iOS9からバッテリーマネジメントの機能として「低電力(Low Power)モード」が導入されました。
これまでのIOSでは、バッテリー消費を抑えたい場合は機内モードやディスプレイの照度の調整など色々と操作が必要でした。
iOS9では、低電力モードを利用することでワンタッチでバッテリーマネジメントが実行できます。
設定方法と特徴をご紹介します。
低電力モードの設定方法
低電力モードは以下の2つの方法で設定することができます。
- バッテリーの残量が20%以下になったとき
- 設定アプリから任意で変更
「バッテリーの残量が20%以下になったとき」は、画面に設定を促すプロンプトが表示されます。
「低電力モード」or「閉じる」
↑が表示されるので、低電力モードをタップします。
バッテリーのアイコンの電池の色が黄色に変わるので、低電力モードになっていることが確認できます。
低電力モードは、「設定アプリから任意で変更」することもできます。
長時間電源を確保できない場合など、上手く利用すると良いでしょう。
低電力モードの設定と解除
設定アプリ
↓
バッテリー
↓
低電力モードをタップ
で設定をオンオフすることができます。
(アイコンが緑がオンです)
低電力モードの特徴
低電力モードに設定を行うと、iPhoneが様々な機能を制限しバッテリーの消費を抑えてくれます。
- ディスプレイの照度が20秒程度で暗くなる
- インターネット接続を制限する
- メールの取得方法がフェッチに変わる
- アプリのバックグラウンド更新がオフになる
- UIのアニメーションが簡略化
などです。
低電力モードについては、Appleは詳細を公開していませんが上記のような制限をiPhoneにかけられています。
特にWebのブラウジングは、電力を大きく消費していますので制限がかけられているようです。
ベンチマークテストでも、通常時と低電力時では40%ほど処理性能に制限がかけられているようです。
インターネットをサクサク使用したいときは、低電力モードを解除しておくと良いでしょう。
低電力モードを利用すれば、以前のように
Wi-Fiをオフにしたり…
Bluetoothをオフにしたり…
バッテリー照度を調整したり…
と煩雑な作業を行うことなく、簡単にバッテリーの消費を抑えることができます。
また、低電力モードは充電が80%を超えると解除されます。
継続して低電力モードにしておく場合は、設定アプリから低電力モードに設定が必要です。
外出先などで、電源を確保できない場合など有効に活用すると良いでしょう。
3D Touchについては、他にもこんな記事があります。
【3D Touchを使い倒そう】低電力モードに5秒でチェンジする方法
緊急時にオススメのモバイルバッテリーとケース
売り上げランキング: 32,821
[…] 参照:iOS9 低電力(LOW POWER)モード 設定と解除の方法 […]
[…] 参照:低電力モード 設定・解除方法 […]