FacebookやTwitterなどのSNSには、データ通信量を制限する(減らす)ための設定が用意されています。
思わぬところで、モバイルデータ通信をしないよう設定を見直しておくと良いでしょう。
知らないところでデータを使いすぎていませんか!?
毎月月末頃になると「通信容量が足りない…」
そんな経験がスマホをヘビーに使いこなす人であれば、誰でも一度はあるのではないでしょうか?
「ミュージックプレイヤー」「毎日のニュース」「情報収集や調べ物」などなど、スマホを使えばなんでも出来るのは大変便利ですが、そこで問題になるのが月々のデータ通信量です。
なかでも、スマホの通信容量をあっという間に使ってしまうのが…
そう!動画です。
特に最近はSNSなどでも自動再生されるようになりますます通信料を圧迫するようになりました。
意図的な動画の視聴はある程度意識できますが、SNSでの自動再生は思わぬところでデータ通信が発生しているケースが少なくありません。
「なんか最近データ通信量が増えたなぁ」とお悩みの場合は、動画再生の設定を一度確認してみてはいかがでしょうか?
最近のSNSにみる動画事情
はじめに少しだけ、最近の各ソーシャルネットワークサービス(SNS)の自動動画再生について理解しておきましょう。
FacebookなどのSNSがはじまった時、その目的は主にメッセージ交換や近況の報告でした。
TwitterやInstagramなどのサービスも多少機能は違いますが、目的はほとんど変わりません。
Twitterは140文字という制限の中で気軽につぶやけるのが楽しいし、Instagramはかっこいい画像と使って近況をアップできることがウケて世界中で利用されるようになりました。
Facebookの歴史を簡単に振り返ってみましょう
2004年…マーク・ザッカーバーグ(現CEO)がハーバード大学の学生限定でFacebookをスタート。
2006年…一般向けにFacebookが開放
2008年…日本語版が公開
2012年…ユーザーが10億人を突破、NASDAQで上場
とFacebookを代表するようにSNSを利用するユーザーは、世界中で爆発的に増えサービスの種類や機能もどんどんグレードアップしていきました。
最近は、Facebook内でニュースがそのまま読めたり、Instagramで一定期間で消える動画がアップできるようになったりと、機能向上の流れは今後も続くことが予想されます。
その機能向上の流れの中で、ほとんどのSNSは動画アップロードに対応しています。
さらに最近では、再生ボタンをおさなくても動画が自動再生されるようになりました。
これが原因となってユーザーが意図しないところで、大量のデータ通信を行ってしまっているのです。
この問題は、各SNSの設定を変更することが改善します。
自分のスマホがどのような設定になっているか、確認しておくとよいでしょう。
各ソーシャルネットワークサービスの設定確認方法
Facebookの設定方法
FacebookにはWi-Fiに接続していない環境下では、動画の自動再生をオフにする機能があります。
iPhoneでの設定変更
Facebookアプリを起動します
↓
画面右下のハンバーガーメニュー(3本線アイコン)
↓
設定
↓
アカウント設定
↓
動画と写真
↓
自動再生
↓
Wi-Fi接続時のみ
で設定を変更することができます。
Androidでの設定変更
Facebookアプリを起動します
↓
画面右上のハンバーガーメニュー(3本線アイコン)
↓
アプリ設定
↓
動画を自動再生
↓
Wi-Fiのみ
Twitterの設定方法
アプリ起動します
↓
アカウントの歯車アイコン
↓
設定
↓
データ
↓
動画の自動再生
↓
Wi-Fiのみ
で設定変更完了です。
Instagramの設定方法
アプリ起動します
↓
画面右下の人型アイコン
↓
画面右上にある歯車アイコン
↓
携帯ネットワークデータの使用
↓
データを軽減をオン(ミドリでON)
インスタグラムの場合、
1)モバイルネットワークでの写真の読み込みを制限
2)STORYの動画を自動で読み込まない
ような設定が適用されます。
Snapchatの設定方法
Snapchatの場合は、トラベルモードという機能を利用します。
トラベルモードをオンにしておくと、モバイルデータの自動読み込み制限することができます。
トップ画面の上部にあるゴーストアイコンをタップ
↓
設定(歯車アイコン)
↓
環境設定
↓
トラベルモードをオン(ミドリでON)
その他ニュースアプリなどの設定
日本でよく利用されるニュースアプリにも、動画の自動再生をおこなうものがあります。
SNSアプリだけでなく、ニュースアプリや動画視聴アプリの設定も欠かさずチェックしておきましょう。
番外編:LINEニュース
トップ画面の右上のハンバーガーメニュー
↓
動画
↓
自動再生
↓
「Wi-Fi以外ではオフ」または「常にオフ」
人気のニュースアプリ、LINEニュースには動画ダイジェストという機能があります。
これはトップ画面で主要ニュースのダイジェストが動画で再生される機能です。
便利な機能ですがデータ通信が発生するので、Wi-Fi接続時のみに設定しておくことをおすすめします。
番外編:Netflix
トップ画面左上のハンバーガーメニュー
↓
アプリ設定
↓
ダウンロードのWi-Fiのみをオン(アオでON)
↓
モバイルデータ使用量
「自動設定」または「オフ(Wi-Fi接続時のみ視聴)」
最近定額の動画視聴サービスが注目されており、利用している人も多いと思います。
映画は、最も注意が必要なコンテンツです。
Netflixやプライムビデオには、オフラインも動画を視聴できるダウンロード機能があります。
誤ってモバイルデータ通信中に映画をダウンロードしないよう、設定は見直しておくとよいでしょう。
作品にもよりますが、映画をモバイル通信でダウンロードすると数Gバイト一気に無くなります…。
“SNS+動画=モバイル通信料UP”という公式を覚えておこう
SNSやニュースアプリの自動設定をOFFにする
動画のダウンロードは必ずWi-Fi環境を利用する
以上のようにSNSや動画視聴アプリの使い方を変えることで、モバイルデータ通信量はかなりコントロールすることができます。
実はこの記事WSJで「スマホのデータ通信、使い過ぎ防ぐSNS設定」というニュースを読み、それを日本向けに情報を直してご紹介させていただきました。
↑のなかで書かれていたのですが、
ソーシャルメディアを使う時間が増える + 動画を観る機会が増える = 大量のモバイルデータを消費する
とシンプルな公式があることを意識し、モバイル通信料を適切に管理していきたいものですね。
気になる方は、ぜひWSJもチェックしてみてください。
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