iPhoneには、画面を自動で読み上げる機能があります。
ブラウザやメモアプリの読み上げにも対応しており、非常に便利な機能です。
しかし、読み上げは簡単なジェスチャー操作で起動するため、思いもよらない場面で誤動作することも…。
ぼくの場合、最近ポケットから出そうとしたときに、ホーム画面で読み上げが発動することが数回ありました。
ホーム画面で読み上げがはじまると、通知の内容を音声で流れるため、場合によっては大惨事になってしまいます。
ホーム画面で読み上げが急にはじまると困る場合は、機能をオフにしておくことをおすすめします。
iPhoneの自動読み上げをオフにする
iPhoneやiPadなどのiOSデバイスには、画面を読み上げてくれる「スピーチ」と呼ばれる機能があります。
ブラウザで表示している画面を音声で聴いたりできるので、使いこなすと便利な機能です。
しかし、スピーチは簡単なスワイプ操作で起動するので、思いもよらない場面で読み上げが開始されることもあります。
例えば、職場などでポケットからiPhoneを出したときに、スピーチが発動したと仮定します。
ホーム画面でスピーチがはじまると、そのときに届いている通知(メールやSNS)の内容を機械音声が読み上げます。
人に聞かれたくないTwitterの内容や、転職サイトからのメールまで音声が流れるので、すべて周囲の人に聞かれてしまいます。
とっさにストップできればよいのですが、止め方を知らなかったり、頭が真っ白になって中止できないと…。
ということで、スピーチをあまり利用していない人や、誤作動の経験がある人はスピーチをオフにしておきましょう。
スピーチをオフにする方法
スピーチのON・OFFは、設定アプリを使っておこないます。
「一般」>>「アクセシビリティ」>>「スピーチ」の順で進みます。
上から二番目に、「画面の読み上げ」という項目があるので、ここのスイッチをオフにします。
これで意図せず画面が読み上げられることが無くなります。
スピーチを利用するけど、誤作動を避けたい人へ
スピーチの設定には、2種類あります。
「選択項目の読み上げ」「画面の読み上げ」の2つです。
スピーチを利用しているけれど、誤動作は避けたい時は「画面の読み上げ」だけをオフにして、スピーチしたい時は「選択項目の読み上げ」を使うようにするとよいでしょう。
- 選択項目の読み上げ=操作に4タップ必要なので誤動作はまず無い
- 画面の読み上げ=2本指でスワイプというジェスチャーなので誤作動が起きやすい