以下は,たまたま読んでいた『マンガ ビジネスモデル全史 新世紀篇』の冒頭からの引用である.これには注釈も添えられているのだが,バイトの理解に役立つのでメモとしてまとめておこうと思う.
インターネットもバブル崩壊を横目に普及を続け,いまや世界人口のん50%,35億人に拡がっています.そこで流れる情報量は,年間1ゼタバイト(2016年).利用者1人当たり300ギガバイトに達します.
『マンガ ビジネスモデル全史 新世紀篇』より引用
キロバイト,ゼタバイト,と聞いてすぐにゼロが何個つくのかを答えられる人は,どれくらいいるのだろうか??.世界人口の半分以上がインターネットを利用しているが,即答できるのは利用者の1割にも満たないだろう.
まず,単位の変化としては,
- キロ(K)
- メガ(M)
- ギガ(G)
- テラ(T)
- ペタ(P)
- エクサ(E)
- ゼタ(Z)
の順で大きくなっていく.キロ > メガ > テラくらいまでは,パソコンを使っていればすらすらと出てくるが,ペタ以上は曖昧になってくる人も多いだろう.自分もすぐに出てこない時が多く,ググらないと不安になってしまうレベルでしが記憶できていない.
そして,単位が変わるごとに,1から1,000倍になっていく.1の1,000倍がキロバイト,キロの1,000倍がメガバイト,メガの1,000倍がギガバイト…,といった具合だ.1,000倍づつ増えていくので,数字を書くときに入れる「,(半角カンマ)」がなぜ3桁ごとに付けるのかが,これで理解できると思う.
まとめると,このようになる.
- キロ(K)> 1,000バイト=1キロバイト
- メガ(M)> 1,000,000=1メガバイト
- ギガ(G)>1,000,000,000=1ギガバイト(10億バイト)
- テラ(T)>1,000,000,000,000=1テラバイト(1兆バイト)
- ペタ(P)>1,000,000,000,000,000=1ペタバイト(1,000兆バイト)
- エクサ(E)>1,000,000,000,000,000,000=1エクサバイト
- ゼタ(Z)>1,000,000,000,000,000,000,000=1ゼタバイト
日常ではあまり使うことのない知識ではあるが,スマホやパソコンの記憶容量の理解などには役に立つので,興味のある人は覚えておくとよいだろう.生きているうちに,1ペタバイトの記憶容量を持つMacBookとかも登場するかもしれない.
〈了〉