iPhoneなどのデジタル機器の分解(修理)マニュアルを無料で提供するiFixitというウェブサイトがあります。
もともとはMacの分解動画公開がきっかけになってスタートしたサービスなのですが、現在はApple製品に限らずXboxやKindleなど多くのデジタル機器のマニュアルが公開されている知る人ぞ知る…的なサイトになっています。
精密機器を分解する機会は日常ほとんどありませんが、ガジェット好きであれば見ているだけで楽しむことができます。
先日iFixitのサイトがアップデートし、簡単に分解動画やマニュアルをウェブサイトに埋め込む事ができるようになりました。
デジタル関連のサイトやブログを運営する人にとっては、非常にありがたい機能なので今回は分解動画やマニュアルを自分のブログなどに埋め込む方法をご紹介します。
iFixitとは!?
iFixitは元々、壊れてしまった自分のMacの分解動画を公開したことがきっかけでスタートしました。
今は電子機器版Wikipediaようなサイトに成長しており、ユーザー自身が分解マニュアルを投稿したりできるようになっています。
iFixitはwikiベースのサイトで人々にあらゆるものを修理できる方法を教えています。
誰でもデバイスの修理マニュアルを自分で作成することができます。そして現在あるマニュアルの改善を目指して、誰でも編集できます。
私たちのウェブサイトは皆さん一人一人がもつ修理技術の知識を世界中の人たちと共有できるようにお手伝いすることです。この先には何があるでしょうか?
引用:iFixit
動画をウェブサイトに埋め込み方法
検索窓などを使って、目的の動画やマニュアルを探してみましょう。
埋め込みたい動画やマニュアルを見つけたらクリックして目的のページに移動します。
画面の右上に3点マークのオプションアイコンがあるので、そこをクリックしましょう。
メニューが表示され、一番下に「このガイドを埋め込む」が表示されます。
クリックするとサイズやプレビューが表示されます。
生成されたコードをクリックして、自分が運営するウェブサイトに貼り付けましょう。
あとはサイトを更新するだけで、iFixitのマニュアルがページ上に表示されます。
表示されているマニュアルや動画は、ページを移動すること無くそのままサイト上で確認する事ができます。
電子機器を専門に扱うウェブサイトなどでは特に重宝すると思うので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、サイトに埋め込むと↓のような感じで表示されます。
iFixitでは修理ツール・交換パーツも販売中
iFixitでは、電子機器を修理するツールの販売も行っています。
iPhoneを分解するための特殊なドライバーや、Macのディスプレイなど修理に必要なパーツを購入することができるようです。
「iPhone自分で修理してみたいけど、部品はどこで買ったらいいんだ!?」と困っているひとは、サイトを利用して購入してみると良いでしょう。
PayPalに対応しているので、日本からでもクレジットカードなどを使って簡単に購入することができそうです。
Smart Phone Repair Kit!〜修理ツールの紹介動画〜
最後に…分解はあくまで自己責任で
スマートフォンの普及が進む中、迅速な修理が求められる世の中に変わってきています。
iFixitの成長は、そんな世界の変化を物語っている思います。
特に人気のiPhoneなどは、ディスプレイが破損する頻度も高く日本でも修理のニーズが年々高まっています。
近くにApple Storeがあれば、修理も比較的すぐできるのですが日本では8店舗しかないのでそうもいきません。
手先が器用で自分で修理をしてみたいという人は、自分のiPhoneをつかってリペアの楽しみを体感してみても良いのでは無いでしょうか!?
そう、iFixitだってはじめはMacの分解からスタートしたのですから。
iPhoneのリペアがきっかけで、人生が変わるかもしれません。
あくまで分解は自己責任ですけどね!
参照:iFixit
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