PHOTO:istockphoto.com※画像はイメージです。
12月20日。
筆者のもとに、Apple純正のワイヤレスイヤフォン「AirPods(エアーポッズ)」が届きました。
Appleの公式発表から、待つこと待つこと約2か月…「やっと会えた」という言葉がまさにピッタリ。
久しぶりに、感動する製品との出会いでした。
この記事では、個人的には今年もっとも購入してよかったと感じている「AirPods」の機能についてご紹介をしています。
今もっとも気になる!!「AirPods」は買うべき製品なのか?
最初に書いておきたいのが、恐らくAirPodsを知っているみんなが最初に思うこと、
「AirPodsは買うべき製品なのか?」
についてです。
AirPodsは買うべき? 見送るべき!?
もちろんAirpodsが気になっている人、全員にいえることでは無いのですが…
筆者の答えは
「Airpodsは買うべき製品である」
です。
理由はこれから、「価格」「音質」「使い心地(レビュー)」など様々な視点で解説していきますが、購入したことを一切後悔していません。
むしろ購入を悩んでいる友だちや知人には「絶対買ったほうがいいよ〜」と、質問の度にすすめています。
AirPodsはどういう製品なのか?
AirPodsについて、「最近よく聞くけど、どんな製品なの??」とイマイチよく分からない方のために簡単に商品概要について書いておきます。
ニュースなどですでに情報をたくさんご存知の場合は、特に新しい情報などは無いと思いますので読み飛ばしてください。
AirPodsの製品概要と特徴
あとで詳しく解説しますが、「Airpods」はざっくり言うと下記のような製品です。
・Apple純正のワイヤレスイヤフォン
・iPhoneと簡単に接続できる(iPadやMacも可)
・価格は16800円(税込18144円)
・充電もできる専用のケースが付属
・連続駆動時間は5時間(ケースで充電すれば24時間)
・本体をタップすればSiriが使える
この他にも、耳から外すと自動で音楽が止まるといった特徴があるのですが、とりあえずはこれくらい知っておけば十分だと思います。
特徴を知ってしまうと…
「iPhone7以外でも使えるのか?」
「音質はどうなのか?」
など色々と気になってしまうと思いますが、詳しいことについては記事の最後に「よくある質問」という項目があるので、そちらで確認してみてください。
AirPodsを買ってよかった理由
AirPodsを購入してよかった理由は以下の3つです。
この理由を魅力的に感じる人は、AirPodsを購入してきっと満足できると思います。
コードのわずらわしさから解放される
AirPodsを買って一番よかったと感じるのがこれです。
間違いなく“コードの煩わしさ”からあなたを開放してくれます。
有線のイヤフォンだと、
・コードが絡まる
・使う度に結んだりするのが面倒くさい
・コードに引っ掛けてiPhoneを落としそうになる(または落とした)
など、デメリットがたくさんあります。
これらのストレスがAirPodsを手に入れることですべて解消されるのです。
筆者は特に一度イヤフォンコードに引っ掛けてiPhoneの画面を大破させたことがあるので、この恩恵は非常に大きいと感じています。
有線のイヤフォンは、使う前後にも地味に時間を消費しています。
ざっと計測してみたのですが…
Apple純正イヤフォンを、結ぶのにかかる時間はおよそ10秒。
1日5回イヤフォンを使って音楽を聴く人は、年計算すると約6時間もコードを結ぶ時間に使っていることになります。
1分×365日=365分(ざっくり6時間)
※1分…約10秒×5回をわかりやくすくするために1分にしています。
それと比較するとAirPodsは、耳から外してポケットに入れるまででも2〜3秒くらいしかかかりません。
これは大きな差だと言えると思います。
コードをほどいたり、絡まったりする時間を加えるともっと長くなってしまうのでちょっとイヤですね笑
複数のAppleデバイスと簡単に連携できる
複数のAppleデバイスを利用している人にとっては、AirPodsを使うメッリットはさらに大きいです。
AirPodsは、iPhoneだけでなくiPadやMacとも簡単に接続できます。
例えばこれまで通常のイヤフォンでは、iPhoneで音楽を聞いていてMacで気になるYouTube動画を見つけた時、毎回ケーブルを抜き差ししないといけませんでした。
筆者はブログを書く情報収集のときに、よくこのシーンに出くわしていたのですがAirPodsを使い始めてからこの手間から開放されました。
しかしAirPodsは、
・iPhoneやiPadの場合はコントロールセンターから
・Macの場合は画面上部のBluetoothアイコンから
簡単に接続する端末を切り替えることができます。
会話のちょっとした話題になる
AirPodsのデザインは正直賛否両論なのですが、世間で注目されていることは間違いありません。
AirPodsを付けていると、ちょっとした会話のキッカケが生まれます。
馴染みのお店などあれば「かっこいいですね〜」などと、店員さんが話しかけてきてくれます。(本当にかっこいいと思っているかは別ですが…)
