iPhone Xでは、これまでのiPhoneと大きく操作方法が変わっている点がいくつもあります。
その中のひとつが、マルチタスク画面を表示してアプリを切り替える方法です。
iPhone8までとは操作が異なるので、最初は違和感を感じますが、よく利用する機能なので早めに慣れておきましょう。
この記事では、iPhone Xでマルチタスクを切り替える方法と、アプリを強制終了する方法をご紹介します。
iPhone Xさん。
「マルチタスク」と「アプリの強制終了」の操作方法も、やや変更されています。https://t.co/LkSkvJIz3e— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2017年11月4日
iPhone Xでマルチタスク表示→アプリ切り替えをする方法
最初は、iPhone Xでマルチタスク画面を表示してアプリを切り替える方法です。
(アップスイッチャーとも呼ばれている機能です)
これまでは、ホームボタンの2回押しや、エッジプレスで行なうことができた操作のことです。
iPhone Xでマルチタスクを表示するには、以下の手順で操作します。
- 画面下部から上方向にスワイプして途中で止める(指を画面から離さいない)
- マルチタスクになるので横にスワイプ(ここからは指を離してOK)
- 表示したいアプリをタップ
この操作、最初は少し分かりにくいです。
動画も添えておくので、上手くいかない時はそちらもご覧くださいm(_ _)m
また、画面下部のホームバーを左右にスワイプしてもアプリを切り替えることができます。
操作比較:マルチタスク表示→アプリを切り替え(アップスイッチャー)
iPhone8まで | iPhone X |
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iPhone Xでアプリを強制終了する方法
次は、iPhone Xでアプリを強制終了する方法です。
これまでは、マルチタスクからアプリを上にフリックして消していたあの操作のことです。
iPhone Xでは、一手間ジェスチャーが追加されています。
- ↑で紹介した手順でマルチタスク画面を表示します
- アプリのキャプチャを長押しします(マイナスのアイコンが表示)
- マイナスアイコンをタップ、またはアプリを上にフリックします
この手順でアプリを強制終了することができます。
こちらも分かりにくい場合は、動画をご覧ください。
操作比較:アプリを強制終了する
iPhone8まで | iPhone X |
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解説とまとめ
なぜ強制終了の操作が面倒くさいのか!?
正直アプリの強制終了は、一手間ふえて「面倒くさい…」と感じた人も多いはずです。
なぜユーザの体験を重視するAppleが、このような操作の変更を行ったのでしょうか??
これは恐らく、アプリの強制終了がiPhoneの利用において、あまり意味をなさなくなったことが原因だと考えられます。
数年前まではバックグラウンドで動いているアプリがバッテリー消耗に悪影響を与えていました。
具体的な名前は挙げませんが、某SNSアプリや某ニュースアプリなどを使っていると…みるみるうちに電池残量が減っていました。
しかし近年ではアプリやiOSが改善されたことにより、強制終了したほうが再起動や読み込み作業によりバッテリーが減りやすくなったとアナウンスされています。
Appleとしても強制終了を面倒くさくすることで、余計なバッテリーの消耗を抑えてようとしているのでしょう。
iPhoneの調子が悪くない限り、アプリを強制終了したりせずに使用を続けましょう。
そしてエッジプレスは使えません…。
最後になりましたが、iPhone Xでは画面の左端を3Dタッチすることでマルチタスクを表示するエッジプレスの機能は使えません。
個人的にエッジプレスは使用頻度が高いので、何か方法が無いか?色々と試してみました。
iPhoneXでもなんちゃってエッジプレスは健在でしたので、もし「どうしてもエッジプレスが使いたい!!」という人は試してみて下さい。