iPhoneのアプリを断捨離することで,「iPhoneを使って,どんなことがやりたいのか?」ということが,自分の中でハッキリしてきました.僕の場合,調べ物(リサーチやググること)やスキマ時間を使った勉強,情報収集を効率よく行うためにiPhoneを使っています.

しかし,様々なアプリをホーム画面に並べることで,これができなくなっていました.ゲーム配信を長時間見たり,あいた数分の間にゲームアプリを起動することは,自分が本来やりたかったことではありません.

断捨離をすることで,本来は「無駄」と考えることに時間を使わなくなりました.ゲームを起動する1分も,一年続ければ365分,約6時間です.使わないに越したことはありません.

SNSを起動するときも,目的を考えて使うようになった

↑「無駄」という内容と似ているのですが,SNSのタイムラインをなんとなく眺めることも無くなりました.

特に減ったのはTwitterの利用時間.以前はTweetbotとTwitterアプリ(純正)のアイコンをホーム画面に並べていましたが,今は「SNSフォルダ」にまとめていれています.リビングでゆっくりする時間に,なんとなくTwitterを起動していましたが,アプリの断捨離後はそれも無くなりました.

人間は簡単にできることには,ついつい手を伸ばしてしまう性質を持っています.そのため,悪い習慣は障壁を設けることで改善できる,と言われています.アプリの断捨離をする(起動までにあえて手間を加える)ことは,習慣改善になることが実感できました.

まとめ: 「ホーム画面が一つ」は,かっこいい.

ホーム画面が洗練されているiPhoneは,使っている時とても心地が良いものです.アプリを減らすと良い変化も沢山生まれるので,一度試してみることをおすすめします.

〈了〉

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