Googleスプレッドシートで、セルを強調する時の背景色の使い方について紹介します。
ポイントは3つ。
- 集計箇所、読んでほしいセルのみ強調する
- 背景色はなるべく薄い色を使う
- 3色以上の背景色を使わない
背景色を設定する時も、一定のルールを設けることで見やすい表をつくることができます。
表を作ったけど、何となく見た目に納得がいかない…、という場合は試してみましょう。
背景色のルールは3つ「絞る」「薄くする」「3色以下にする」
スプレッドシートでセルを強調した時は、背景色を使うのが一般的です。
うまく使えば見栄えのよく、見やすい資料を作ることができます。
しかし、ルールを設けず無闇矢鱈と強調するのは禁物です!!
スプレッドシートでセルに背景色を付ける場合、これから紹介する3つのルールを守るようにしましょう。
【ルール1】強調するセルを絞る
積算表の集計箇所や、見出しや結論といった強調セル。
たくさんある場合でも、ある程度絞って背景色を設定するようにしましょう。
背景色を付けすぎると、見る側がどこに目を向けて良いのか分からなくなります。
「背景色は何箇所まで〜」といった明確な基準はありませんが、結論や見出しなどを強調しておくのがベターです。
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。
強調するセルを複数箇所設定した時の比較。左→見出しと合計だけを強調(推奨)、中央→複数箇所を強調、右→背景色なし。
【ルール2】背景色は薄くする
背景色を付ける時は、なるべく薄い色を使うのがポイントです。
色を選ぶ時は、カラーパレットにある一番上の薄い色を使うようにしましょう。
背景色をどの色にするか悩んだら、一般的な色(薄いピンク、薄いブルー、薄いグレー)を付けておくと無難です。
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。
強調するセルを、薄く設定した時、濃く設定した時の比較。左→薄いピンクで設定(推奨)、中央→濃ゆいピンクで設定、右→背景色なし。
【ルール3】色は3色以下にする
スプレッドシートで背景色を設定する場合、色はなるべく2色以下に抑えましょう。
(表の項目が多い場合でも、使う色は最大3色まで)
背景色に使う色を増やしてしまうと、途端に見づらい表になってしまいます。
ホームページやブログであればサイトに使っているテーマカラー、企業の場合はコーポレートカラーを使って強調するのもおすすめです。
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。
背景色を2色と3色で設定した比較。左→背景色を2色で設定、中央→背景色を3色で設定、右→背景色なし
スプレッドシートで背景色を設定する方法
PHOTO: iStock by Getty Images
Googleスプレッドシートでは、画面上部にあるメニューバーから背景色を設定することができます。
- 背景色を設定したセルを選択
- メニューから「塗りつぶしの色」をクリック
- 設定したい色をクリック
以上の操作で、セルに背景色を付けることができます。
一度設定した背景色を削除したい場合は、「Commandキー+Z(WindowsはControl+Z)」で戻るか、カラーパレットの「リセット」を使います。
Googleスプレッドシートのスクリーンショット。
メニューバーの「塗りつぶしの色」から、背景色を設定することができます。