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スマートフォンの時代になりマナーにも少しづつ変化が生まれてきています。
これから3回に分けて人気のSNSに関するマナーを考えていきます。
今回はTwitterのマナーです。
不特定多数と気軽に交流ができることが特徴のTwitterですが、最低限に必要な配慮やマナーも存在します。
顔が見えないSNSだからこそ、気持よく交流したいものです。
配慮あるツィートを行なうことで、想定外の炎上も防げると思います。
特集【スマホ時代のデジタルマナー】
第1回:【スマホ時代のデジタルマナー】実は危険!? 歩きスマホ編
第2回:【スマホ時代のデジタルマナー】食事中のスマホ編
第3回:【スマホ時代のデジタルマナー】悪影響はあるのか!?機内モードとマナーモード編
フォローに挨拶は必要!?
他の多くのSNSと同様、Twitterにも“フォローする”という仕組みが存在します。
趣味の合う人、尊敬する人、友達…など、どんどんフォローしていくとよいでしょう。
では、フォローする際に「フォローさせてください」などの許可や「フォローしました。よろしくお願い致します〜」などの挨拶は必要なのでしょうか?
Facebookなどと違い、実名を使う必要も無いTwitterの場合はフォローの挨拶などは特に必要ありません。
基本的にアカウントを公開している人であれば、「フォローさせてください」と言われれば「いいですよ」としか言えませんし、「フォローしました」と言われても「ありがとうございます」くらいしか返答のしようがありません。
フォローもフォロー解除も自由な文化を持つTwitterなので、お互い手間のかかる挨拶や確認は省いてしまって全く問題ありません。
フォローバックしてほしい人に対してだけは、フォローしたことを挨拶で伝えてみてもいいかもしれません。
また、フォローバック目的でフォローしてくる人(アカウント)も多数存在します。
フォロー解除も気兼ねなく行ってOKです。
非公開設定アカウントのフォローについて
情報収集目的・裏アカウント・特定の人のみと交流目的…などなど、Twitter利用の目的も様々です。
非公開設定(鍵アカ)で利用しているユーザーもたくさん存在します。
友達や直接の知り合いの非公開アカウントであれば、フォロー申請を行ってよいですが興味本位のフォロー申請は控えたほうがよいでしょう。
また、自分のアカウントを非公開にしたい場合は
設定
↓
セキュリティとプライバシー
↓
公開設定
↓
ツィートを非公開にする
で設定を変更しましょう。
設定変更以降のツィートは、表示されなくなります。
リツィートと引用ツィートの使い分け
Twitterユーザーの多くは、リツィートと引用ツイートをよく利用します。
Twitterは他のSNSより拡散性が高く、その理由がリツィートや引用ツイートが手軽にできるからです。
では、リツィートと引用ツイートはどう違うのでしょうか?
【リツィート】
他のユーザーのツィートを、そのまま自分のタイムラインに表示する機能です。
【引用ツイート】
他のユーザーのツィートを、『カード表示+コメントを付けて』タイムラインに表示する機能です。
似たような機能ですが、引用ツイートを使うと元のツィートを行った人へ通知が飛ぶ仕組みになっています。
ネガティブまたは否定的な表現の引用ツイートは、あまり行わないようにしましょう。
リプライとダイレクトメッセージの使い分け
リプライ(@返信)とダイレクトメッセージ(DM)の違いについても知っておきましょう。
『リプライ』
→みんなが見れる公開メッセージ
『ダイレクトメッセージ』
→その人しか閲覧できないメッセージ
と覚えておくと良いでしょう。
しかしその人しか閲覧できないからと、Twitterを利用して仕事の連絡などは行わないようにしましょう。
Twitterはあくまでプライベートなコミュニケーションツールです。
ビジネスなどの機密性の高い連絡用のツールとしては適切ではありません。
リプライは”送ったアカウントと送られたアカウントを両方フォローしている場合”のみ、内容がタイムラインに表示されます。
また、2015年4月以降は、フォローしてないユーザーどうしてもダイレクトメッセージを送れるようになりました。
状況に合わせて上手く使い分けるといいですね。
フォローしてなくてもリプライしてよいか?
Twitterでは「フォロー外から失礼します〜」のように、断りを入れてからリプライする人もいます。
ツイッターはシステムとして、フォロー外からのリプライを認めているので特に断りを入れる必要はありません。
「フォロー外なのになんでリプライしてくるの!」などと言われるのが嫌な場合は、リプライする人のツィートを少し確認してみるとよいでしょう。
フォロー外リプライに腹をたてるような人は、ツィートの内容も荒いのですぐにわかると思います。
いいね(旧ファボ)のマナーと使い方
Twitterにも他のSNSと同じように“いいね”があります。
以前は★アイコン(ファボ)でしたが、2015年の11月から、★→♥(いいね)に変更がありました。
Twitterによると様々なテストを行った結果、多くのユーザーが分かりやすい★→♥へ仕様を変えることにしたそうです。
TwitterとVineの上にハートが登場です。これまでの星☆アイコンから、いろいろな感情を表すことができるハート♡アイコンに変更しました。 pic.twitter.com/i7gZ5lyHGX
— TwitterJP (@TwitterJP) 2015年11月3日
ツィートに対して♥(いいね)を押したらダメということは、もちろんありません。
ツィートやシェアの内容に共感した場合は、どんどん♥を押しちゃいましょう。
まとめ
諸外国と比較すると日本のTwitter普及率は非常に高いため、利用している人も非常に多いです。
出典:【2015年保存版】ソーシャルメディアのデータまとめ一覧。ユーザー数から年齢層まで、SNS運用担当者は必見!
TwitterはFacebookなどの実名SNSと比べると気軽にはじめることができるのが特徴です。
また、検索や情報収集のツールとしてのすぐれた一面もあります。
参照:【Twitterで検索する方法】5タイプの検索でTWITTER検索の達人に
Twitterの利用を検討中の人は、新生活をきっかけにスタートしてみてはいかがでしょうか。
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