iPhoneの3D Touchを使えば、ホーム画面に並ぶアイコンからショートカットメニューを利用して、特定の機能に瞬時アクセスすることが出来ます。
3D Touchが導入されたばかりの頃は利用できるアプリも少なかったのですが、最近ではほとんどのアプリが(サードパーティ製含む)対応しています。
中にはホーム画面のショートカットメニューから、複数の便利な機能にアクセスできるアプリもあります。
今回ご紹介するショートカットメニューの表示は、3D Touchの使い方の中でも特に便利な機能です。
あまり使っていない人はiPhoneがいっそう便利になるので、どうぞお見逃しなく。
3D Touchを使ってホーム画面アイコンからショートカットメニューを表示する方法
3D Touchを使って、ホーム画面のアイコンからショートカットメニューを表示のはとても簡単です。
ホーム画面に表示されているアプリのアイコンを、グッと強く押すとアプリごとに異なるショートカットメニューが表示されます。
メニューが表示されたら、目的の機能をタップしましょう。
アプリよっては、格段に早く特定の機能にアクセスすることができるようなります。
対応している端末や設定方法
3D Touchは2015年9月に発売された、iPhone6s以降の端末で利用することができます。
しかし、iPhone SEなど一部のモデルでは利用することが出来ません。
自分が利用している端末が3D Touchに対応しているか?、使う前に確認しておきましょう。
また、執筆時点ではiPadは全モデル3D Touchは未対応です。
iPhoneのモデル | 3D Touch対応 |
---|---|
iPhone6s | ◯ |
iPhone6s Plus | ◯ |
iPhone SE(2016発売) | × |
iPhone7 | ◯ |
iPhone7 Plus | ◯ |
iPhone SE(2017発売) | × |
iPhone7/7 Plus(PRODUCT RED) | ◯ |
ショートカットメニューがおすすめのアプリ10選
3D Touchで表示されるショートカットメニューが、特に便利で優れているアプリをご紹介します。
ここで紹介している以外のアプリでも、ショートカットメニューが充実しているアプリケーションは沢山あります。
「3D Touchって、意外と便利だなぁ」
と感じた人は、よく使うアプリがどんなメニューに対応しているのかチェックしてみましょう。
サードパーティ製アプリ編
ショートカットメニューが秀逸なアプリケーション達。
まずは、サードパーティ製(Apple以外)のアプリからご紹介していきます。
サードパーティ製のアプリは、最近どんどん3D Touch対応が進んでいます。
以前は3D Touch未対応だったアプリでも、改めてチェックしてみるとショートカットメニューが充実していることが多いですよ。
Google Chrome(グーグルクローム)
筆者が一番ショートカットメニューを利用するアプリは、グーグルクロームです。
クロームアプリは、
- QRコードをスキャン
- 声で検索
- シークレットモードタブを開く
- 新規タブを開く
と主要の機能を瞬時に呼び出すことができる、超スグレモノです。
ショートカットメニューの充実度では、iPhone純正ブラウザSafariをも凌ぎます!!
特にQRコードリーダとしても使えるようになってからは、使い勝手が増しました。
クロームアプリをインストールしている人は、ぜひ3D Touchも使い倒してくださいね。
Evernote(エバーノート)
クラウド型メモ帳アプリ、Evernoteのメニューも非常に便利です。
- 新規Noteの作成
- 画像メモ
- 検索
といったアプリでよく利用するメニューが、ショートカットで用意されています。
直前に使用していたNoteもショートカットから移動できるので、すぐに作業に戻ることができます。
LINE(ライン)
LINEのショートカットメニューは、QRコードの表示に対応しています。
これは地味に便利な機能です。
LINEを交換する時QRコードを利用する人は多いのですが、あまり使っていないと「あれ??どうやって表示したらいいんだっけ…」ということになりがちです。
QRコードを読み取りたい時も
LINEを3D Touch
↓
QRコードを表示
↓
右下のQRコードリーダー
と進むと楽です。
LINEのQRコードは3D Touchから。
と覚えておきましょう。
Google Map(グーグルマップ)
Googleマップでおすすめのショートカットメニューが、「自分の居場所を共有」する機能です。
3D Touchでショートカットメニューを表示
↓
Send my Location
の順番で進めば、簡単に自分の居場所を共有することができます。
よく知らない場所で待ち合わせをする時など、とても便利です。
Amazon(アマゾン)
Amazonアプリでショートカットメニューを使うと、商品の画像検索を瞬時に行なうことができます。
本や家電など、「Amazonで買ったらいくらか?」を簡単に検索できるのでとても便利です。
Amazonの画像検索の便利さは、別の記事でもご紹介しています。
気になる人は、ぜひそちらもご覧ください。
Eight(エイト)
名刺管理アプリ「Eight(エイト)」のショートカットメニューも便利です。
エイトで一番良く使う機能は、名刺交換した後に利用する「名刺を撮影して登録する」です。
このメニューがショートカットに含まれているので、アプリを起動して名刺をスキャンするより断然速いのです。
名刺管理をエイトで行っている人は、3D Touchを使ってより快適に仕事を進めることが可能です。
iPhoneの純正アプリ編
iPhoneに最初からインストールされているアプリケーションは、そのほとんどが3D Touchに対応しています。
純正アプリをよく利用している人は、それぞれの機能を知っておくと便利です。
中でおすすめの機能を持つアプリを、4つご紹介します。
Photo(写真)
写真アプリには、4つのショートカットメニューが用意されています。
- セルフィー
- ビデオ撮影
- スローモードでビデオ撮影
- 写真を撮る
ちょっとした時間の差かもしれませんが、アイコンをタップするより各機能を早く起動することができます。
特にメニューを切り替えなくても良いので、セルフィー、ビデオ、スローモードへのアクセス速度は早くなります。
大切なシャッターチャンスを逃さないためにも、写真アプリの3D Touchには慣れておくとよいでしょう。
Safari(サファリ)
iPhone純正のブラウザアプリSafariは、もちろんショートカットが充実しています。
- プライベートタブ
- ブックマーク
へショートカットからアクセスできるので、これらの機能をよく利用する人は特に便利に感じると思います。
Phone(電話)
電話アプリが便利な理由は、お気に入りに登録した連絡先が簡単に表示できるからです。
よく電話をかける相手は、お気に入り登録しておき >> ショートカットから発信にするとよいでしょう。
また連絡先の検索や電話履歴にも、ショートカットメニューからアクセスできます。
電話アプリを使う場合も、3D Touchからの方が効率的良い場合が多いです。
Notes(メモ)
純正メモ帳アプリの、ショートカットメニューも優れものです。
- 新規メモ
- 新規チェックリスト
- 画像メモ
- 手書きメモ
をショートカットから起動できるので、状況に合ったメモをすぐに取りはじめることができます。
また直前に書いていたメモの編集も、ショートカットメニューから再開できます。
3D Touchでショートカットメニューの注意点
非常に便利な3D Touchのショートカットメニュー機能ですが、ひとつだけ注意点があります。
3D Touchのショートカットは、iPhone言語設定に影響を受ける
ということです。
今回記事で紹介しているのは、言語設定を英語にしている場合に表示されるメニューです。
日本に設定すると、一部メニューが利用できなくなります。
表示されるメニューが少ないと場合は、
設定→言語設定→iPhoneの言語→英語
で変更してみてください。
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