話すネタを常に持っておきたい人、気になる人と会話のキッカケをつくりたい場合などにもAirPodsはおすすめです。
ちなみに「綿棒が耳からでているみたいでダサい」とネットなどで見かけますが、AirPodsをつけて歩いていてもさほど周りから注目されません。
誰もすれ違う人のことなど、そんなに気にしません。自信をもって装着・外出しましょう♪
AirPodsを買わないほうがいい人
完璧な製品などは、この世に存在しないと思っています。
AirPodsにも欠点はありますし、買って後悔する人も一定数は存在するでしょう。
1週間ほど利用し続けて感じた、気になる点やこういう人には不向きだろうなぁという点もご紹介します。
AirPodsの気になる点
まずはAirPodsを使ってみて気になる点からご紹介します。
個人的にそんなに不満はないのですが、「無くしそう」「価格高騰中」「まれに音が飛ぶ」の3つが気になっています。
無くし(落とし)そうで怖い
今のところ無くしそうになったこと、落としたことは一度もありません。
しかし、ケーブルレスということで紛失のリスクは高いように感じています。
特に価格も高いですし、片耳だけ購入する場合でも約7000円くらいかかるようです。
(日本の公式HPでは未発表、↑は米国AppleHPの情報を参照にしています)
しばらくは無くさないように注意しながら使いたいと思います。
出典:AirPodsを片方なくしたら…69ドルで購入できます(ギズモード)
届くまで時間がかかる、または定価で買えない
発売後の今だからこそのデメリットですが、Appleの公式サイトで購入しても…なんと6週間待ちの状態です。(※執筆時点)
もちろんヤフオクなどのオークションサイトでは価格が高騰しており、定価に対してプラス5000円〜1万円程度の値段が付いています。
すぐに欲しいという場合でも、簡単には手に入りません。
年が明けてもしばらくはこの状況が続きそうです。
たまに音飛びする
使い始めによくみられた現象なのですが、無線接続が原因なのか…たまに一瞬音が飛びます。
最初に比べて症状は落ち着きましたが、連続で音楽を聴いていると1時間に1〜2回は音飛びに遭遇するといった印象です。
精密機器なので個体差もあると思いますが、この辺の機能についてはまだまだ通常のイヤフォンの方が優勢と感じます。
AirPodsを買わないほうがいい人
以上がAirPodsを使っていて気になる点です。
ここからは、AirPodsを買わないほうがいい人について書いていきます。
対応するデバイスを持っていない
対応するデバイスを持っていない人は、当然ですが購入は見送ったほうがよいでしょう。
iPhone4(4s)など少し古いApple製品は、AirPodsには対応していないので注意が必要です。
AirPodsに対応しているモデルを記載しておきますので、自分のデバイスが利用可能か確認してから購入するようにしましょう。
【iPhoneの各モデル】
iPhone 5
iPhone 5c
iPhone 5s
iPhone SE
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
—
【iPadモデル】
iPad mini 2
iPad Air
iPad Air 2
iPad mini 3
iPad mini 4
iPad Pro(9.7インチ)
iPad Pro(12.9インチ)
—
【iPodの各モデル】
iPod touch(第6世代)
—
【Apple Watchの各モデル】
38mmケース
42mmケース出典:Apple公式サイト
ちなみにMacは対応製品に記載はされていませんが、AirPodsを接続することができました。(画面上部のBluetoothアイコンからAirPodsを選択するとつながります)
すべてのMacでは検証していませんが、ここ2〜3年以内に発売されているモデルであれば恐らく問題ないと思います。
※MacBook Air(2013モデル)×OS=Sierra(10.12.2)の環境で検証しています。
コードによって落下の危機から何度も助けられた人
イヤフォンのケーブルによって、落下の危機を何度も逃れた人も購入は検討したほうがよいでしょう。
前述の通り筆者の場合はコードを引っ掛けてしまいiPhoneを落下させてしまったのですが、逆にコードによって落下の危機から免れた人も多いと思います。
iPhoneは破損してしまうと修理費用も高額なので、ケースを着けないで使っている人、頻繁に落としてしまう人は購入について慎重に考えてからにしましょう。
「高すぎる!!」と思った人
冒頭AirPodsの特徴でもお伝えしましたが、価格は16800円(税込18144円)です。
「高っ!!」と感じた人。
また、ここまで読んでいただき魅力をイマイチ感じない人はまだ買わないほうがよいでしょう。
しばらくすれば、周りでAirPodsを使っている人も増えてくると思います。
ちょっと借りたり見たりしてから、改めて悩んでみましょう。
AirPodsに関するよくある質問
最後にAirPodsについて多くの人が疑問に感じている点を、一問一答方式でまとめておきます。
- 片方のイフォンをなくした場合どうすればいいか?
