MacBook Air2018を購入してから,そろそろ10ヶ月を迎えようとしています.
僕のMac歴は10年くらいです.9年くらいはずっとJISキーボードを使ってきました.
しかし,USキーボードの洗練された見た目に憧れ続け,現在愛用しているMacBook Air購入の際に思い切ってUSキーボードを選択.
結果,とても満足度の高いMacBookライフを過ごすことができています.
この10ヶ月間,毎日何時間も英字キーボードを叩いてきました.10ヶ月が経過しても,USキーボードを選んで本当に良かったと感じています.
購入前はさんざん「USキーボードの配列に慣れるかぁ…」と不安でした.USキーボードに変更してから1ヶ月もすれば,元のスピードで文字を生産することができるようになりました。
(そろそろ40代になろうとする年齢ですが…僕の適応力も、まだまだ捨てたものではありません)
MacでUSキーボードに憧れている人は,ぜひUSキーボードのMacを買いましょう.
やらない後悔より,やった後悔.人生は一度なので楽しみましょう.
- Mac でJIS から US キーボードに変えた感想
- US キーボードを使う際の注意点
- 見た目のかっこよさは断然 US キーボードである
と,すでに本題から話が逸れてしまったので話を戻します.
JIS→USキーボードに変えてから,一番慣れるのに苦労するのが「英字↔かな」の切り替えです.
Mac の US キーボードについて書かれている記事は,ほぼこのことに触れていますし,キーボードの変更を躊躇してしまう理由も半分くらいは,この「英字↔かなの切り替えが不安(または不便になる)」ということです.
僕自身も「英字↔かな」の切り替えに慣れるには少し苦労しました.
MacBook 2018 には『macOS Mojave』が搭載されており,デフォルトの入力ソースの変換は「control+スペース」で行います.
しかし僕の場合「control+スペース」での変換には半年経っても慣れなかったので,設定を変更して「command+スペース」で「英字↔かな」の切り替えができるようにしました.
この設定に変えてからは「英字↔かな」の切り替えスムーズになり,快適にキーボードを操ることができています.
ということでこの記事では,Macの入力ソース切り替えは「command+スペース」でやったほうがいいというのが結論です.
「英字↔かな」の切り替えを「command+スペース」で行う
僕は,Macのキーボードの歴史についてはほぼ素人.
そのため,以前の MacBook では「英字↔かな」の切り替えを「command+スペース」で行うのがデフォルトであったということを,最近知りました.
僕が購入した MacBook Air 2018では,「control+スペース」で入力ソースの切り替えを行うのがデフォルトでした.しかし,以前のMacでは「英字↔かな」を「command+スペース」で切り替えていたんですね.
(前述のとおり、MacBook Air2018に搭載されているmacOS Mojaveではすでにこの仕様)
この事実を知ってすぐに,「英字↔かな」の入力ソースの変更を「command+スペース」でできるように設定変更しました.
結果,大正解.
controlキーとスペースキーには微妙な距離間があり「control+スペース」で入力ソースの切り替えをするとき,結構な頻度でミスタッチします.
特にcontrolキーは小指で押すため,頻繁に使う作業には少々不向き.
逆に,commandキーとスペースキーは隣に配置されており,ポジションの都合上親指を使って打ちます.
そのため,ミスタッチすることもありません.
日本語入力で文章を書く場合英字とかなを頻繁に切り替えるため,こちらの配置のほうが理にかなっています.
過去のMacOSの考え方は,正しかったということですね.
現在のMacOSでは「command+スペース」のデフォルトとして,Spotlight 検索が割り当てられています.しかし,英字↔かなの切り替えの頻度に比べれば,全くと言っていいほど Spotlight 検索は使いません.
ということで「command+スペース」には,「英字↔かな」の切り替えを設定しておいたほうが良いのです.
「英字↔かな」の切り替えを「command+スペース」に割り当てる方法
「英字↔かな」の切り替えを「command+スペース」で行うには,キーボードショートカットの割り当てを変更します.
変更は,Mac のシステム環境設定から行います.
- システム環境設定を起動
- 「キーボード」をクリック
- 「ショートカット」のタブをクリック
- 左のメニューから「入力ソース」をクリック
- 「前の入力ソースを選択」のキー割り当ての部分をクリック
- 選択状態になるので、「command+スペース」キーを押す
以上の操作で,キーボードショートの割り当てが変更されます.
これで,「command+スペース」を押すと「英字↔かな」が変更されるようになります.
ついでに設定変更しておくこと
基本的には,前項で設定した割り当てを変えておくだけでOKです.
ただ,ついでに「入力メニューの次のソースを選択」「finderの検索ウィンドウを表示」の設定も変更しておくことをおすすめします.
先程と同じ要領で,
- 「入力メニューの次のソースを選択」に「option+command+スペース」を
- 「finderの検索ウィンドウを表示」に「control+option+スペース」を
それぞれに割り振っておきましょう.
(ぼくが)フリーソフトの『Karabiner』をインストールしない理由
MacのUSキーボードについて検索した人は,(おそらく)『Karabiner』というフリーソフトにたどり着きます.
『Karabiner』は,USキーボードのMacであってもスペースキーの両側にあるcommandキーに「英字切り替え」「かな切り替え」を割り振ることができる非常に便利なソフトです.
しかし,(僕は)基本的にMacに不要なソフトを極力インストールしたくない派なので,標準であるシステム環境設定で入力ソース切り替えを行えるようにしました.
↑このようなこだわりが無い人は,『Karabiner』をインストールして試してみるとよいでしょう.
(『Karabiner』に情報はググると沢山ヒットするので,ここでは説明を割愛します)
基本的に入力ソースを「英字」「かな」しか使っていない(利用している入力ソースが2〜3個くらい)人は,今回ご紹介した設定変更のほうが手軽にできておすすめです.
〈了〉
SourceNote
- MacbookのUSキーボードで入力切替(かな⇔英字)をする方法。
https://hl-journal.com/mac/mac-uskey-change/ - Mac用 Apple英字配列(US)キーボードにおける日本語入力切替のおすすめ:Commandキーのみで実現
https://qiita.com/daichi87gi/items/ded35e9d9a54c8fcb9d6