『ゲーマーの後悔(Gamer Regret)』とは!?

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「毎日どれくらいの時間、ゲームで遊んでいますか!?」

ぼくは、定期的にハマるゲームに巡り合うのですが、最近は『フォートナイト』ばかりプレイしています。
『ゼルダの伝説(BotW)』以来のめり込んでおり、ハマるゲームに出会うと1日に2〜3時間程度、休みの日などは10時間以上プレイすることもあります。

ちょうど昨日は予定のない休日だったため、ほぼフォートナイトをして過ごしました。
前の日からのプレイ実績は、以下のとおりです。

【休みの前の夜(総プレイ時間…4時間)】

  • 23:30〜翌日4:00までプレイ

【休み当日(総プレイ時間…10.5時間)】

  • 朝7:30に起床して、8:00〜12:00までプレイ
  • パンをかじってから、12:30〜17:00までプレイ
  • (17:00〜フォートナイトのダウンタイム)

  • 夕食後眠くなったので仮眠(2時間くらい)
  • 24:00〜2:00までプレイ(翌日は仕事なので就寝)

休み前日の夜からカウントすると、フォートナイトで遊んでいた時間は…14.5時間
流石にゲームのしすぎです。(大人でなければ、確実に親からゲーム機を没収されています…)

改めてゲームした時間をカウントすると、さすがに「ブログ書くなり、積読本読むなりすればよかったなぁ」と後悔してしまいます。
このように、何時間もゲームに費やしたことを後々後悔することを『ゲーマの後悔(Gamer Regret)』と呼びます。




『ゲーマーの後悔』とは!?

Team of Teenage Gamers Play in Multiplayer PC Video Game on a eSport Tournament. Captain Gives Commands into Microphone, Trying Strategically Win the Game.

gorodenkoff/PHOTO: iStock by Getty Images

長時間ゲームにのめり込んだあと、それに費やした時間を振り返ってショックを受けることを『ゲーマの後悔(Gamer Regret)』と言います。
技術ジャーナリストの、クライブ・トンプソン(Clive Thompson)氏が名付けました。

『ゲーマーの後悔』は、ある一定のプレイ時間を超えると感じるようになると言われており、そのラインは週20時間程度です。(平均すると、1日3時間程度)
確かにこれくらい一つのゲームにハマってしまうと、後々後悔することも多いように感じます。

モンハンに800時間費やしたり、学生時代ドラクエで遊んだ数千時間を考えると「もっと他のことすればよかったかも…」と少々遠くを見つめてしまいます…。

トンプソン氏も『ゲーマーの後悔』について「これは、UFOに誘拐されでもしない限り感じられそうもない、荒漠とした時間の喪失体験だ。」と語っています。

ゲームにハマり込むメリット

Professional Gamer Playing and Winning in First-Person Shooter Online Video Game on His Personal Computer. Footage Fade out into Bokeh. Room Lit by Neon Lights in Retro Arcade Style. Cyber Sport Championship.

gorodenkoff/PHOTO: iStock by Getty Images

『ゲーマーの後悔』は、ゲームに関わる多くのコミュニティでしばしば話題になります。

「みんなは、何時間くらいゲームをプレイしていますか」「1日どれくらいのプレイするのが適正ですか」といった質問がコミュニティ内で繰り返されています。

冒頭にも『ゲーマーの後悔』は週20時間くらいが目安と書きましたが、果たして本当に最適なのでしょうか。
「ゲームなんて役に立たないから、短ければ短いほどいい!!」という声も聞こえてきそうですが、ゲームにハマることには良い面も沢山あります。

