※この記事は、2016年11月6日に更新しました。
「かっこいいヘッドフォンが欲しい。Beatsが良いって聞いたけど…どんなヘッドフォンなんだろう??」
「Beatsのヘッドフォン買おうと思うけど、どれを買ったらいいんだろう??」
3年前…
僕がBeatsのヘッドフォンをはじめて購入するとき、こんな疑問で頭がいっぱいでした。
この記事は、
- Beatsのヘッドフォンをこれから購入しようという人
- Beatsの買い替えを検討中の人
- オシャレなヘッドフォンを探している人
といった、Beatsヘッドフォンの購入で悩んだり困ったりしている方のために書きました。
筆者が買うときに知っておきたかった、Beats Studio/Beats Soloの違いについて「価格」「音質」「デザイン」の3つの視点から比較しています。
Beatsとは!?
まずはじめに、ちょっとだけBeatsについて書いておきます。
※ヘッドフォンの購入にはあまり関係ないので、興味のなければ読み飛ばしてください。
Beats(ビーツ・エレクトロニクス)は、アメリカにあるオーディオ機器のメーカーです。
2014年にAppleが買収したことで、それまで以上に有名になりました。
この時のニュースなどをきっかけにBeatsブランドを知った人も多いと思います。
Appleは原則、買収したブランドの商品を以前の名前やブランド名のままで販売することはありません。
しかしBeatsの場合は買収後も「Beats」のブランド名は残っており、今でもアップルストアで数多くの製品が販売されています。
【基礎知識】製品ラインナップ/製品概要
Beatsのヘッドホンには大きく3つの種類(モデル)があります。
(イヤフォンも複数ありますが、この記事ではヘッドフォンにだけついて解説しています)
- エントリーモデルの「Beats solo」
- 高級モデルの「Beats studio」
- プロ仕様の「Beats mixr」「Beats pro」
の3種類です。
DJやスタジオミュージシャンの方が愛用する「Beats mixr」「Beats pro」といったモデルもありますが、今回は比較から除いています。
Beatsヘッドフォンの中でも、一般のユーザーから特に人気の高い「Beats Solo」と「Beats Studio」について比較を行います。
通常モデルとワイヤレスモデル
Beatsのヘッドフォン「Solo」と「Studio」には、それぞれ通常モデルとワイヤレスモデルがあります。
ワイヤレスがどうか?という点については、価格と利便性に大きく影響してきます。
オークションで購入するときなど、特に失敗や勘違いのもとになるので必ず覚えておいてください。
また最近はカラーも増えてきているので、音楽の聴き方やご利用中のiPhoneとの組み合わせを想像しながら購入するモデルを絞り込んでいくとよいでしょう。
比較ポイント①【価格~Price~】
はじめは購入の際に誰もが重要視する価格についてです。
比較してみると…なんとも悩ましい価格帯に設定されています。
ちなみに最近Apple公式HPから、Beats Studioの通常モデル(Wirelessでない方)がラインナップから外れてしまいました。
iPhone7からイヤフォンジャックも廃止されているため、今後はWireless推しになっていくことは確実でしょう。
しかし、まだまだイヤフォンジャック付きのiPhoneも現役です。
その為、Studioの通常モデルも比較の対象としています。
(価格はApple公式サイトとAmazonを参照としております。また価格は執筆時点の価格となります)
モデル/価格/カラー比較
モデル/製品名 | 価格 | カラー |
---|---|---|
Beats Solo2 オンイヤーヘッドフォン |
¥19,800 Apple(税別) |
ホワイト、ブラック |
Beats Solo2 オンイヤーヘッドフォン Luxe Edition |
¥19,800 Apple(税別) |
シルバー、ブルー、ブラック、レッド |
Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン |
¥29,800 Apple(税別) |
ブラック、グロスホワイト、シルバー、バイオレットなど |
Beats Studio オーバーイヤーヘッドフォン |
¥ 25,728 Amazon(税込) |
ホワイト、ブラック、マットブラック、レッド、ブルーなど |
Beats Studio Wirelessオーバーイヤーヘッドフォン |
¥36,800 Apple(税別) |
マットブラック、チタン、グロスブラック、ホワイト、ゴールド、スカイ |
ここでポイントとなるのが、「通常モデル(ワイヤレスではない)」か「ワイヤレスモデル」です。
有線タイプはケーブルがないと音楽を聴くことが出来ません。
そしてもちろんですが、ワイヤレスタイプは有線でも無線でも音楽を聴くことが出来ます。
(ワイヤレスモデルはiPhoneとBluetoothで接続します)
筆者は3年ほど、Beats Studioの有線モデルを使用していますが…ワイヤレスかどうかはかなり大きな違いです。
予算が許すのであれば、ぜひワイヤレスタイプを購入してください。
実は購入する時…
店員さん(Apple Store)が、「音質にこだわる方なら、有線が良いですよ!僕も有線使ってます〜」という風にすすめてくれました。
性格的に欲しくなったらすぐ買いたいタイプのため、その言葉を信じて通常モデルを購入…。
しかし…よくよく考えれば、高音質で視聴したいなら有線で聴き、動き回りたいときはワイヤレスにすればよいだけです。
購入後しばらく経ってから「やっぱりワイヤレスにしておけばよかった…」と激しく後悔しました笑
外出時や部屋の中を移動するときなど、有線ケーブルはとても邪魔です。
有線とWireless。
この使い分けが「できる」or「できない」は、非常に大きな違いがあります。
どんなシーンで自分がヘッドフォンをよく利用するか、しっかり考えてモデルは決めるようにしてください。
Wirelessモデルのデメリット
