Googleスプレッドシートで使う4つの演算子

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演算子とは、足し算や掛け算などの計算で使われる記号や、値を比較したりセルを参照したりするときに使う記号のことです。

Googleスプレッドシートでは、この演算子をよく利用します。
今回は、スプレッドシートを利用するうえで理解しておくべき、演算子とその種類について説明していきたいと思います。

4つの演算子とは「算術演算子」「文字列演算子」「比較演算子」「参照演算子」です。


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演算子とは!?

『演算子』とは、「+」なら加算、「-」なら減算といったように、演算が割り当てられた記号のことを指します。
iOSアプリのWISDOM2によると、演算(演算子)とは以下のように解説されています。

線形空間や関数空間の要素(例えば関数)を別の要素に対応させる計算記号。例えば、微分記号は関数にその導関数を対応させる演算子である。
【親項目】演算
引用:WISDOM2【演算子】より

出所:WISDOM2(iOSアプリ)
『演算子』より

4種類の演算子

演算子には、

  1. 四則演算のための算術演算子
  2. 文字列を結合するための文字列演算子
  3. 値の比較などに利用される比較演算子
  4. セルを指定するための参照演算子

の4種類があります。
以下の表を参照に、それぞれ演算子にどの様な種類があるのかを覚えておくとよいでしょう。

算術演算子

演算子 意味 使用例 使用例の結果
(A1に「10」、A2に「2」を入力した場合の例)
+ 加算 =A1+A2 12(=10+2)
減算 =A1-A2 8(=10-2)
* 乗算 =A1*A2 20(=10*2)
/ 除算 =A1/A2 5(=10/2)
^ べき乗 =A1^A2 100(=10^2)
% パーセント =A1*A2% 0.2(=10*2%)

文字列演算子

演算子 意味 使用例 使用例の結果
A1に「あいう」、A2に「えお」を入力した場合の例
& 文字列の結合 =A1&A2 あいうえお(=”あいう”&”えお”)
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比較演算子

演算子 意味 使用例 使用例の結果
= 等しい A1=A2 FALSE
<> 等しくない A1<>A2 TRUE
> より大きい A1>A2 TRUE
< より小さい A1<A2 FALSE
>= 以上 A1>=A2 TRUE
<= 以下 A1<=A2 FALSE

参照演算子

演算子 意味 使用例 使用例の結果
:(コロン) セルの範囲 A1:A5 A1~A5
,(カンマ) 複数のセル A2:A5,B2:B5 A2~A5,とB2~B5
(半角スペース) セルの共通部分 B2:B6 A4:C5 B4~B5
(B2~B6とA4~C5の共通する部分)

Sourcenote

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