RPAとは,ロボティック・プロセス・オートメーションの略称.企業の管理職の定期業務的デスクワークを,プログラムによって自動化して代行するのがRPAの概念です.
この記事では,RPA という言葉の意味と,RPAとデジタルレイバーの違い,について解説しています.
RPA / ロボティック・プロセス・オートメーションとは!?
RPAとは,ロボティック・プロセス・オートメーションの略称.企業の管理職の定期業務的デスクワークを,プログラムによって自動化して代行するのがRPAの概念です.
- Robotics は,ロボット工学
- Process は,物事を進める手順
- Automation は,自動制御,自動化
「ロボティック・プロセス・オートメーション / Robotics Process Automation」の各単語は,それぞれ↑の様な意味があります.直訳すると,ロボット工学で物事を進める手順を自動化したモノ.単語の意味をつなげるだけでも,なんとなく意味を理解できます.
用語のそのものは,それほど難くはありません.
RPA と一緒に理解しておきたい.デジタルレイバーという用語
産業用ロボットがブルーカラーの作業を代行するのと同じように,RPAというソフトウェアプログラムがホワイトカラーと呼ばれる人々の仕事を行うようになります.
これは,デジタルレイバー(= 仮想知的労働者)と呼ばれています.
RPAは,ロボットが自動的に決まった作業を行うことを指します.狭義では,RPAは作業ルールがしっかり決まっているシステムのこと.
それに対してデジタルレイバーは,仮想知的労働者という日本語訳からも連想できるよう,人間が行ってきた仕事をソフトウェアやロボットが代替えする労働力のことを指します.
RPAは,全体的な労働システムのことで,デジタルレイバーはひとりの人間のように擬人化するという概念です.境界線が分かりにくいですが,きちんと理解しておきましょう.
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- 大辞林 iOSアプリ
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