撮影に使用したレンズは,宮崎光学の『MS-OPTICS-VARIOPRASMA f/1.5 50mm』というLeicaのMマウントレンズ.RAYQUAL(レイクォール)というメーカーのマウントアダプターを使ってNikon Z6に付けています.
このレンズ(Vario Prasma 50mm F1.5)は,パウル・ルドルフが設計した『kino-plasmat/キノプラズマート』という,幻のシネレンズの設計をベースに作られたレンズ.kino-plasmat独特のソフトな描写を残しつつ,宮崎貞安氏により使いやすく改良されている.
開放にすると,光源が良い雰囲気ににじみ,現代のレンズでは生まれない大きなフレアが入ることもある.夜のスナップに使うと肉眼では見ることの出来ない風景を記録してくれる.宮崎光学のサイトや,マップカメラに在庫が残っていることもあるので,気になる人は色々調べてみるとよいだろう.
<了>
SourceNote
[quads id=3]