Evernote 新しい料金プランと改定内容の比較【2016年6月29日実施】

6月29日にEvernote有料プランの価格改定が発表されました。
改悪との声も非常に多い今回のアップデートですが、Evernoteが非常に便利なサービスであることには変わりありません。

そんなEvernote贔屓の筆者による、Evernote新料金プランの比較とまとめです。
今後もサービスを利用し続ける方や、これからEvernoteの有料プラン登録を検討の人の参考になれば幸いです。

Evernoteの3つのプランとその特徴

Evernoteには1つの無料プランと、2つの有料プランがあります。
(企業などが契約するEvernoteビジネスについては今回は除きます)

まずはその違いと特徴を理解しましょう。
※【】内の価格はすべて新しくなった料金プランです。

Evernoteベーシック【無料】
Evernoteベーシックは、はじめて利用する人向けの無料プランです。
これまでは同期できる端末に制限はありませんでしたが、今回のアップデートにより2台までに変更されました。
例えばiPhone、iPad、Android携帯でEvernoteを同期していた場合、今後いづれかの端末では無料のままだと同期できなくなります。
これまで有料プラン限定だったパスコードロックは、ベーシック版でも利用可能となりました。

Evernoteプラス【月額360円/年額3100円】
より多くのデータを保存したい場合や、2台以上の端末でEvernoteを利用したいユーザー向けのプランです。
同期できる端末の制限が解除され、アップロードできるデータの量も1GB/月に増えます。
またオフラインでノートを閲覧したりするなど、ベーシックにはない便利な機能が利用できるようになります。

Evernoteプレミアム【月額600円/年額5200円】
すべての機能を利用し、仕事とプライベート問わずEvernoteを活用したい人は間違いなくプレミアムプランがおすすめです。
月間でアップロードできるデータの量は10GBと余裕があり、検索機能なども大幅に強化されます。
名刺をスキャンすると自動でデジタルデータ化したり、ノートをワンクリックでプレゼン資料にできるなど様々なシーンでEvernoteが活躍します。

年間契約がちょっとだけお得

料金については↑で紹介しているとおりですが、Evernoteの有料プランには月額課金と年額課金の2タイプがあります。
年額課金の方がちょっとだけお得なので、長く利用する場合は年間契約しておくと良いでしょう。
また、今回の価格改定でどれくらいの料金が値上げになったか?も以下に記載しておきます。

Evernoteプラスの価格比較
月額:240円→360円
年額:2000円→3100円

Evernoteプレミアムの価格比較
月額:450円→600円
年額:4000円→5200円

※補足 Evernoteベーシックの変更点
同期できる端末の台数制限”なし”→”2台まで”

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価格改定と端末制限の適用時期は!?

Calender Planner Organization Management Remind Concept

価格改定の適用時期

新規でEvernoteの有料プランを利用する場合は新しい料金プランが適用されます。
既存ユーザーの適用期間は2016年8月15日からとなっており、それ以降の更新からは新価格が適用となります。

端末制限の適用時期

無料のベーシックプランの端末制限(2台まで)は、随時適用されていくようです。
すでに3台以上の端末を利用しているユーザーへは、詳細についてメールでお知らせがあるそうです。
ちなみにWeb版の利用は端末数としてカウントされません。

例:
iPhone、iPad、Mac(アプリ版) → ×
iPhone、iPad、Mac(Web版) → ◯

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まとめ/比較一覧表

最後にEvernoteの最新版(2016年7月時点)の機能比較の一覧表です。
プランを選ぶ際の参考にしてみてください。

  Evernoteベーシック Evernoteプラス Evernoteプレミアム
価格 無料 月額:360円
年額:3100円
(28%お得)
月額:600円
年額:5200円
(28%お得)
月間アップデート容量 60MBまで 1GBまで 10GBまで
同期できる端末の数 2台まで
Web版は含まず
複数の端末で同期 複数の端末で同期
主な機能 ・Web ページや画像を保存
・画像内テキスト検索
・ノートを共有&チャット
・モバイル版アプリにロックを追加
ベーシックのすべての機能
・ノートをオフラインで使用
・メールを Evernote に転送
・サポートのメール対応
・プラスのすべての機能
・サポートの優先対応
・PDF 内の文字を検索
・Office 文書の中を検索
・PDF に注釈を挿入
・名刺をスキャンしてデジタル化
・ノートをプレゼンテーションに即変換
・ノートの履歴を閲覧
・関連するノートや記事を閲覧

Evernoteプラン改定については、公式サイトにも詳細があります。
プランごとのより詳しい説明もあるので、興味がある方はそちらもご覧ください。
参照:Evernote の価格プランの改定について

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