GoogleChromeのiOSアプリがアップデートし、3D Touchを使ってQRコードなどが簡単にスキャンできるようになりました。
この記事では、GoogleChromeのiOSアプリを使ってQRコードやバーコードの読み取りをする方法をご紹介しています。
Chromeアプリの動作環境について
最初に動作環境などの概要です。
この記事で紹介されているQRコードを読み込む方法を実践するためには、下記バージョン以降のChromeアプリと3D Touchに対応したiPhoneが必要です。
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【アプリ環境】
- iOSアプリ「GoogleChrome(グーグルクローム)」
- version(バージョン)56.0.2924.79
- アプリのサイズ70.2MB
- リリース2017年2月2日
- 対象のiPhone:3D Touchに対応しているiPhone
【対応端末】
※本記事執筆時点では「iPhone6s/6sPlus」「iPhone7/7Plus」が対象です。
アプリのインストールはAppStoreから行ってください。
AppStore「GoogleChrome」へジャンプします。
GoogleChromeのiOSアプリでQRコードをスキャンする方法
前項の動作環境で記載している、最新版のChromeアプリとiPhoneが準備できたらスキャンするのとても簡単です。
ホーム画面を表示します→Chromeアプリを少し強めに押し込むみます。
画面のようにいくつかのメニューが表示されますので、QRコードをスキャンをタップします。
※ここでは押し込まずタップするだけでOKです。
QRコードリーダーが起動して、コードを読み込めるようになります。
QRコードが枠内に収まると、自動で読み込んでくれるので特に操作は必要ありません。
Chromeアプリではバーコードスキャンも可能!
個人的に「どんな用途があるのだろう?」と、今だ答えは見いだせていませんが…
このスキャン機能を使って、バーコードを読み取ることもできます。
試しに何かバーコードが付いている商品を読み込んでみましょう。
例えば、本をスキャンすると読み込んだタイトルのGoogle検索結果が表示されます。
バーコードスキャン実験1:書籍の読み取り方
下の画像は「星を継ぐ者」というSF小説のバーコードですが、一瞬でバーコード読み込み(スクショを撮るのが大変でしたw)Google検索の結果を表示してくれました。
リンク:実際に表示された検索結果「星を継ぐ者 J・P・ホーガン」
書籍のバーコードを読み取る場合は、上に表示されているISBN番号(978からはじまる方)を読み込むとよいです。
本のバーコードについて:バーコード意味(2)本・雑誌編(他のサイトへ移動します)
東京創元社
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バーコードスキャン実験2:お菓子の読み取り結果
では続いては、身近にあるお菓子を読み込んでみます。
自宅にあった「手塩屋(てしおや)塩味」をスキャンしてみます。
(塩味が効いていて、おすすめのお煎餅ですw)
こちらもグーグ検索で正確にヒットしました。
実際に検索された結果「手塩屋(てしおや)塩味」
その他いくつか食品系のバーコードもスキャンしてみましが、ほぼ確実に製品がヒットしました。
この様に「普通に検索すればいいじゃん〜」と思われてしまうかもしれませんが、バーコードの付いている製品の検索については、QR読み取りの機能を利用した方が圧倒的に早いです。
恐らく…あまり使うことがない人の方が多いのでしょうが、一応覚えておくとよいと思います。
まとめ とりあえずChromeアプリで十分
QRコードリーダーのアプリを作っている方…大変申し訳ありません。
Chromeアプリのアップデートにより、筆者はiPhoneからQRコードアプリをアインストールしました。
個人的な意見ですが、QRコードの読み取りをそこまで頻繁に行わないのであれば、今回のアップデートによってQRアプリは要らなくなると思います。
しかし、QRコード自体が死滅したわけではありません。
Amazonなど一部のIT企業でも、プライベートブランドに一部QRコードを採用するなど復活の兆しさえあります。
QRコードは完全に死滅したという訳ではない。それどころか、Snapchat 、Kik、およびMessangerといった人気のアプリケーションや、食品ラベルが採用することで、復活を遂げつつある。Amazonさえ、そのプライベートブランドであるベビー用品のElements brandなどに、QRコードを採用している。
引用:TechCrunch
しばらくはQR読み取りはChromeアプリに任せておき、今後より便利なQRアプリがリリースされてから見当を行えばよいでしょう。
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