『ソール・ライターのすべて』で好きな言葉.「写真を見る人への写真家からの贈り物は,日常で見逃されている美を時々提示することだ.」 / #便利屋雑感

Photo : SMATU.net

写真を撮るのが楽しくなってきたので,最近「Saul Leiter(ソール ライター)」とか「Herb Ritts(ハーブ リッツ)」とか「天野喜孝」とか「葛飾北斎」とか「歌川国芳」とかを見ている.敬称略します.不悪.

ストリートスナップするならSaul Leiter,愛犬を撮るならHerb Rittsと天野喜孝,風景撮るなら葛飾北斎と歌川国芳.←みたいに,なんとなく自分の中で分類しながら,構図や表現のコツとかを学んでいる.

ストリートスナップするならSaul Leiter.

なので写真を撮るのが楽しいし,写真集や本を眺めるのも同じく楽しい.構図の本とかに飽きてきたら,偉大な写真家・画家・浮世絵師の方達から学ぶのもよいのではないだろうか.

そういえば,最近「なんで写真がそんなに面白いの??」と甥っ子に聞かれた.(カメラ系YouTubeを見いていると,不思議そうに)

「日常で見逃されている美を,時々他の人にも気づいてもらえるからだよ.」ソールライターなら,きっとこんな風に返したんだろうなぁ.

A photographer’s gift to the viewer is sometimes beauty in the overlooked ordinary.

写真を見る人への写真家からの贈り物は,日常で見逃されている美を時々提示することだ.

書籍『ソール・ライターのすべて』より

〈了〉

きっと彼なら「日常で見逃されている美を,時々他の人にも気づいてもらえるからだよ.」とか説明したんだろうなぁ.
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