『サピエンス全史』や『ホモデウス』の著者として有名なユヴァル・ノア・ハラリさんの最新作『21 Lessons(トゥエンティワン・レッスンズ)』を読んでいます.
その中で,テレビの語源について触れられており,短文ながらも勉強になったのでご紹介しておきたいと思います.
【テレビ】の語源について(『21Lessons』より)
テレビの語源は,
- 「遠い」を意味する「テーレ」※ギリシア語
- 「見る」を意味する「ウィーシオー」※ラテン語
の2つに由来しています.テレビはもともとは,遠くから見ることを可能にする装置として考案されたため,このような語源になっているそうです.
「テレヴィジョン(テレビ)」という言葉は,「遠い」を意味する「テーレ」というギリシア語と,「見ること」を意味する「ウィーシオー」というラテン語に由来する.テレビはもともと,遠くから見ることを可能にする装置として考案された.
『21 Lessons』80ページより引用
『21 Lessons』の69ページからはじまる「自由 ビックデータがあなたを見守っている」の章はテクノロジーに関する考察の多い章です.AIやビックデータに興味がある人は,楽しく読めて学びも非常に多いと思います.