タイトルのとおりChatGPTでウェブサイトのブラウジング機能が使えるようになったので,早速使ってみることにした.この記事を書いている2023年5月18日時点では,有料版に登録していないとこの機能は使えないらしい.
またアカウントによっては,設定変更できない(有料プランでもウェブブラウジングができない)ようなので,そういったアカウントの場合は設定変更出来るようになるまで,しばらく待つ必要あるようだ.
- ChatGPTでウェブ検索ができるようになった
- 今日の出来事やニュースなどリアルタイムな情報が参照できる
- ウェブページの閲覧(コンテンツの読み込みや情報利用)が可能に
- ソース(参照元)を表示してくれるようになった
- アカウントによって「ウェブ検索が使える」「プラグインが使える」「両方使える」と様々
この機能は,設定変更をしないと使えるようにならないので,ChatGPTの有料版を契約している人は,以下の手順で変更して使ってみるとよいだろう.
ChatGPT でウェブブラウジングできるようにする設定方法
ChatGPTに登録して有料アカウントにアップグレードすれば,下記の手順で設定すると「ChatGPTでウェブ検索」が使えるようになる.
- ChatGPTをひらく
- 画面左下のアカウント部分をクリック
- Settingをクリック
- 「Bate features」のタブに切り替え
- 「Web browsing」のチェックをオンにする
- 「×」をクリックして設定を閉じる
ここまで設定すると,ChatGPTにプロンプトを入力する際に「Browsing Beta」が選択できるようになる.GPT-3.5,GPT-4のどちらでもよいので「Browsing Beta」にチェックを入れてプロンプトを入力すれば機能が利用できる.
冒頭書いたように,アカウントによってはこの機能が使えたり使えなかったりするので,有料プランを利用している人は一度チェックしてみるとよいだろう.
ChatGPTしかり,昨今のAI技術の進化スピードはめまぐるしい.
ChatGPTのウェブブラウジングの使用例
試しにChatGPTのウェブブラウジングで,新しいニュース記事を要約してもらった(以下はChatGPTの回答).いかがだろうか.
この記事は、Google I/O 2023におけるGoogleの主要な発表についての詳細と意見を提供しています。記事では、AIと機械学習の進化がGoogleのプロダクトやサービスにどのように影響を与えているかを検討しています。
AIの進化は、Googleのサービス全体で見られ、特に検索と音声認識に大きな影響を与えています。Googleの検索エンジンは、ユーザーが探しているものを予測し、それに応じて結果を提供する能力が大幅に向上しています。さらに、Googleの音声認識技術も大幅に進化し、より自然な対話を可能にしています。
記事はまた、Googleの新しいスマートフォン、Pixel Foldについても触れています。これはGoogleが初めてリリースする折りたたみ型のスマートフォンで、発表当日には大きな称賛を受けました。
さらに、Googleの新しい「マジックエディター」機能についても詳しく説明しています。この機能は、写真を自然に見えるように調整し、例えば雲を消す、空を青くするなど、写真の全体的な見た目を変える能力があります。
しかしながら、記事は最後に、これらの進化が人間の生活にどのような影響を及ぼすか、そしてそれが必ずしも良いことであるとは限らない可能性について問いかけています。例えば、人々は自分の記憶を”改善”するために、写真を理想化するようになるのでしょうか?それは本当に良いことなのでしょうか?現実を”改良”するこのような技術がもたらす可能性的な問題について、読者に考えさせるような疑問を提出しています1。
参照元の記事:完全に「グーグルAI」だった2023年のグーグルI/O
これまでのChatGPTは,2021年9月までの学習データに準拠して動いていたが,これでその制限もなくなる.
Bate版なのでエラーはちょくちょく出てしまうが,しばらくすればそれも改善されるだろう.
<了>
SourceNote
- ChatGPT