Photo:Vigfús Þór Rafnsson
TV放送が始まってから今まで、CMといえば番組の間に15秒程度で流れるスタイルが一般的でした。
日本でテレビ放送がはじまったのは1953年ですから、約半世紀以上CMはこの第1世代型のCMが続いてきたことになります。
しかし最近。
30秒〜1分以上の長い時間視聴者を惹きつけるタイプの、非常にクオリティの高いCMが作られるようになってきています。
インターネットとSNSの普及によって、これらの高いクオリティのCMはどんどん拡散されて多くの人たちに見られるようになっています。
いわばCMなどの動画広告は、現在第2世代に突入しつつあり今後このような動きはどんどん活性化していくことが考えられます。
今回ご紹介する長編CMは、どれも大変素晴らしく人に教えたくなるものばかりです。
気に入ったCMがあれば、ぜひ友達とシェアしてみてください。
カロリーメイト CM|「見せてやれ、底力。」篇 120秒
提供企業:大塚商会
公開日:2015/10/22
新CMは、平祐奈さん演じる受験直前の女子高生が、受験までの1年間の奮闘ぶりや様々な学生生活での出来事を振り返るストーリー。カロリーメイトから、受験生へ贈る応援メッセージです。
総勢34名もの美大生たちが、総制作時間のべ2,623時間以上かけて制作した総数6,328枚にも及ぶ黒板アートのアニメーションで表現。友だちとの時間や勉強、家族とのやりとりなど、リアルな高校生の日常生活を描いています。
受験時にカロリーメイトを食べながら受験に挑んだという経験もある平祐奈さんの等身大の女子高生の演技と、その繊細な表情や様々な想いを表現した黒板アートにご注目ください。
YouTubeより引用
メーク女子高生のヒミツ(The Secret of High School Girls)
提供企業:資生堂
公開日:2015/10/15
謎めく女子高の教室。この教室には、ある秘密が隠されている…?
YouTubeより引用
ちょっと、金沢まで。(幻影車窓・30秒・春バージョン)北陸新幹線開業プロモーションCM
提供企業:JR東日本
公開:2014/10/13
新幹線の窓灯りが金沢のまちを走り抜けていく…。
「ちょっと、金沢まで。」のキャッチフレーズで表現される金沢への期待感をテーマに、景観・工芸・芸能・食といった金沢の魅力を表現しながら2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業をPRするプロモーションCMです。
YouTubeより引用
テレビにCMを出さなくてもよい時代に
いかがでしたでしょうか?
CMであって、CMでない。
広告であって、広告でない。
メディアや広告のカタチは時代とともに、どんどん変化しています。
今後はテレビにCMを出さなくても、良いCM・良い広告コンテンツはどんどんインターネットやSNSを使って拡散される時代になるでしょう。
コメントを残す コメントをキャンセル