Mar.19 2023 SnapPhoto.宮崎光学 MS-OPTICS VARIOPRASMA f/1.5 50mm 作例 #桜

写真に使用しているレンズは,宮崎光学の「MS-OPTICS VARIOPRASMA f/1.5 50mm」,カメラはNikonのZ6.

VARIOPRASMA f/1.5 50mmは,1922年にパウル・ルドルフ(P.RUDOLPH)が開発し珍しく高価なシネマレンズとして知られる「KINO・PRASMAT 1.5/50」の描写を再現した,珍しい設計思想を持つレンズ.独特かつソフトな描写が魅力.特徴的なクセのある写りなので,オールドレンズっぽい表現(ソフトフォーカス,盛大なフレア,グルグルボケ)が好きな人はたまらないだろう.

さらに,VARIOPRASMA f/1.5 50mmは,レンズの前にリングがついていて,P6〜P2へ回しソフトレベルを変えられる仕様になっている.絵画のようなソフトフォーカスからシャープな描写まで,1枚のレンズで多様な表現を楽しむことができる.

23年の桜の季節も,1ヶ月くらいこのレンズをつけっぱなしでスナップしていて,ソフトレベルをP6,昼間でも開放で撮るという遊び方をしていた.開放をf/5.6くらまいで絞ったときは別のレンズのようなシャープな線を描いてくれる.

作例を見ると,開放か絞って撮ったかが一目で分かると思うの,その辺も楽しんでいただけると幸いです.

宮崎光学 MS-OPTICS VARIOPRASMA f/1.5 50mm 作例 #桜

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作例 #周辺スナップ

最新の光学設計とガラスで作られたレンズとは全く異なる性質のため,魅力的で独自の世界観のあるレンズだと思う.最新のレンズと気分によって付け替えると,同じような場所でも新たな視点や表現を引き出してくれるかもしれない.

ということで,宮崎光学の「MS-OPTICS VARIOPRASMA f/1.5 50mm」の作例でした.

<了>

SourceNote

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