Evernoteには、ウェブページの情報を簡単に保存できる『Webクリッパー(ウェブクリッパー)』という機能があります。
ウェブクリッパーを使うと、面白いサイトや役立つウェブページの情報を「保存→検索」できるようになるので非常に便利です。
ほとんど丸ごとウェブサイトの情報を保存できるので、「ブックマークバーがゴチャゴチャしているので整理したい」というニーズにも対応してくれます。
「Evernoteのウェブクリッパーって何だろう!?」
「ブックマークバーの整理整頓をしたい!!」
という人は、一度利用してみるとよいでしょう。
Evernoteの「ウェブクリッパー」は、ブックマークバーの整理にも効果を発揮することに気付きました。
「ブックマークバーがゴチャゴチャしている…」という人は、ぜひお試しを♪https://t.co/9dMcujZ1KS
— 稲林 タク @smatu.netの人 (@takg_jp) 2017年10月31日
Evernote Webクリッパーの使い方
PHOTO: iStock by Getty Images
早速Evernoteのウェブクリッパーの使ってみましょう。
Evernoteのウェブクリッパーを利用するには、
- Evernoteアカウント
- インターネット環境
- パソコンと好みのブラウザ
- Webクリッパーのインストール
が必要です。
Webクリッパーのインストールがまだの場合は、Evernoteの公式サイト(Webクリッパーのページ)からインストールしておきましょう。
【STEP1】Webページをクリップする
保存したいウェブページを表示したら、ブラウザのツールバーに表示されているEvernoteのアイコンをクリックします。
これだけで、クリップ操作を開始できます。
【STEP2】「クリップの種類」「保存先ノートブック」を選択する
ウェブクリッパーのメニューが表示されるので、「クリップの種類」と「保存先のノートブック」を選択します。
クリップの種類
- 記事
- 簡易版の記事
- ページ全体
- ブックマーク
- スクリーンショット
基本的には、↑の5種類から選ぶことができます。
自分の好みにあわせたフォーマットで保存するとよいと思います。
保存先のノートブック
「保存先」の右にある下矢印をクリックすると、保存先のノートブックを変更することができます。
適切なノートブックが無い場合は、その場で新規ノートブックを作ることもできます。
また、毎回同じノートブックを表示させたい場合は、オプションから細かく設定しておくことも可能です。
慣れてきたら設定を見直しておくとよいでしょう。
【STEP3】タイトル、コメントを編集する
最後はタイトルの編集や、コメントの追加などを行いましょう。
ちなみに、タイトルの編集やコメント追加は後から(Evernote保存後)でもできます。
編集できる項目は、以下の4つです。
題名
最初は自動入力されています。
クリックでカーソルを合わせると、名前を変更できます。
ノートブック
保存先のノートブックを、指定することができます。
過去に保存した履歴などをEvernoteが学習して、自動で表示してくます。
タグ
タグ(複数も可能)を追加できます。
間違えた場合は、タグの横にある×をクリックしましょう。
コメント
クリップに関するメモや、コメントを追加できます。
追加したコメントは、ノートの最初に表示されます。
【FINISH】最後は「保存」をクリック
タイトルやコメントを編集したら、最後は「保存」をクリックします。
しばらくすると、メニューが更新されEvernoteへの保存が完了します。
保存後は、クリップしたノートをすぐに共有したり、リマインダーを追加しておくこともできます。
クリップ後は、ノートをそのままシェアしたり、リンクのURLを取得することもできます。
クリップの種類:「基本パターン5つ」+「特殊パターン3つ」
PHOTO: iStock by Getty Images
クリップの種類には、「基本的な5つ」と「特殊な3つ」のパターンが用意されています。
それぞれの特徴を覚えて、ウェブクリッパーをより効果的に使いましょう。
クリップの特徴については以下のとおりです。
クリップの種類:基本パターン5
基本的なクリップの種類は、以下の5つです。
(※Evernote公式サイトより引用しています)
- 記事
- 簡易版の記事
- ページ全体
- ブックマーク
- スクリーンショット
記事
記事やブログなどの本文をページから自動的に検出します。保存される範囲を編集したい場合は、画面に表示される「+」または「-」ボタンをクリックするか、キーボードの矢印キーを押して調整できます。
対応ブラウザ:Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Microsoft Edge、Opera
簡易版の記事
お気に入りのブログやニュースサイトの記事が読みやすくなります。不要なコンテンツをページから排除した、きれいな状態にして記事を Evernote に保存できます。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Microsoft Edge、Opera
ページ全体
ページ全体をコピーします。Web ページをそのままの形で見られるようにしたい場合に便利です。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Microsoft Edge、Opera
ブックマーク
ページ全体をクリップせずに、サイトだけを覚えておきたい時にご利用ください。URL、サムネイル画像(自動生成)、およびテキストの抜粋が保存されます。このクリップにはコメントを追加することもできます。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Microsoft Edge、Opera
スクリーンショット
画面のスクリーンショットを撮影します。そこから画像の端を切り取って調整したり、テキストや図形、スタンプなどの注釈を追加することができます。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Opera(現在、Microsoft Edge には対応しておりません)
クリップの種類:特殊パターン3
これまでに紹介した5種類の他にも、表示しているウェブページによっては違うフォーマット(書式)で保存することができます。
その他用意されているフォーマットは、以下の3種類です。
(※こちらもEvernote公式サイトより引用)
- 選択範囲
- 人気サイト専用のフォーマット
PDF 文書をブラウザで閲覧している場合、PDF ファイルがそのまま新規ノートに添付され、 Evernote アカウントに保存されます。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Opera(現在、Microsoft Edge には対応しておりません)
選択範囲
Web クリッパーを起動する前に、ページ上のテキストや画像などを部分的に選択することで、その箇所のみを Evernote に保存できます。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Microsoft Edge、Opera
人気サイト専用のフォーマット
Gmail・Amazon・LinkedIn・YouTube など特定の人気サイトには、特別なフォーマットで Evernote に保存できます。チェックボックスの選択・非選択で、ページ上の保存したい項目を指定してください。保存後はきれいなノートとして、後から Evernote で自由に編集できます。
対応ブラウザ: Google Chrome、Safari、Internet Explorer (IE) 7 以降、Microsoft Edge、Opera
まとめ:Webクリッパーを活用してブックマークを整理しよう
PHOTO: iStock by Getty Images
この様にEvernoteのウェブクリッパーを利用すると、ウェブページを様々な書式で保存しておくことができます。
面白いサイトや役立つ記事の情報を見つけたら、どんどんEvernoteにクリップしましょう。
ウェブクリッパーで保存するメリット
同じようなことは、もちろんブラウザのブックマークでもできます。
しかしEvernoteには以下のようなメリットがあります。
- キーワードや日付で検索できる
- あとから編集できる(もちろんウェブページの表示も可能)
- タグやノートブックを使って情報を整理できる
- ブックマークバーが不要な情報でゴチャゴチャしない
これまで、気になるサイトをブックマークに保存していた人は、ぜひEvernoteのWebクリッパーを利用しましょう!!
情報の整理整頓もできるので、まさに一石二鳥だと思います。
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