iCloudは,iPhoneやiPad,Macを利用しているAppleユーザーにとっては,必要不可欠と言えるサービス.
iCloudを設定すると,5GBのストレージを無料で利用できるようになります.このストレージを使って,バックアップの作成,写真や動画の保存,データを最新の状態に同期,などを行います.
使い方にもよりますが,iCloudの容量は無料の5GBでは不足しがち.他にクラウドサービスを利用しているとしても,50GBは確保しておくことをおすすめします.
2020年4月現在,iCloudは無料を含め4つのプランが用意されています.
- 5 GB … 無料
- 50 GB … 130円
- 200 GB … 400円
- 2 TB … 1,300円
この記事では,僕自身が50GB→200GBプランへのアップグレードする時の画像などを使って,iCloudのプランをアップグレードする方法を紹介します.
「iCloudのプラン,どうしようかなぁ…」とお悩みの方の参考になれば幸いです.
【iCloud】プランをアップグレードして,ストレージを増やす方法
はじめに,iCloudの概要と料金プランをもう一度おさらいしておきます.iCloudのアップグレード方法を知りたい人は,読み飛ばしてください.
iCloud,4つのポイント
・iCloudには4つの料金プランが用意されている
・いつでもプランはアップグレード(またはダウングレード)可能
・料金は登録しているApple IDに請求される
・バックアップ,写真 / 動画の保存,データの同期などに利用される
iCloud,4つの料金プラン
・5 GB … 無料
・50 GB … 130円
・200 GB … 400円
・2 TB … 1,300円
iPhone,iPad から,iCloudをアップグレードする方法
- 設定アプリを起動
- 画面上部のユーザー名をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「ストレージを管理」(または「iCloudストレージ」)をタップ
- 「アップグレード」(または「購入する」)をタップ
- プランを選択(タップするとチェックが入る)して「購入する」をタップ
- Apple IDとパスワードを入力する
以上の手順で,iCloudのプランがアップグレードされます.(iPod touchの場合も,同じ手順でアップグレードが可能)
Macから,iCloudをアップグレードする方法
- アップルメニュー(画面左上のリンゴマーク)から「システム環境設置」を選択
※メニューが表示されないときは,マウスを画面の上部に移動してください - 「Apple ID」をクリック
※Mojaveより古いOSを使っている場合は,この手順は不要 - 「iCloud」をクリック
- 画面右下の「管理」をクリック
- 「ストレージプランを変更」(または「さらにストレージを購入」)をクリック
- アップグレードしたいプランを選択
- 「次へ」をクリック
- Apple IDとパスワードを入力
以上の手順で,iCloudのプランがアップグレードされます.
アップグレード時の請求と更新の注意点
アップグレードの手続きを行うとすぐに請求が発生し,キャンセルしたりダウングレードをするまでは自動で支払いが更新されます.
自動更新なので,「一定期間だけプランをアップグレードしておきたい」という時は,特に注意が必要です.
まとめ ; iCloudと他のクラウドサービスの料金比較
最後にiCloudとよく比較される,クラウド系ストレージサービスの料金をまとめておきます.
それぞれクラウドサービスには特徴があるので,一概に料金だけでは比較できません.あくまで,「iCloudの料金は,高いのか?,安いのか?」をざっくりと比較する基準,くらいに考えて比べてください.
冒頭でも書きましたが,「iCloud + 別に何か別のクラウドサービス」という組み合わせで運用するのもおすすめです.(例 ; iPhoneのデータはiCloud,メールや仕事関係はGoogle Drive…など)
Google one / グーグルワン
- 15GB…無料
- 100GB…250円
- 200GB…380円
- 2TB…1,300円
Dropbox / ドロップボックス
- 2GB…無料
- 2TB…1,200円
- 3TB…2,000円
Amazonドライブ
- 5GB…無料
- 100GB…2,490円/年額
- 1TB…13,800円/年額
- 2TB…27,600 /年額