人生を豊かにする「フロー」という状態について

フローとは、人間が物事に完全にのめり込んでいて創造性が増したり、高度な能力を発揮している状態です。
フローを経験すると、爽快感や達成感を得ることができます

時間を忘れて物事に集中したあと、心地よい高揚感を経験した人は沢山いると思います。
あの状態がフロー状態(またはフロー体験)です。

フロー (英: Flow) とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。

引用:Wikipediaより

認知心理学者のダニエル・カーネマン氏も、著書の『ファスト&スロー』で チクセントミハイの研究に触れており、フロー状態についてこう説明しています。

カーネマンが言うように、フロー状態は幸福感と強い関係をもっていると考えることができます。

中断したくない、ずっとやっていたいと強く願うような経験は、精神的快楽・肉体的快楽を含め、数多く存在する。ヘレンの全身全霊を挙げての没頭ぶりは、ミハイ・チクセントミハイが「フロー」と呼ぶ状態に似ていると言えるだろう。
フローは、芸術家が創作活動をしているときなどに感じる状態である。ふつうの人も、映画や演劇、読書、あるいはクロスワードパズルに我を忘れるようなとき、フロー状態にあると言える。

引用:ダニエル・カーネマン『ファストアンドスロー(下巻)』の285ページより

このようなことから、フロー状態を体験するメリットは非常に多く、意識的にフロー状態にすることができれば人生をより楽しむことができると言えます。

ゲームは効率よく確実にフロー体験をもたらしてくれる

人はゲームにのめり込むと、この「フロー」と呼ばれる状態になります。

通常フロー状態になるには、

  • 明確なゴール
  • しっかりと確立されたルール
  • 何度の高いことを時間をかけてクリアしていく

といったいくつかの条件が必要です。

もちろん現実の世界でも、このような条件をクリアする活性化された感覚を得ることはできます。
しかし良く作り込まれたゲームは、これらの要素がうまく構成されており、もっとも効率よく確実にフロー体験をもたらしてくれます。



ゲームをプレイすることで認知力がアップする

Happy man and his father playing video games while sitting on sofa

Deagreez PHOTO: iStock by Getty Images

元マイクロソフトの社長で、書評サイトHONZ代表の成毛眞さんもゲームをとことん楽しむことを推奨しています。
最新の著書『AI時代の子育て戦略』の中でも、「興味の対象が見つからない子供には、ゲームをさせればいい」と語っています。

興味の対象が見つけにくいのだったら、ゲームをやらせればいい。ゲームだったら熱中する子は多い。

中略

現代のゲームを攻略するためには、自分で色々工夫する必要がある。親が思っているより、はるかにクリエイティブな作業と言える。
『日経サイエンス(2016年10月号)』に「ビデオゲームで認知力アップ」という記事が掲載された。これはテレビゲームが知的能力を長期的に向上させる効果があると発表した論文である。

引用:『AI時代の子育て戦略』111〜112ページより

この日経サイエンスの記事よると、日頃からアクションゲームをする人は、注意力や迅速な情報処理、課題の切り替えの柔軟性といった様々な認知機能向上がテストによって実証されたといいます。

アクションゲームをする人の反応時間を調べたテストでは、ゲームのプレイと後を比較すると10%以上成績がアップしたという結果が出ています。

本の中で成毛氏は、腹腔鏡手術を手がける外科医がゲーマーだった場合、手術の手際が良いという研究結果が報告されていることや、その他のジャンルのゲームにおいても認知面の向上に寄与するデータが実証されていることについて触れています。

結論:ゲームにハマっても問題無し!! 遊び過ぎても他のことを頑張りましょう

今回は『ゲーマの後悔』という言葉から、ゲームによるフロー体験のメリットについて紹介しました。
視力が低下しやすいといったマイナスな面もあるかもしれませんが、ゲームに没頭する体験は人生に多くのメリットを与えてくれます

個人差はありますが、ゲームは週20時間(1日平均2〜3時間)くらいはハマって全く問題無いと思います。
ゲームのもたらす恩恵を受けるだけでもいいですし、仮にゲームしすぎた場合も後悔などせずその心地よい高揚感のまま仕事や勉強を頑張ればよいでしょう。

ぼくも、フォートナイトにハマっているので、今後は一層ゲームの情報を発信して記事の更新頻度を上げていくことに決めました。

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