あえて、Wirelessモデルのデメリットを挙げるとすれば
・故障しやす(そう)
・価格が高い
の2点です。
「故障しやすそう」に関しては、Apple StoreやAmazonのレビューを見た感じた印象と、ワイヤレスモデルを持っている知り合いの証言をもとにしています。
(正確なデータや統計はありませんので…悪しからずm(__)m)
比較ポイント②【音質~Sound~】
比較する2つめのポイントは音質です。
記事を書くにあたって、(シロウトなりに)様々なタイプの曲で聴き比べをおこないました。
ぱっと聴いた感じではあまり変わらないのですが、じっ〜くりと聴き比べてみると以下の点で違いを感じることができました。
音の遮断性
Studioには「ノイズキャンセリング機能」が搭載されています。
また、イヤーカップ(耳に直接触れる部分)の形状にもかなり違いがあります。
ノイズキャンセリング機能とは、簡単に言うと外の音を遮断する機能のことです。
Studioのイヤーカップは完全に耳を覆ってくれます。
この遮断性の差で、音楽の聴こえ方に違いが生まれていると思います。
また、耳に対しての負担もStudioの方が少ないと感じました。
写真からも分かる通り、耳の小さい女性でもSoloのイヤーカップは耳を圧迫してしまいます。
1〜2時間利用していると、人によっては痛くて使えなくなってしまう場合があります。
毎日長時間利用する場合も、Studioを選択肢たほうが無難です。
低音の響き/音の拡がり
Beatsブランドの一番の特徴は、低音の響きが良いところです。
特に、ドラムやベースがしっかりしているジャンルの音楽で比べると低音の聴こえ方に顕著な差がでます。
ロックや激しめの音楽を聴く方は、Studioを選択したほうがより音楽を楽しめるます♪
(筆者はB’zをガンガン聴くのでStudioにして本当に良かったです)
実はBeatsを購入するまでは…
「イヤフォンもヘッドフォンも、そんなに違いはないだろう〜」派
人間でした。
しかし、Beatsの購入で完全にその価値観が変わりました。
『音楽を楽しむなら断然ヘッドフォンがオススメです!!』
愛用のBeatsは今となっては、外出や長い時間の移動時に欠かせないお気に入りアイテムになっています。
Beats Solo2 オンイヤーヘッドフォン |
Beats Solo2 オンイヤーヘッドフォン Luxe Edition |
Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン |
Beats Studio オーバーイヤーヘッドフォン |
Beats Studio Wirelessオーバーイヤーヘッドフォン |
|
---|---|---|---|---|---|
イヤーカップ/タイプ | 密閉型オンイヤーヘッドホン | 密閉型オンイヤーヘッドホン | 密閉型オンイヤーヘッドホン(ワイヤレス) | 密閉型オーバーイヤーヘッドフォン | 密閉型オーバーイヤーヘッドフォン(ワイヤレス) |
ノイズキャンセリング | × | × | × | ◯ | ◯ |
Bluetooth対応 | × | × | ◯ | × | ◯ |
連続再生時間 | — 充電式ではない |
— 充電式ではない |
12時間 | 20時間 | 20時間 |
重さ | 約205g | 約205g | 約215g | 約260g | 約260g |
特徴など | Beats by Dr.Dreのエントリーモデル | Beats by Dr.Dreのエントリーモデル(特別エディション) | エントリーモデルとして人気が高いSoloのワイヤレスモデル | ノイズキャンセリング機能で雑音をシャットアウト | ノイズキャンセリング機能で雑音をシャットアウトのワイヤレスモデル |
比較ポイント③【デザイン~Design~】
最後はデザイン(ファッション性や見た目)についてです。
それぞれ見た目や印象の違いは、
・Solo=やや小ぶりでコンパクト、カジュアルな印象
・Studio=インパクトが強め、良い意味でゴツ目な印象
です。
かなりざっくりした表現で申し訳ないのですが…
Soloはどちらかといえば女性向けのデザインで(カラーもカワイイものが多い)、Studioは男性が好きそうなデザインです。
Beatsが人気な理由の一つは、カラーも豊富でファッション性が高いヘッドフォンだからです。
海外の著名人が愛用していることで人気も高まっています。
For inspiring the dreamer in all of us. 🎂 Thank you Skateboard P. @Pharrell
Beats By Dreさん(@beatsbydre)が投稿した写真 –
Not just another match. @neymarjr is ready. #ElClasico #BeatsxFendi 📷 @RafaelRibeirorio
Beats By Dreさん(@beatsbydre)が投稿した写真 –
自分の洋服との相性や、首からかけた時の姿を想像してモデルを選んでみるのもよいでしょう。
可能であれば、Apple StoreやBeatsを販売する家電量販店で実物を触ってみてください。
最近ではキャリアショップでもBeatsを販売している店舗が増えてきています。
何度も触れてみてから購入することをおすすめします。
また、最近はiPhoneのカラーと合わせて作られているモデルが多いので、持っているiPhoneと色を統一するのも素敵です♪
最後に…Beatsのヘッドフォンで音楽を楽しもう♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しは、Beats購入の参考になりましたでしょうか!?
ご紹介したように「価格」「音質」「デザイン」をポイントにして考えると、自分に合ったBeatsを選ぶことができるようになると思います。
高価な買い物なので、後悔しないよう慎重にモデルやカラーを選んでください♪
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