- 落ちやすいのか?
- iPhoneとどれくらい離しても使えるのか?
- 音質は通常のイヤフォンと違うのか?
- iPhone同梱のイヤフォンとサイズは同じなのか?
- 重さは?
- 防水なのか?
- 通話はできるのか?
- 他のデバイスには対応しているのか?
- ランニングでも使えるのか?
- Siriを使わず音量を調整できるのか?
- 片耳だけでも使えるのか?
- 充電ケースのサイズはどれくらいか?
- ノイズキャンセリングはついているのか?
- AirPodsを探す機能はあるのか?
>>米国のApple公式サイトでは紛失時の購入価格(片耳orケース)が発表されていますが、日本の場合はまだです。
近日中にAppleStoreに足を運び、確認してきたいと思います。
>>歩いたり軽く走ったりするような、普通の使い方ではほとんど耳から外れることはありません。
頭を多少振ったりしても、外れないような作りになっています。
また最初の設定では、片耳がはずれると音楽が止まる仕様になっているので耳から外れたらすぐに気づくことができると思います。
(なにも聴いていない時などは、毎回耳から外すことをおすすめします)
>>Bluetooth接続なので、10m程度で通信できなくなります。
壁があるかないかなど、利用時の環境でも通信距離は多少前後します。
>>素人感覚ですが、iPhoneに同梱されているイヤフォンと音質の違いは全く感じませんでした。
気になる点でご紹介したように、たまに音が飛んでしまうくらいです。
>>iPhoneに同梱されている純正イヤフォンと、耳の部分は同じ形状です。
純正イヤフォンがすでに耳に合わない人は購入しないほうがよいでしょう。
またサイズ展開もされておらず、1サイズのみです。
>>Appleの公式サイトによると
・左右各:4g
・ケース:38g
です。
>>最近発売されたiPhone7やAppleWatchのように、防水仕様ではありません。
雨天時のランニング、お風呂での利用は控えてください。
>>(電話での)通話にも対応しています。
着信があった場合は、本体をダブルタップすると電話にでることができます。(LINE電話もつかえるようです※未検証)
本体(棒部分)の先端がマイクになっていて比較的会話もクリアに相手までとどきます。
>>最新のiPhone7以外の端末でも利用することができます。
詳しくは本記事の「AirPodsを買わないほうがいい人」の項をご覧ください。
>>軽く走った程度では、外れませんでした。
しかし、長時間のランニングでは未検証です。
耳の形など、外れやすさには個人差もありますのでスポーツでは使わないほうがよいと思います。
>>Appleは音量調整にはSiriを使うよう推奨しています。
しかし個人的にはSiriでの音量調整は効率が悪いので、iPhoneで直接調整することをおすすめします。
Apple Watchを持っている人は、そちらからも調整できるので好きな方を使って調整してください。
>>片耳だけでも使えます。
耳から外れると自動で再生が止まるので、外したまま再生ボタンをおしてください。
(ちなみに耳から外れても再生を停止しないよう設定を変更することもできます)
>>充電ケースのサイズは「44.3 × 21.3 × 53.5 mm」です。
>>周辺の雑音を消してくれるノイズキャンセリング機能は付いていません。
マイクには周辺のノイズを消してくれる機能がついているそうです。(通話の時など)
>>「iPhoneを探す」のような位置検索のサービスはありません。
無くした時は全力で探してください。
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